団結旗開き  長谷川代表あいさつ

あけましておめでとうございます。
 1月も終わりに近づいているので気の抜けた感じがするのですが、都革新としていずれにしてもこの一年、どう闘うのか、去年1年をどう総括するのかは、後で北島さんから十分話していただくわけですが、私の方からはひとつ去年の選挙について、みなさんの全面的なご協力をいただきながら、勝利することができなかった。この点についてちょっと申し上げておきたいと思います。
 ちょうど一年前、3・11という大事件が起こりました。 日本の歴史がこれで変わるというような大きな出来事だった訳ですが、あの当時、世の中は「政治休戦」、「反対運動なんかとんでもない」、「挙国一致でいこう」と言うことがいわれました。去年の選挙の闘いの中で、私たちはこの政治休戦攻撃というものに対して、真正面から北島さんを立てて、反撃して闘いました。 全ての原発をいますぐなくそう、そしてこの世の中・社会を変えていこう、これが北島選挙の大きなスローガンだった訳です。 私たちはみなさんの協力を得ながら、破れたということについて残念至極であり、私たちの力のなさをみなさんにお詫びしたいと思いますが、ただこの選挙戦で真正面から原発をなくして世の中変えようと打ち出して闘ったこと自身は、たとえば高円寺1万5千人の反原発デモ、それはやがて9月の明治公園6万人の労働者人民の闘いへと引き継がれてきた、この突破口を切り開く非常に重要な闘いだったという点については心から確信を持っております。私たちはこの闘いを通して、去年1年、3・11と真っ向から闘い、そして動労千葉をはじめとする新しい闘う労働組合運動をこの西部の地でも、後で鈴コンの仲間のみなさんが発言してくださいますが、動労千葉としっかり手を組んだ新しい労働運動と、そして全ての原発いますぐなくそう全国会議・ナゼンという新しい運動もつくり出してきました。
 2012年、非常に激しい攻撃が始まっています。野田政権は岡田を副総理にして、「税と社会保障の一体改革」、とんでもない大増税と社会保障のきりすて、それともう一つの柱は、原発再稼働の攻撃です。これと闘う陣形を去年を突破口にしてつくってきた、これを思いっきり前進させ、みなさんと共にこの反動渦巻く時代を希望の時代に変えていきたいと願っています。一緒に、是非みなさんの力を寄せていただきたいと思います。細かいことは、北島さんの報告にゆだねますが、とにかく元気いっぱいで闘っていきたい。
  それともう一つ、実は区民のみなさんの中に、「もう都革新は選挙を辞めるんじゃないか」と言う声が聞かれます。私は、ここで率直に、絶対そんなことはないんだ次の区議選も闘うし、それから場合によっては、大きな情勢が動いたときに国会議員の選挙ということだってもあり得ない話ではないと考えています。先日、桜井善作さんという方からの年賀状に「都政を革新する会に国会に挑戦してほしい」ということが書いてありました。あのファシスト橋下大阪市長のもとに、前杉並区長の山田とか、横浜の市長だった中田、つまり政経塾の反動的な面々が顧問とか、参与という形で入っているんです。都知事の石原が新党結成に動き出しました。反動的な連中が、国そのものが破産するようなものすごい危機にかられて集まり始めたわけですが、そういうことを考えれば考えるほど私たちは労働運動とそれを軸にしたあらゆる分野の人たちの全力の結集という力をもって闘っていかなくてはいけないと思います。そういう時代の闘いのひとつとして、選挙戦は絶対に、辞めるということはありません。その点は杉並区民のみなさんにはっきりここでお約束しておきたいと思います。ただその力をどうつくるかということが問題です。その話は、北島さんに、お願います。頑張っていきましょう  。

◇2012年1月29日都政を革新する会・団結旗開き 。あいさつに立つ長谷川英憲代表                     

 

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