小池は解雇を撤回しろ!署名をあつめよう!

東京西部ユニオンが署名を呼びかけました。宛先はもちろんあの小池都知事です!

じゃんじゃん集めてください。

呼びかけ文(pdf)は ここ

団体署名(pdf)は ここ

一般署名(pdf)は ここ をクリック!

TOKYO都庁議事堂レストラン

解雇撤回署名(団体/個人)に ご協力をお願いします

2017年4月3日、都庁にあるTOKYO都庁議事堂レストランは、東京西部ユニオンの柿沼組合員を解雇しました。この解雇は柿沼組合員が「福島からの避難者住宅追い出しと帰還・被爆の強制に反対する署名」を集めたことに対する、小池都政による極めて政治的な不当解雇です。私たちは、小池都知事と都庁の業務委託先(株)「はなまる」による解雇を絶対に許しません。解雇撤回まで闘います。

これは、東京都が徹底的に民営化・外注化を行ってきた結果、都庁という首都東京の中心で引き起こされた共謀罪の先取りであり、ブラック企業による非正規使い捨て解雇です。柿沼組合員は毎日戦場のような職場で働くシングルマザーです。東京都小池知事は、国鉄分割・民営化の全面破たんをも省みず、東京都の丸ごと民営化で、もうけ優先、労働組合と団結解体、労働の誇り・共同性・安全の破壊の道へ向かっています。これが小池版「働き方改革・女性の活躍」ではないのでしょうか。柿沼組合員は、福島とつながって被曝反対・被曝労働反対! と、自分の職場から声をあげました。東京都と「はなまる」資本による解雇は、この勇気ある行動への見せしめです。

柿沼組合員の解雇の直接的な理由は「政治的なビラ」を配布したこととされていますが、就業時間外のことであり、解雇される理由は全くありません。

今年の3月31日・4月1日に福島県の4町村の避難指示が一斉解除されました。住宅補助等も同時に打ち切られ、住民の帰還が事実上強制されました。小池都政は補助金打ち切り・住宅追い出しで、帰還の強制に加担しました。いかにひどいかは、一週間燃え続けた浪江町の山林火災を見ればわかります。高い放射線量で、消防団も入ることができなかったのです。

4月1日、JR東日本は、この避難指示解除と一体となって常磐線浪江(なみえ)~小高(おだか)間の運転を再開しました。2020年の春には全線開通させるといいます。オリンピックまでに原発事故はなかったものにしてしまおうというのです。

これに対してJRの労働組合・動労水戸(国鉄水戸動力車労働組合)は、被曝労働反対、住民の帰還の強制反対をかかげてストライキと浪江(なみえ)駅での記念式典抗議闘争にたち上がりました。動労水戸、動労福島、動労東京は「被曝と帰還強制」反対の4・1浪江闘争を呼びかけると同時に、3・31に都庁包囲デモに決起しました。デモは小池都知事の避難者追い出しを弾劾する闘いとなりました。柿沼さんの解雇はこの闘いへの報復としてかけられたものであり、非正規の外注化された職場で労働組合を作らせない攻撃としてかけられたものです。直接の資本はうどんのチェーン店「はなまる」ですが、TOKYO都庁議事堂レストランは東京都所有です。

署名は東京都・小池都知事の解雇の責任を明らかにして、「はなまる」資本に解雇撤回を求める闘いの一環です。是非ともご協力をお願いします。

2017年5月

合同・一般労働組合全国協議会 一般合同労働組合東京西部ユニオン委員長 吉本伸幸

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