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大飯原発再稼働攻撃とオーム真理教手配犯逮捕騒動

オーム真理教の犯罪と福島第1原発事故

 オーム真理教の特別手配犯の逮捕ともう一人の手配犯の報道でテレビが占領せれ、大飯原発再稼働関連のニュースはかき消されている。オーム騒動に隠れて、大飯原発再稼働を強行しようとする意図があまりにもあけすけである。                     オーム真理教が、弁護士家族の殺害から松本サリン事件、さらに東京都心地下鉄サリン事件を惹起させてきた時、われわれは、オーム真理教の本質を、「宗教の形をとったファシズム運動」と規定し、労働者階級の未来を切り開く闘いに敵対し、労働者階級の階級的団結を破壊・解体するブルジョア支配階級の特殊な形態をとった運動として、徹底弾劾・打倒の対象とした。 

  今改めて、地下鉄サリン事件や麻原彰光をはじめ死刑判決を受けたもの13人という組織犯罪を省みるとき、逆に、2011・3・11東日本大震災・津波と福島第1原発の爆発と放射能の大放出の現実に引き戻される。オームは司法によって裁かれて多くの死刑囚を出した。それをはるかに超える大災厄をもたらせた原発事故について誰も責任を追及されていない。誰も逮捕されていない。誰も監獄にぶち込まれていない。福1事故で一体何人の人が殺されたのか。 「原発事故で誰も死んでいない」などと平気で嘘をつくのは辞めろ。 原発事故を恨んで自死していった酪農家をはじめ原発事故で生活基盤を破壊され、故郷を追われ、家族をバラバラにされ、生きていく希望をなくし、自ら命をたった高齢者が多くいる。何よりも、津波災害の夜、海辺で「助けを求める声」や「人のうめき声」を聞きながら、「明日はきっと助けにくる」としていたことが、原発事故での緊急避難指示によって、海辺に近寄れす、救援の手をさしのべられず、じくちたる思いと、自責の念に苦しんでいる多くの人たちがいる。収束作業に当たる原発労働者が殺されているではないか。人たちを家から、土地から追い出し、帰ってこられない地域にしたのは財産権・生存権侵害の大犯罪でないのか。多くの動物を殺したり、放棄せざるを得ない事態を作り出したのは犯罪ではないのか。放射能を広範にまき散らし、放射能は持ち主がない「無主物」だから取り除く責任はないと開き直る東電やそれを認める裁判所は犯罪者であり、その加担者ではないのか。放射能情報を隠し続け、放射線量が高い方向に避難誘導し、多くの人々に多大な放射線量被爆させた政府-菅や枝野、海江田、野田、細野はそれだけで立派な「殺人・傷害(未遂)」犯だ。  

 いまなお16万の人々が家を追われている。長期の避難生活で精神的な不安定さを来したり、病を生じさせている。政府は、高濃度汚染地域への帰還を推進している。「棄民政策」そのものだ。故意に危険地帯に人を追いやる犯罪行為だ。なによりも、最優先して安全な地域へ避難させなくてなならない子どもたちが、高濃度汚染地域で暮らすことを強制されている。 この巨大な犯罪を繰り返している連中=東電や政府・官僚、御用学者、労働組合幹部たちが何の責任も問われずにのうのうと生きていられることに、心の底からの怒りが湧いてくる。責任もとらず、必要不可欠な賠償もせずに人々を死に追いやっている連中。本当に労働者階級の怒りの爆発と新らしい社会の建設の力でこんな連中を打倒していかなくてはならない。とことん責任をとらせなくてはならない。                                   

 今こそ労働組合が、再稼働阻止・すべての原発廃炉への闘いの先頭に起とう。原発推進の連合幹部らを打倒して、労働者の団結の力で原発のない社会をつくろう。 労働者が団結して起ち上がれば実現できる。労働者と労働組合にはその力がある。

写真:上・「原発さえなければ」の自殺した酪農家の牛舎の黒板に記された遺書。下・被爆労働反対のストライキに決起した動労水戸(10/13)            

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