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解雇を撤回し、職場に戻ります! 11・15鈴コン勝利・団結集会へ

p20141102v11・2全国労働者集会の5700人の大結集に打撃を受けた警察権力による、デモでの京都大学生など3名の不当逮捕への怒りが、11月4日の京都大学における公安刑事摘発・弾劾・追放の大衆的な闘いとして爆発し、テレビ・新聞で大きく報道されました。
追い詰められた警察は、昨日13日午後に自治寮である京都大学熊野寮にまったく不当な家宅捜索をかけましたが、50名もの学生の反撃にあい、這々の体で逃げ帰りました。
こうして、学生運動の新たな爆発と一体で、「11・2全国労働者集会」があらためてクローズアップされています。動労千葉・全日建関西生コン支部・港合同という日本の労働運動の先頭でたたかう3つの労働組合と国鉄闘争全国運動が呼びかけて日比谷野外音楽堂で行われた全国労働者集会こそ、安倍政権の打倒と国鉄解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃、労働者派遣法改悪阻止、そして全原発廃炉を掲げた大集会です。
この11・2日比谷野音集会で、解雇を撤回させ11月17日に3名の職場復帰する東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会が発言しました。
鈴コン分会と支援共闘会議は、明日11月15日に池袋の豊島区民センターにおいて鈴コン闘争勝利・団結集会を開催します。京都大学を先頭にたたかう学生も発言します。

安倍政権の戦争政治に怒るすべてのみなさん、職場での解雇・非正規化・パワハラ…とたたかう労働者のみなさん。ぜひ集まりください。解散総選挙情勢に対する、労働者人民の回答を指し示しましょう。

以下、呼びかけ文を紹介します。

 全国の仲間のみなさん! 支援者のみなさん! 鈴コン闘争は勝利しました!
 11月17日、内尾稔分会長、鈴木善弘会計、吉本伸幸書記長の3名が職場に復帰します。そこで、第1ラウンドの区切りの意味で左記による団結集会を企画しました。多数の仲間のみなさんのご参加をお待ちいたしております。
 鈴木コンクリート工業分会の3名の解雇撤回の闘いは、3年余に及ぶ仲間のみなさんの力強いご支援でついに「原職復帰」を勝ち取りました。ご支援を頂いたみなさんに勝利報告と心よりの感謝を申し上げます。
 9月30日、東京高裁はたった2回の裁判で会社側のデタラメな証人申請も却下し、結審した上で、強力に和解斡旋を進めました。組合側は基本要求である ①解雇撤回・原職復帰、②被解雇者3名らの「期限の定めのない雇用」の確認、③今後、会社は不当労働行為をしない。以上3点を認めない限り和解には応じない旨、原則を貫きました。
 これまで3名の解雇については金を払い続けても職場には絶対に戻さないと豪語し、過去の組合破壊経験を自慢していた鈴木富美子社長でしたが今回は遂に頭を下げたのです。しかも、期限の定めのない雇用を確認し、その上で、東豊商事と鈴木コンクリート工業の両者に対して、「不当労働行為を行ってはならない」との条項を確認したことは、片方をダミーとして逃げることが出来ない歯止めとなりました。
 東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の仲間のたたかいは、世間に吹き荒れる非正規雇用労働者の無権利状態に対し「労働組合に団結して闘えば勝てる」ことを立証しました。そして、当面は会社の攻撃で分裂状態となった組合組織の立て直し、都労働委員会における他の不当労働行為の決着と続きます。同時に、今後は鈴コン分会が「受けた支援を運動で返す」支援者として支援連帯の役割を担う時代に変わることになるでしょう。
 若者はじめ労働者の雇用の現状は、派遣、外注化、非正規など企業の大小を問わず深刻を極め、「闘う労働組合」の復権、創成と結集が広く求められていると思います。労働運動の真価が問われている時代であると考えます。鈴コン共闘会議は今回の勝利をバネとしてさらに大きく飛躍し、時代の一翼を担う存在に成長すべきです。
 「金儲けのためなら人権、安全も命も破壊する」新自由主義、勝手な憲法解釈で戦争への動員を煽る安倍政権、原発再稼働! 日本の進路は今、重大な分岐点に立っています。日比谷の11・2全国労働者総決起集会5700人の成功から、さらに「戦争反対、生きさせろ、全労働者の団結」の旗を高く掲げようではありませんか。
 11・15の勝利団結集会へのみなさんのご参加をよびかけます。

主催:鈴コン闘争支援共闘会議

■11月15日(土)18:30開場
■豊島区民センター4階
(JR池袋駅東口から徒歩5分 豊島公会堂隣り)kijitu1

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