杉並に労働運動の拠点建設し、11・2全国労働者集会への大結集組織する(北島邦彦)

f2650_02_02b北島邦彦(東京西部ユニオン副委員長・都政を革新する会事務局長)は、杉並をはじめとした労働者・住民の皆さんに11・2全国労働者集会(日比谷野音)への結集を呼びかけます。

安倍を倒す集会として11・2労働者集会を大高揚させましょう! そのためには1万人の結集が必要です。来春杉並区議会議員選挙の勝利もこの闘いにかかっています。
第2次安倍改造内閣とは何か? 安倍政権は正真正銘の極右で凶暴ですが、きわめて脆弱(ぜいじゃく)で危機に満ちています。「アベノミクス」「新成長戦略」などと喧伝(けんでん)されてきた、世界大恐慌にのみ込まれた新自由主義の断末魔の悲鳴でしかない諸政策も、破綻した正体をさらけ出しています。来春の消費税10%化をめぐる動向は統一地方選挙ともあいまって、安倍政権の死命を制する結節環になることでしょう。
秋の闘いは文字どおり安倍を倒す(倒せる!)ことが問われる闘いです。階級的労働運動と労働者国際連帯の前進こそ核心的課題です。都知事選―杉並区議補選と追求してきた階級的労働運動の前進を、労働組合の拠点を具体的に建設し、さらに進めていきたいと考えます。杉並区議補選の過程で挑戦した闘い―鈴コン闘争を始めとする東京西部ユニオンの組織建設、郵政非正規青年労働者の組合結成、児童館全廃攻撃と闘う自治体労働者と切り結ぶ闘いなどなど。杉並から11・2集会への大結集を組織することをつうじて、闘う労働組合の拠点建設をやりぬいていきます。
集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定は、今秋にも打倒されるかもしれないという安倍政権の恐怖に起因する、超反動的な国家改造攻撃でもあります。しかしこの戦争攻撃は、国鉄決戦の爆発によってその核心において打ち破られました。
外注化阻止の動労千葉の闘い、被曝労働拒否の動労水戸の闘い。この画歴史的なストライキと職場闘争は、国労郡山工場支部の橋本光一さんを先頭にした9・11郡山総合車両センター包囲闘争として、国鉄決戦の飛躍的な前進をかちとっています。とりわけ9・11闘争は、国鉄決戦がすべての産別・労働者の闘いであることを明確にし、10万筆署名運動を始めとする国鉄決戦が11・2集会大結集の原動力であることを確信させてくれました。
戦争を阻止できる力は、戦争動員阻止・戦争協力拒否を貫く労働組合のストライキ闘争です。国鉄決戦の真骨頂である反合理化・運転保安闘争は、戦争阻止の闘いと一体です。杉並の職場・生産現場で、民営化と戦争絶対反対の労働運動をつくるべく、さらには杉並区議会議員選挙の勝利に向けて、11・2労働者集会の組織化へ、街頭・地域でも全力で闘います。

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