中小業者をつぶす消費税は「値上げ中止」ではなく全廃!

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4月になって多くの住民の方から「生活が困難になってきた」という切実な声が寄せられています。4月からの物価上昇や医療・介護制度改変で、区民に生活苦が襲いかかっています。
そのなかで一番大きな負担は、消費税の増税です。昨年4月からの8%アップが、私たちの生活を直撃しています。消費税を撤廃することなくして、私たちの生活を守れません。
「消費税は全廃!」これは私の一貫した主張です。「消費税分が払えない」「突然やってくる税務署の取り立てに怒り」「滞納しているが、もう限界だ」……閉店・倒産に追い込まれる杉並の商店や町工場の方々。消費増税で貧困にあえぐ子どもたち。年金が減らされたうえに生活できない高齢者。私の訴えにたくさんの声が寄せられています。
かつて杉並では、中小業者と労働者が団結して、過酷な徴税や取り立てを実力ではねかした歴史をもっています。今こそ杉並から「消費税撤廃!」の大行動をおこしましょう!

大企業のための消費税!こんなもの払えるか!

消費税輸出還付金消費税が「社会保障をまかなう費用」「安定した福祉の財源」というのは真っ赤なウソです。消費税増税とセットで、法人税がドンドン切り下げられているからです。99%の人びとを困窮させ、1%にも満たない大企業がボロ儲けする。こんなデタラメはありません。消費税は「大企業の大企業による大企業のため」の税制です。
しかも、輸出還付金として、総額およそ3兆を越える巨額の税金が大企業に丸ごと引き渡されるのです。(右図)一部の企業が円安でボロ儲けしているうえにです。この大企業が湯水のように、自民党に献金しているわけです。
こんな悪税は、安倍もろとも撤廃するしかありません!

非正規職を増やすための消費税!

消費税図 非正規職はついに2000万人を越えました。若者の2人に1人は非正規。未来が奪われています。一体誰がこんな状況をつくりだしたのか?
この背景には消費税があります。企業が税務署に納める消費税ですが、このうち派遣を雇った場合には、「モノ扱い」ということで、「仕入れ税額」として控除されるのです。実際に、消費税の払えない企業に税理士が「派遣に置きかえたらどうですか?」と話をもちかけるそうです。
北島邦彦は、西部ユニオン副委員長として、非正規職の若者への解雇攻撃と闘っています。労働者と一つになって消費税を全廃しましょう!

消費税は戦争税! いのちに妥協点はない!

消費税のような悪税は、戦争のための税金(=戦費)です。この生活苦のなかで、防衛予算は過去最大の5兆円の大台を突破しました(1月に閣議決定)。消費税増税は、安倍の集団的自衛権の行使容認と一体の戦争への道です。
一番許せないのは全政党が消費税を認めていることです。共産党は「10%は中止」というスローガンを掲げ、下げろとも言わない。これは実質的に「8%は認める」ということです。8%の今の現状を追認しています。
私は「戦争絶対反対」を掲げるからこそ消費税に反対です。私は「消費税は撤廃!」を貫き、みなさんとともに最後まで闘います。

商店主の方から寄せられた声

●消費税導入時、いくつもの商店で自殺が起こりました。今年の年度末は悲鳴があがっています。「消費税で殺されてたまるか!」という思いです。あんな高い税金は払えません。
▲「店が繁盛していなくても払え」というのはおかしい。ボロもうけしている大企業は売り上げのほんの少ししか払っていないのに!
★「消費税が払えない」と言うと税務署から「店を売ってでも払え」と言われました。ヤクザまがいのアコギな取り立てにもう我慢できません。

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