杉並区議補選決起集会と北島邦彦事務所開きーいよいよ本番です！

2014.06.13北島邦彦の紹介と主張（「未来ＢＯＸ」）

６月２９日の杉並区長選・区議補欠選挙を前に、北島邦彦必勝へ、６月１１日に総決起集会、翌１２日には事務所開きが行われました。

１２日の決起集会は、ユニオンの仲間、学生などが詰めかけ、阿佐ヶ谷の杉並産業商工会館ホールは満杯に。ちなみに１階会議室は田中良区長の決起集会。まさに田中区政との真っ向対決の構図となりました。

冒頭、選対本部より、「安倍首相が集団自衛権行使に踏み切る閣議決定をねらう国会会期末が６月２２日。この日が杉並区長選・区議補選の告示日。改憲・戦争の安倍を倒す闘いとして選挙戦をたたかおう」と訴えました。

今年の東京都知事選をたたかった鈴木たつおさんが応援演説。「安倍首相は『国民を守る』と言うが、それどころか、人民をずっと殺してきたのが安倍であり、資本家のための政府・国家ではないか！」と言い切り、「都知事選を引き継ぎ、１００万人の戦争反対の声と結合し、安倍政治を断ち切るのが今回の杉並選挙」と杉並区議補選の意義を訴えました。
そして、「ビキニ被ばくに対する原水禁運動発祥地である杉並には、人民の怒りの生きた記憶、歴史的経験がある。そこに鋭く迫り、掘り起こし、結びつこう」と力を込めました。

東京西部ユニオンの吉本委員長は、「安倍や田中区政を倒す力は職場にある。職場で仲間と団結して闘おう。この杉並で闘う労働組合と本物の労働者党をつくる選挙としてたたかおう」と熱烈に呼びかけました。

これらを受け、いよいよ北島邦彦が登壇。「田中区政は、児童館全廃で、正規２５０人・非正規２５０人の労働者のクビを切ろうとしています。既成の政党などは『前の山田区長よりマシ』と言っているが、実際にはより以上に外注化と非正規化を進めています。まさに田中区政は改憲と民営化・非正規化を進める安倍政権の先兵そのもの。それが見えないのは、議会内の政党が総屈服しているから。この安倍政権と田中区政を串刺しにして倒す！みんなで闘い、議席を奪還しよう！」と宣言しました。
そして、「その力は杉並に闘う労働組合の拠点をつくること。安倍政権の政治がもたらす生活破壊・雇用破壊のなかで、『生きさせろ』の大反撃の結集軸になるのが闘う労働組合。５月３１日の動労水戸の『被ばく労働反対・常磐線竜田延伸阻止』ストライキへの住民の圧倒的支持と共感は、それが可能だと示した」「『私を勝たせてくれ』と言う候補者がたくさんいるが、そうじゃない。みんなで闘い、勝利しよう！」と訴え、会場は最高潮に。

会場からも、ＮＡＺＥＮ事務局長の区民・織田陽介さんや青年労働者が、「外注化や民営化反対で職場で労働組合に組織して闘えば、田中区政も安倍政権も倒せる」と決意と展望が次々語られました。学生は、都知事選を引き継いで街頭に北島旋風をまきおこすと宣言しました。最後は「団結ガンバロー」で必勝態勢を築きました。

そして翌日１２日は、いよいよ北島邦彦事務所開きです。都政を革新する会の長年の支持者の方、最近知り合った青年労働者や保育労働者などが駆けつけてくださり、思いが一つになりました。
司会は東京西部ユニオンの青年労働者と鈴コン分会の仲間がつとめました。
この日は、福島からはるばる椎名千恵子さんが駆けつけ、「職場から社会が見えるように、福島から今の社会が見通せる。福島と杉並をつなごう」と挨拶してくださいました。
無実の政治犯、獄中３７年の星野文昭さんの連れ合いである暁子さんからも、心のこもった訴えをいただきました。
さらに、自営業の男性が「自分はずっとノンポリだったが、3.11から黙っていられなくなった。北島さんたちとは愛が通じた。頑張ってほしい！」と述べるなど、区民の方から続々とエールがありました。
最後に、都政を革新する会代表で元都議会議員の長谷川英憲が、多くの激励に謝辞を述べ、ともにこの選挙戦をかちぬこうと訴えました。
この事務所開き前には荻窪駅北口前で街頭宣伝を行い、多くの解雇撤回署名が集まり、労働相談も。そして声援をいくつもいただきました。