戦争と首切りの山田区長・田母神前空幕長は労働者の敵だ!

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たたかう労働者とともに、山田・田母神講演を弾劾し、11月労働者集会への結集を訴える北島区議(2009.10.12 荻窪駅)

戦争と首切りの山田区長・田母神前空幕長は労働者の敵だ!
11月労働者集会に結集し、民営化絶対反対でたたかおう!

 10月12日、山田区長は田母神前空幕長と共同の集会を杉並公会堂で行ないました。また、10月26日には自らの後援会に田母神氏を招いています。8月6日に広島で日本の核武装を叫び、反核闘争破壊の先頭に立つ田母神氏。山田区長は、田母神氏と一体で、「つくる会」教科書採択を始めとする戦争と民営化を進め、道州制導入をこの杉並から進めようとしているのです。断固とした闘いを叩きつけましょう。11・1労働者集会1万人の労働者の団結こそ山田区長・田母神前空幕長をうち倒す最大の力です。

●今こそ、「共産党宣言」の時代だ!

 9月10日、「北島議員の発言は160年前の『共産党宣言』そのもの」という山田区長の答弁に対して北島区議は「私の思想的立脚点は『共産党宣言』だ」とキッパリ切り返しました。杉並区に働く労働者の皆さん。今、私たちの目の前で進行している現実をハッキリ見据えましょう。
 昨年末から吹き荒れている非正規労働者の大量首切り、史上初の失業率5、7%(7月)。また、政府発表で461万人が就職を希望しながら就職をあきらめている、これを失業率にすると7%です。さらに607万人が企業内失業でいつ首を切られるかわからない、全てをあわせれば1400~500万人にもなります。『共産党宣言』の時代も資本主義は、ほぼ10年に1度の「恐慌」を繰り返し、労働者は大量に首を切られ、生きる道を絶たれていました。だから労働者が団結して立ち上がり、資本主義を倒そう、という思想と闘いがおこったのです。それは『共産党宣言』として労働者階級の魂となりました。いままさに『共産党宣言』や『資本論』が現実のものとしてなっているではありませんか。

●道州制をうち砕く力は、国鉄1047闘争にある

 さらに今以上に大規模な失業攻撃が企まれている。それが「道州制」です。新自由主義の大破綻が大恐慌となって爆発しています。資本家たちは、このどん詰まりの危機を乗り切るためにさらにあくどく「国まるごとの民営化=道州制」「国のかたちを変えるー道州制(戦争のできる国づくり)」をあたかも特効薬のようにもてはやしています。「道州制」の最大の特徴は、国・地方の公務員、教育労働者をいったん全員解雇することにあります。中曽根の国鉄分割・民営化の10個分にあたるような攻撃です。だが、労働者の猛然たる怒りの反撃が間違いなく起こります。現にその先頭にたって闘っているのが「国鉄1047名解雇撤回」の闘いであり、動労千葉の労働運動です。1万人の戦闘的労働者・労働組合が結集する「11・1全国労働者総決起集会」はそういう労働者・労働組合の団結の場です。

●現場から労働組合をよみがえらせよう

 山田区長は全国の首長のなかでももっとも激しい道州制推進者です。「杉並まるごと民営化」もその一環です。民主党政権も「道州制」は賛成で、連合も自治労を先頭に導入をねらっています。問題は「労働組合がどう闘うか」です。山田区長と徹底的に対決して闘う労働組合が必要です。セシオン杉並では、民営化で委託をうけた資本が非正規労働者の賃金を払わず、会社のために使っていました。これは民営化を進めてきた杉並区に大きな責任があります。そして、こういう資本と闘うのは杉並区職労の当然の任務ではないか。民営化と闘わない労働組合は民営化の結果とも闘えないのです。そんなのは本物の労働組合ではありません。
 杉並区に働く労働者の皆さん!まず、11・1日比谷に集まろう!仲間を誘って参加しよう。現場で闘わない執行部の制動をはねのけて、戦争と民営化絶対反対の団結をつくろう。闘う労働組合をよみがえらせよう。その力が、労働者を犠牲にしてしか生きのびられない資本家をうち倒し、労働者の社会をつくる力になります。
 11・1労働者集会には、日本、アメリカ、韓国・ブラジルなどで、現場から闘いを組織し、この腐りきった資本主義を倒して、労働者の社会つくろうと実践してきた労働者が集まります。結集しよう!


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闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう!
改憲‐戦争と民営化‐労組破壊にたち向かう労働者の国際的団結を!
11.1全国労働者総決起集会

●と き  11月1日(日)正午開会
●ところ 東京・日比谷野外音楽堂
●呼びかけ・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同・国鉄千葉動力車労働組合

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