マクドナルドのポテトを「Sサイズのみ」にしたアメリカ港湾労働者のたたかい

ba_mayday02_122_pc(2008年イラク戦争阻止でアメリカ西海岸の港湾封鎖したILWU)

makkuマクドナルドのセットのポテトが、12月17日からM・Lサイズがなくなり、Sのみになりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20141217-00000074-nnn-bus_all

アメリカからのポテトの輸入が、西海岸の港湾労働組合と会社との労使交渉が難航して少なくなっていることが原因です。詳細はまだ伝わってきていませんが、これは私も参加している11月労働者集会の仲間であるILWU(国際港湾倉庫労働組合)の労使協定交渉闘争の影響です!

労働者が職場を回している。現場でたたかうことが、ここまで影響を与えるということを実感します。

ilwumayday_080501_01-thumb-200x150ILWUは、「一人の痛みはみんなの痛み」とスローガンに掲げるように、港湾労働者自身が団結して仕事を平等に確保し、労働条件をかちとっているアメリカにおける戦闘的な労働組合です。2008年には、イラク戦争に反対し、5月1日のメーデーに西海岸を全部封鎖し、軍需物資を完全にストップさせました。これに呼応してイラクの港湾労働組合もストライキを行うという、国際連帯の反戦闘争も実現しています。

DSC_0129私たちが鈴木たつお弁護士を推した衆院選で掲げた重要なスローガンである「戦争させない」「国際連帯で戦争を止める」は、単なるかけ声ではありません。実際にILWUのすばらしい闘いがあり、そして動労千葉とILWU、韓国民主労総など日米韓をはじめとした11月労働者集会の国際連帯の積み重ねがあります。

また、今日は大阪市の維新の会・橋下市長による職員への「入れ墨調査」処分撤回裁判で勝利判決が出ました!「労働者の団結さえ崩されなければ勝てる」と動労千葉の中野洋前委員長が「甦る労働組合」という本の冒頭で述べていますが、まさにその通りです。

安倍政権は、来年通常国会で、集団的自衛権行使閣議決定にもとづく戦争法=安保関連法を制定しようとしてくるでしょう。しかし、労働者が職場で団結して戦争協力を拒否し、それが国際的につながること、それを土台に強力に戦争法案阻止に立ち上がれば、必ず戦争は止められます。

衆院選で鈴木たつお候補が獲得した17000票は、杉並区民の怒りとたたかいの行動です。もっともっとこの怒りと結合して、東京西部ユニオンを大きくたくましくしていきたいと思います。

以下、2008年のILWUのイラク戦争反対港湾封鎖について、動労千葉を支援する会ホームページなどからの引用です。

【2008年メーデー イラク戦争阻止の米西海岸全港湾封鎖ストライキ】

ilwu_mayday_080501_09-thumb-200x150 アメリカのILWU(国際港湾倉庫労組)は、2月の西海岸の全ての港湾の代表の会議で、5月1日にイラク戦争に反対してメーデーに港湾封鎖することを決議し、決行した。

メーデー、西海岸の貨物取り扱いは、全一日の反戦行動によって停止した。26000人の港湾労働者は、木曜のILWU_local10_080501朝、職場を離脱し、ロングビーチからシアトルまで、貨物船は港を去り、トラック運転士たちは港でアイドリングとなった。
 ILWUはイラク戦争に反対して8時間ストライキを宣言していた。ILWUは、シアトル、タコマを含むアメリカ西海岸の全ての港湾の職場支配権を握っているので、このストライキは、労働者がその行使すると決断した時の団結力の大きさを誇示するものとなる。ILWUは、イラク・アフガニスタン戦争に湯水のように金を注ぎ続ける民主、共和両党に抗議して、全西海岸港を封鎖する反戦決議を上げていた。
 
SFmayday移民弾圧反対 シアトルのILWUローカル19は湾外沿いに反戦デモを展開することを決議した。デモのビラは、「平和ないところに、労働なし」と訴えた。集会は戦争の停止を呼びかけ、労働者の闘いの素晴らしさを際立たせた。
 発言者の1人は、この西海岸ストライキを支持するイラクの港湾労働者からのメッセージを読み上げた。タコマでは、労働者の権利擁護団体である「America in Solidarity」が、労働者家族にイラク戦争がどのような影響を及ぼしているかに焦点を当てた企画を、今夕主催する。このイベントは、ワシントン州歴史博物館で7:00PMに始まり、徹夜のろうそく祈念に引き継がれる。

これに対して、イラク港湾労働者一般労組(GUPWI)は、ILWUへの連帯声明を出し、同日5月1日にイラクのウムカスル港とコルアルズバイル港を封鎖しました。ウムカスル港はイラク最大の港で、石油積み出しの8割以上が同港で行われています。
まさに、労働者の国際連帯の力で戦争を止められるということを示したのです。以下、当時のイラク港湾労働組合からILWUへのメッセージです。
【イラクの港湾労働者からILWUへ:国際連帯万歳】

 ILWUの兄弟姉妹!
 イラクの戦争と占領に反対してメーデーにストをするというILWUの勇気ある決定は、占領に反対し、イラクと世界のより良き未来を開くわれわれの闘いを前進させるものです。
 より良き世界は、労働者によってのみ作り出されることをわれわれは確信しています。あなたがたの行動はその模範であり確証です。労働運動は、人類の利益になるように政治を変えていくことができる、社会の中で唯一のものです。.
 親占領当局政府は、官許の単一労働組合を強制し、労働者内のことに介入しようとしてきました。また、占領を利用して、労働者の利益に反する民営化と石油・ガス法を推進してきました。
 われわれ港湾労働者は、港湾労働者の利益とイラク及び世界の労働者の利益は不可分だと考えています。したがって、われわれは労働者の生活条件の改善のために闘いつづけ、占領当局とあらゆる策謀やその経済的・政治的企図に打ち勝つことを決意します。
 闘いの勝利のために手をつなごう!
 カリフォルニアの港湾労働者万歳!
 メーデー万歳!
 国際連帯万歳!
 イラク港湾労働者一般組合(GFWCUI=イラク労働者評議会労働組合総連合)傘下組合)

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