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6・10国鉄集会へ!動労千葉・田中委員長の訴え

6・10集会第二回実行委員会          

田中康宏委員長(国鉄千葉動力車労働組合)

“新自由主義への怒りを組織しよう!”          6・10集会への2000名結集を熱烈訴える。

【1】はじめに 

僕は、この間のいくつか起きていることに腹が立ってしょうがない。もっと根本的に怒らなければならない。
一つ目は、関越自動車道のバス事故です。僕は、防護壁に突き刺さったあの光景を見て尼崎事故そのものだと思った。あれは国土交通省による殺人事件です。規制緩和したらああなると誰でも分かっていたこと。でも誰も止められなかった。政府の規制緩和小委員会の答申では、「事前規制型の行政をやめて事後チェック型に全部転換する」と。事故が起きたら人間が死ぬんですよ。事前規制をやめて事後チェックで済むんですか。安全を市場原理に委ねていいんですか。そうやって、脱法・違法行為の高速ツアーバスなる状態が生まれた。バスが走っているのに道路運送法が適用されない。これが新自由主義が生み出した闇そのものなんです。それでべらぼうに儲けているやつらがいる。
 二つ目に腹が立ったのが、「航空安全問題の100項目の規制緩和」。政府だとか資本家だとかはこういう連中なんだ。パイロットが見習いから副操縦士になる時に、空を飛ばなくていい。こんなことが許されていいのか。資本家ども、政府の連中は僕らが思うほど人のいいやつらじゃない。新自由主義は具体的に社会の隅々まで貫徹されている、一つ一つが許せない中身で貫徹されている。
 三つ目は、労働組合がそれを許しているんです。これが一番悔しい。労働組合が闘う姿勢を持っていたら、こんなことは絶対に貫徹ができなかった。
 四つ目は、尼崎事故の責任者であるJR西日本元社長の山崎が無罪になり、7月1日から「鉄道安全研究所」の技術顧問になる。東電の開き直っている幹部と同じなんです。新自由主義なんて全部ウソで成り立っているんです。こういうことに対する怒りを組織しなければならない。
 五つ目は、生活保護の問題です。あんなのはハッキリ言って大陰謀です。本当は階級的激突になってなきゃいけない。問題なのは生活保護なんですか。過去最多の210万人が生活保護を受けなければならない事態になったことが問題なんじゃないのか。3万人が毎年自殺しているんです。2000万人が非正規でワーキングプアなんです。生活保護以外に生きる道がないわけです。これが問題じゃないんでしょうか。それが全部すりかえられウソにウソを重ねてああいう宣伝をやっている。つまり社会が壊れている。生きる条件が壊れている。もっとリアルに怒って訴えて、こんなものは支配が崩壊しているんだから変えられるんだと訴えて、労働運動の復権の土台をつくらないといけない。
目の前に許せないことが山のようにあり、毎日労働者が殺されている。新自由主義のデマゴギーを見抜き、階級的立場を研ぎ澄ますことが大事です。腐りきった社会に対する怒りを、6月10日の集会に結集させたい。

 【2】6・10全国集会成功のために
①問われている課題は何か?
日本での一番の問題は、労働運動の崩れ方があまりにひどいということです。この一点に尽きます。「3・11」以降の1年強で、ヨーロッパだったら間違いなくゼネストです。しかし、日本では起きない。労働運動を絶対に変えなきゃいけない。どんなに困難だろうと、労働者の力に確信を持って全力を尽くしていかなくてはならない。
 もう一つは、国鉄分割・民営化と国鉄闘争の問題にこだわり抜くこと。国鉄分割・民営化で、残念ながら労働運動はダメになった。これをあいまいにして日本の労働運動の立ち上がりはない。受けた攻撃に借りを返さないで、労働運動の前進はない。他方で、われわれがやった闘争は思っている以上に国際的に評価されている。新自由主義の民営化攻撃に真正面から立ち向かって、30年団結を守り抜いて闘いを継続している前例は国際的にもまったくない。民営化をうち破って労働組合が団結を守った例はない。だから、「4・9政治和解」に対する国鉄闘争全国運動を先頭にした対抗関係の中に、階級的労働運動が発展できる展望がある。
  三つ目は、僕らが腹を決めて声を上げ始めた途端に、一緒に闘うっていう呼びかけ人の方々が出てきた。全国運動は僕らの独りよがりではなく、このように支持されることが証明された。今年からは、「消えなかった国鉄闘争の火をもっと大きく」というスローガンを掲げてやる。
 最後に、国労の連合化が進んでいる。この情勢下での労働運動の雪崩をうつ崩壊っていうのは、国鉄労働運動をめぐって起きる。だからここで勝負しなきゃいけない。

②労働運動の変革の可能性
 労働運動変革の可能性は絶対にある。第一の理由は、支配階級が足下から崩壊しているからです。もう打つ手がない。それを一番端的に示しているのが、5月6日のギリシャ・フランスの選挙です。怒りが爆発した。労働者を締め付けすぎて、生きる限界にきているということです。野田は「ギリシャにならないように」と言って消費増税しようとしているが、焼け石に水です。いつかは崩壊すると誰もが分かっている。こんな支配の崩壊ぶりは見たことないです。
 二つ目に、怒りの声が社会に限界を超えて積もっている。
 三つ目に、大震災と原発事故以降に膨大な労働者が「国家の本質」を見た。これを隠しておくことが支配だったはずです。国家・資本は俺たちを殺すんだって、価値観が膨大に変わっている。新自由主義とは、「国家と革命」の問題なんです。橋下や特区で、今でさえ壊れている社会を全部ぶち壊す。みんな、黙っていますか? われわれのやりよういかんで労働運動復権の可能性は絶対にある。

③階級的労働運動の復権へ何が求められているのか
 一番目は、新自由主義がもたらした現実に対する腹の底からの怒りを持ち、この本質を暴くこと。そして具体的な闘いに組織した時に団結は生まれます。ここから階級的労働運動は復権する。
 二番目に、階級的労働運動の復権は「被災地・フクシマとの連帯」、反原発闘争と反失業闘争と反新自由主義闘争の結合、この中から生み出される。福島が置かれている現実こそ、この国の支配階級の本質を鮮明に示しているし、退くことができない非和解的な関係にある。ここの怒りが爆発した時に、日本全国の怒りが爆発する。
 三番目に、橋下が労働者を市場原理に叩き落して、ゴミ屑同然に扱う攻撃を始めている。ここに、国鉄闘争を軸にした4大産別決戦として立ち向かわなきゃいけない。国家財政危機なんだから、四大産別が最大の攻撃を受ける。全部国家公務員への攻撃というかたちになる。これから数百万の非正規労働者が生み出される。だからこそ、ここで勝負していく。
 四番目に、民営化・外注・非正規化阻止の闘いに全力を尽くす。非正規職労働者とともに立ち上がることを、正規職労働者の闘いの課題として正面に据える。動労千葉の外注化阻止闘争はこういう努力だった。その結果が10年間止めることになっている。これは反合・運転保安闘争の路線的な発展です。
 五番目に、国際連帯闘争の地平です。大事なことは、私たちが信頼されていることです。ここに自信を持ったら、日本の労働者は必ず獲得できる。

【3】6・10集会へ2000名結集を
 JRでは11年間外注化を止めてきましたが、この5月に一気に動き出し10月1日に強行する。東労組が5月14日に申し入れを出すかたちで始まった。本当に腐りきった結託体制です。でもこれは、僕らが10年間勝ちきった上での、切羽詰った姿なんです。ここで勝負をかけたい。戦後の労働運動がのりこえられなかった限界を超える。闘って闘って組織拡大する。
  6・10集会で、国鉄分割・民営化の総決算をめぐって始まった外注化をめぐる最大の決戦に、全面戦争を構える。階級的労働運動復権へ、僕らのすべての力を注ぎ込んだ決戦を始める。そういう総決起の場としていきたい。そうしたときに、情勢は動き出します。  6月10日に、会場を埋め尽くす2000名結集をかちとりたい。会場でどれだけ固い信念を現場の労働者に語れるか、夢を語れるか、展望を具体的に生き生きと語れるか、が大事です。最後の2週間、全力での奮闘をお願いします。

      全学連(斎藤郁真委員長)書記局通信(2012年5月28日)より転載。

配転攻撃を粉砕し佐倉支部を結成!                   直ちに、佐倉運輸区抗議行動に起ち上がる!              (日刊動労千葉7307号・5/21)

 

 

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