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3・11福島郡山-原発いらない!福島県民大集会

「3・11」1周年の今日、どう行動するか様々な想いをもった方も多いと思います。私はNAZEN東京西部(すべての原発いますぐなくそう!全国会議・東京西部)の仲間とともに、福島県郡山市で開催された原発反対集会&デモに参加しました。「追悼」「鎮魂」「復興」で日本中を染めあげて、地方切り捨て政治と原発推進政策がもたらしたこの被災の責任を曖昧にしようとする政府・資本の目論見を、1万6千人の集会参加者の熱気で確実に噴き飛ばすことができました。福島県民6人の発言は、彼ら彼女らの怒り、苦しみ、恨み、憎しみ、そして哀しみがいかに底深いものであるか、1年を経てそのことをあらためて厳しく突き出すものでした。「人の命も守れないのに、電力だとか経済だとか言っている場合ではないはず」という高校生の発言。「『がんばろう日本』ではなく『変えよう日本』へ」という農民の発言。原発が社会にもたらしたもの、人間にもたらしたものの本質を鋭くえぐり出す発言でした。ここには“革命”によってしか打開できない現状が突き出されています。会場には労働組合の旗が林立し、反原発闘争は労働組合運動の再生と一体となってこそ前進するという確信を深めました。東京に持って帰るべきたくさんのことを胸に刻むことができた1日でした。(北島)写真:開成山球場を埋め尽くした大結集。

 
 

救援本部ニュース254  2012.3.14   http://www.geocities.jp/shinsaikyuenhonbu/honbu256.pdf
 
311 福島から世界に
1万6千人が、原発廃絶!再稼働阻止
原発再稼働と一体の「慰霊」、新自由主義による「復興」なんて許さない!
 
 「原発はいらない!」。福島県内をはじめ全国から郡山市開成山野球場に集まった1万6千人の人々が全国・全世界に向けて「怒りと闘い」の宣言を発しました。
 東日本大震災と福島第一原発事故1周年の3月11日、野田政権は慰霊式典に天皇まで動員。いっそう深刻化する被災地の惨状を放置したまま、原発再稼働と一体の「慰霊」、新自由主義による「復興」にねじ曲げようとしていました。(なんと野田首相は同日、「再稼働の先頭に立つ」とする記者会見まで行いました。)
 しかしフクシマの怒りが、それをふっ飛ばしたのです。福島から全国に向け「政府と東京電力は責任をとれ!」「原発廃絶!」「再稼働させるな!」の声がとどろきました。
 「原発いらない!3・11福島県民大集会」は、主催者発表で1万6千人。参加者の実感としてはそれをもはるかに上回る2万人以上の大結集となりました。
  会場である郡山市開成山野球場のいたるところに、労働組合の赤旗が林立しています。多くの青年と年輩の方たち、労働者・農民・漁民・学生で内野席は完全に埋まりました。さらに階段に座り込む人や、後方で立ち見する人であふれ、外野席も開放されました。
 加藤登紀子さんのオープニングコンサートに続き、午後2時から集会が始まりました。
 開会の言葉などに続き、作家の大江健三郎さんが連帯のあいさつ。「原発をすべて廃止すれば子どもたちが、そのまた子どもたちが原発事故で放射能の害をこうむることは絶対にない」と原発全廃を呼びかけました。
  福島からは母親・農民・漁民・高校生など6人が県民の訴えを行い、「人間と原発とは共存できない」「『頑張ろう日本』でなく『変えよう日本』。今日をその転換点にしましょう」と次つぎに発言。警戒区域にある富岡高校から郡山市にあるあさか開成高校に転校した高校生は「人の命も守れないのに、電力とか経済とか言っている場合ではないはずです」と訴えました。福島現地からの発言の一つひとつは魂の叫びとして、参加者全員の心に新たな火をつけ、燃え上がらせたのです。
 地震が発生した2時46分に、参加者全員で黙祷。
 「『原発はいらない!』私たちは今、全国民に向け、高らかに宣言します」との集会宣言が発せられ、全体が二手に分かれて郡山市内のデモ行進に出発。国労郡山工場支部、福島県教組をはじめ福島県内各地の労働組合の旗、動労千葉など全国から結集した各労組・団体の旗やのぼりが途絶えることなく進みました。三里塚反対同盟の旗、そして「全国農民会議」ののぼりを掲げた農民の隊列。NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)も横断幕を掲げ、のぼりを林立させ「原発なくせ!」「再稼働やめろ!」のコールを響かせます。
  途中、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの椎名千恵子さんがNAZEN(http://nazen.info/index.php)
の隊列の先頭で訴えました。椎名さんは「女たちの力で今日の集会名称に『原発いらない』を入れて本当に良かった。日々闘って勝ち取っていかなければ『原発いらない』は続いていかない。どうぞ皆さん、つながって世界を変えていきましょう」と発言。デモ終了地点の郡山市役所前で行われた総括集会では、同ネットワークの佐藤幸子さんがマイクを握り、「福島から発信した声が日本中を変えます。みんながつながれば大きなことができます」と呼びかけました。
 3・11福島県民大集会の勝利は政府と東電、御用学者などによる福島の分断と怒りの圧殺を完全にはね返しました。福島の人たちの根底からの怒りが解き放たれました。全国から参加した労働者・民衆がその怒りと一層強くつながり、労働組合の隊列がその中心に座りました。この日はまた、日本全国で、さらに世界各地で、福島現地での決起に続く反原発の行動が闘われました。
 いまだ稼働中の原発はあと2基のみ。3・11の闘いの勢いをいささかも弱めることなく、野田首相や枝野経産相らの再稼働の策動を完全にぶっ飛ばそう。フクシマの怒りと固く結び、すべての原発の廃絶へ、全国の職場・地域で闘いぬきましょう。
 
 
 
全国・全世界で大高揚!
 
 郡山の闘いを先頭に、東京では1万人が国会を包囲する「人間の鎖」、夜には、4万人の大集会。北海道・札幌から鹿児島まで様々な地域で、60年安保、70年安保・沖縄闘争時を超える参加者がありました。野田政権の「再稼働策動」を許さない」、「命より金の社会はもう嫌だ」の根底的な怒りの声がわき上がっています。とりわけ原発立地地域での反原発行動の爆発は決定的です。青森で、新潟で、敦賀で、愛媛伊方で、福岡、佐賀で、鹿児島で怒りの声が爆発。被爆地・広島、長崎でも数千のデモが行われた。各地で労働組合の旗が翻った。
 世界でも、原発大国・フランスでは「過去最大」規模6万が「人間の鎖」を実施。ドイツでは、原子力関連施設周辺で「いますぐ廃炉へ」の2万人デモ。イギリスでは原増設反対の24時間デモ。台湾で1万人結集。韓国でも原発新設計画地での闘い。
 3・11は「怒りの日」、「闘いの日」となった。「すべての原発いますぐ止めよう!」「原発いらない!」の声をさらに大きくあ「原発なくして、社会を変えよう」の運動を大きく広げていこう。3・11はその出発点だ。
 7・16「原発いらない!10万人集会」に向かって突き進もう。写真:中・労組の赤旗が林立した。下2点・デモ全体を牽引した「怒」福島隊とNAZENデモ隊。
 
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