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三里塚・市東さん行政訴訟・農地法裁判を傍聴して

 6月25日 千葉地裁で行われた市東さんの行政訴訟・農地法裁判を傍聴しました。   

 今回の法廷は、元成田市農業委員会事務局長の山崎真一証人への尋問です。前回の現・NAA(成田空港会社)用地部長・戸井証人への尋問に続いて、二人目の証人尋問です。                                                      06年7月3日、NAAは成田市農業委員会に対して、市東さんの耕作地の賃貸契約解除のための申請書を提出しました。成田市農業委員会は、耕作地の誤認や空港用地外の転用許可・所有権取得日の虚位申請など種々の違法を指摘して受理すべきではないと訴えた市東さんからの意見を無視して、異例の速さで「転用相当」の結論を出し千葉県に進達しました。(06年7月24日午前中に農業委員会小委員会が市東さんから意見聴取、昼休みに議事録等書類を作りその日の午後、農業委員会総会で「転用相当」を決定した)山崎証人は事務局長として経過の全てを知る人物です。傍聴席を埋めた傍聴人と、弁護団の的確な追及と市東さん自らの尋問で、はじめは忘れた記憶にないなどといっていた山崎証人はしどろもどろになり「空港用地転用と言われたら(フリーパスで転用相当とする)そうするものと認識していた」とあけすけに成田市農業委員会の実態を語りました。                                      今回裁判の最後に多見谷裁判長は事務的に「次回、石指証人はテレビ会議(ビデオリンク方式)で行う」と発言。これに対して弁護団は傍聴席と一体となって、裁判長の閉廷宣言に対して退廷せず猛然と抗議。その場での決定を許さず闘い抜きました。         

 報告会では、市東さんから「あれが空港会社と成田市のやり方だということがはっきりした、石指証人のビデオリンクを許さず闘う」と決意が述べられました。弁護団からの報告の後、農業委員も経験した北総農民・小川さんから「成田市農業委員会の決定は、必要な吟味も検討もしていない、およそ農地を守るべき農業委員会にあるまじきもの」と指摘がありました。北原事務局長・萩原事務局次長からは7・8三里塚現地闘争への多くの結集が訴えられました。                                             

  7・8三里塚現地闘争に参加しよう!            (フロムアス事務局・I)

市東さんの農地裁判勝利!第3誘導路工事粉砕!

7・8三里塚現地闘争に大決起を                                                   三里塚芝山連合空港反対同盟

 闘う仲間のみなさん!
 三里塚芝山連合空港反対同盟は、7月8日、空港予定地内の農地で緊急闘争に決起します。反対同盟と心を一つにするみなさんの決起を強く訴えます。
 昨年8・6現闘本部破壊との攻防は、闘争の節目をなす闘いでした。反対同盟は東京高裁50名の不当逮捕をものともせず闘いましたが、これは新たな闘いの前哨戦です。市東さんの農地決戦が、闘争圧殺をうちやぶり本格的攻防に突入しました。
 なによりも、農地取り上げ阻止の裁判闘争が、5・28をもって緊迫した段階を迎えたことです。千葉地裁民事3部・多見谷裁判長は、この日をもって強引に証人尋問を開始しました。月1回の尋問期日を指定して年内に証人調べを終結させて反動判決に向かう動きが露骨です。国策裁判をなんとしてもうち破らなければなりません。
 他方、第3誘導路工事は昼夜兼行の突貫工事で取香2号線をトンネル化し、5・28裁判当日の不在をねらって開通させました。来年3・31供用開始を至上命令として、危険極まる橋梁工事を強行しています。5・28千葉市内デモは、これらの攻撃に対する渾身の反撃として打ちぬかれました。
 攻撃の本質は、「国策」「公共事業」の名による農業からの徹底収奪と農民殺しです。破綻した収用委員会の代替機関として、裁判所を使って農地を事実上、強制収用する!  作業場と農機具置き場など営農に関わるすべてを奪い取り、騒音地獄にたたき込んで移転を強要する!
――この人を人とも思わぬ暴挙をどうして許すことができるでしょうか。この農地取り上げは、一人の農家の問題ではありません。原発・被災地と基地強化の沖縄、命と暮らしを破壊するTPP(環太平洋経済連携協定)、首切りと非正規化、消費大増税など、その根はひとつです。
 3・11大震災と福島第一原発の爆発は、これまでの価値観を一変させ、大集会とデモがすべての原発を停止させました。追いつめられた野田政権はなりふりかまわず大飯原発の再稼働を決定し、橋下大阪市長の変節に助けられてこれを強行しようとしています。
 恐慌と長期不況のもとで戦争・改憲攻撃が強まる中、いまや一切が妥協の余地のない闘いを求めています。絶対反対・実力闘争を不動の大原則とする三里塚が、その真価を発揮するときがきました。
 福島・沖縄・三里塚を結び闘おう! 動労千葉との労農連帯、関西を始めとする住民運動、学生、市民の運動をさらに発展させよう!
 農地死守!長期不屈の連続決戦へ。7・8三里塚に大挙、結集してください。

2012年6月3日

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