北島邦彦多忙の日々 9・11郡山~9・14ユニオン大会~10・1動労千葉ストライキ
9月前半から10月2日の東京西部集会まで、なかなかと忙しい日々が続き、ブログ更新が滞っていました。その間、もちろん毎日の街頭でのビラまきと訴えは欠かしませんでしたが、同時に外注化阻止などのたたかいにも参加していました。画像と動画でふりかえってみます。
★9・11JR郡山工場外注化反対デモ
JRは安全崩壊の危機です。ところが、JR東日本は、東日本最大と言われる郡山工場の心臓部の外注化を10月1日で外注化を強行するということを発表しました。これに反対して9月11日、郡山集会・工場包囲デモに参加しました。
国労郡山工場支部が決定したこの日の闘争を、なんと国労本部などはよってたかって中止させてしまいました。しかし、橋本光一さんを中心にした実行委員会形式で敢行された9・11集会とデモには、なんと650人もの労働者が参加。国労の新宿分会など、支部・分会単位での参加もありました。そして何よりも、工場前のデモを、中の若い労働者たちが管理職の制止をふりきって見に出てきたことに、新しい労働運動の開始を確信しました。(郡山工場の橋本さんと固く握手)
★9・14東京西部ユニオン第13回大会
ユニオン副委員長として責任ある立場で主催しました。今年は、郵政非正規荻窪分会でのたたかいが開始するなど、非常に重要な大会になりました。そして別に報告した通り、吉本委員長などの鈴コン分会の解雇撤回・職場復帰の完全勝利! この時点ではまだ確定していませんでしたが、労働者は団結して闘えば勝てる!ということを確信し、勝利を先取りしていた大会でした。また、東京西部ユニオンが㈱Dashを相手に労働委員会でたたかってきた事件について、9月25日、都労委は、組合員の休日勤務の取扱いの変更及びこれらに係る団交での会社の対応が不当労働行為に当たるとして救済を命じました。これもまた画期的な勝利です。
★9・28動労千葉定期大会と35周年レセプションに参加
35年におよぶ国鉄千葉動力車労働組合の闘いは、戦後労働運動の「常識」をことごとく覆す闘いの歴史でした。10.1外注化阻止のストライキもまた、外注先労働者の組織化を図る画期的闘いです。レセプションでの田中委員長の提起は、外注化と真っ向対決し、労働者の未来を切り開く気概に燃えた訴えでした。
★10・1外注化阻止動労千葉ストライキ!
「鉄道の安全を守れ!検査・修繕業務の外注化に反対!」を掲げて、国鉄千葉動力車労働組合が、千葉全域でストライキに入りました。組合員41人の渾身のストライキです。
動労千葉ストライキ突入!幕張車両センター前でシュプレヒコールが続きます「外注化でなく定年延長を!」「雇用と安全破壊する外注化粉砕!」
それに先立つ早朝には、沿線でもある総武線の荻窪・阿佐谷駅前で「動労千葉がスト突入」のビラまきをおこないました。 働く者と乗客の命よりも、金もうけと組合つぶしに走るJR。大失敗した民営化、今ここで止めよう。
午後の総決起集会前には、動労千葉の田中委員長、解雇撤回させた鈴コン分会の吉本・鈴木(善)さんと記念撮影を取らせてもらいました。
解雇から3年、今年4月16日の東京地裁民事11部での「解雇無効・地位確認」の大勝利判決から半年、鈴木資本は鈴コン分会と職場労働者を露骨に分断する不当労働行為を重ねてあがいてきました。しかし職場の闘いと団結は鈴木資本を打ちのめしました。分会はあくまで「解雇撤回・原職復帰」を1ミリも曲げずに、職場・裁判・労働委員会闘争を貫きました。追いつめられた鈴木資本はついに崩れました。
吉本書記長の勝利直後のアピールを紹介します。
「われわれは職場を軸とし、闘い、負けなかった! 団結を崩されなかった。闘う労働組合の完全勝利です。断固、職場丸ごと組織拡大に打って出ます。職場で徹底的に仲間を信じ団結して闘い抜いていきましょう! われわれは労働組合で闘えば必ず勝利する! 自信と確信をもって闘い続けていきましょう!」
さあ、いよいよ11月2日の全国労働者集会(日比谷野外音楽堂)まで1ヶ月弱となりました!
職場・地域から参加していきましょう!
この記事へのコメントはありません。