介護保険料値上げに怒り-杉並区長に抗議の申し入れ  介護と福祉を要求する杉並住民の会・号外

3・11郡山反原発集会に参加して                野本みのる(運営委員)

東日本大震災の1年目の3月11日、福島県郡山市の開成山球場で「原発いらない!3・11福島県民大集会」が催され、主催者発表で1万6千人。実際には2万人近い人々が全国から結集しました。
私たち「杉並住民の会」も集会・デモまで参加してきました。
 この日、日本全国約百カ所で10万人、全世界で数十万人が立ち上がり、福島はその最先頭でたたかったのです。                                             当日は寒さがまいもどり、晴れ間が出たり、小雪がちらついたりの天候でしたが、寒さをはね返して集会・デモはものすごい熱気と原発なくせ!の怒りがあふれていました。                                                      集会のオープニングセレモニーは加藤登紀子さんの反原発を訴える歌とトーク、大江健三郎さんは「原発事故はなくせる。それは原発を全廃すれば良いのだ。私たちの力でなくそう」と訴えました。
 福島現地からは6名の方が発言に立ちましたが、農業・菅野正寿さんは「都市も農村も力を合わせ大資本中心の日本のあり方を変えよう。『頑張ろう日本』ではなく『変えよう日本だ』」。高校2年生・鈴木美穂さんは「人の命も守れないのに電力とか経済とか言っている場合ではない」と。
3月11日は福島を頂点に全世界、全日本の反原発の闘いが一つになったのです。

 次は7月16日、代々木公園に10万人の大集会を!と訴えられています。

下に厳しく上には優しい介護保険料

 杉並区は3月の予算議会で介護保険料の値上げを決めました。基準額(本人区民税非課税、他の世帯員が区民税課税で本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円を超える方)で月5千円(年額6万2千4百円)。3年前の見直しでは基準額月4千円、年額4万8千円ですから実に月1千2百円30%の値上げです。
 ほとんど累進制をとっていない保険料は所得で1千5百万円以上は何億円の所得があろうと保険料は、年15万円でしかないのです
 さらに追い打ちをかけるように後期高齢者医療制度の保険料が値上げされると報道されました。東京都が最高額で年間平均、8万6千595円が9万4千460円、9・1%も上げる。その上消費大増税、許せません。

住民の会「値上げ反対」を杉並区長に申し入れ

  申 入 書  

                    介護と福祉を要求する杉並住民の会  

杉並区長 田中 良 殿                                      今、野田政権は「税と社会保障の一体改革」と称して消費大増税にふみ込もうとしています。あたかも社会保障のための消費税増税であるかのように言いなしています。しかし、それが、まったくのペテンであることの証明の一つが介護保険料の値上げです。 
 2000年に導入された介護保険制度はそれまで国や自治体の責任において実施されていた「介護」を、自己責任、自己負担、高額所得者優遇、低所得者への負担強要の保険制度に切り替えたのです。福祉への新自由主義攻撃の本格的なはじまりでした。介護と福祉を要求する杉並住民の会はこの介護保険制度に一貫して反対してきたところです。 
 国の財政危機の根本原因は大恐慌・大不況を乗りきるために大銀行などへの野放図な財政投入にあることは明白です。そのための消費大増税を「社会保障のため」とすり替えているのです。さらに、今回の保険料や介護報酬全体の見直しにあたって、高齢者にも応分の負担を、と言われており、怒りに耐えません。                                      「3年ごとの見直し」として今回、保険料の値上げが行われます。介護と福祉を要求する杉並住民の会は「絶対に値上げをするな」と強く申し入れます。引き続く大恐慌・大不況のもと高齢者を含む労働者民衆の暮らしは困難を増していますし、年金削減、医療費の負担増など高齢者をめぐる状況は悪化しているからです。
 以上つよく申し入れます。
 2012年3月28日

                                              

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