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「7・1」集団的自衛権行使容認下の防災訓練

PK2014083102100058_size0 8月30日に区内の3公園を使って実施された、東京都・杉並区合同総合防災訓練。今年も多数の自衛官が参加しての訓練となりました。

「例年どおり…」と言えば形態はそうですが、集団的自衛権行使容認の7・1閣議決定下での自衛隊参加による防災訓練であり、「例年どおり」と見るわけにはいきません。
3・11東日本大震災・津波―原発事故、今夏の広島市の土砂災害など、オレンジ制服の消防レスキュー隊と並んで、自衛官の制服が災害救助の現場で動きまわっています。しかし、こうした災害救助活動と、7・1閣議決定にもとづく集団的自衛権行使に関わる軍事行動を、自衛隊の本来業務として同一視するわけにはいかないということです。政府・行政は防災訓練をつうじて、これらの活動を一体視させようとする意図を明白にもっています。それは災害出動した自衛官の「社会貢献」への想いとも、大きなギャップを生み出しているはずです。だから防災訓練への自衛隊参加に反対なのです。

現場自衛官もまた「軍服を着た労働者」
現場の一般自衛官は「軍服を着た労働者」です。同じ労働者としての仲間である自衛官を、戦場に送り出すわけにはいきません。ましてや、戦場で命を落としたり、他国の同じ労働者である兵士を殺させるわけにはいかないのです。3・11被災地での7・1閣議決定についての新聞報道では、「命の恩人を戦場には送れない」という趣旨の見出しも現われています。
そもそも災害救助という事態にあっても、団結した労働者の連帯・連携こそ活かされるべき力です。地域で働く労働者の団結、とりわけ自治体労働者・教育労働者の団結を軸として、地域住民を取り巻く団結体をつくりだしましょう。そして、「軍服を着た労働者」である一般自衛官とも団結をして、労働者として災害に対処すること。そのことをすえ直す防災訓練とすべきではないでしょうか?

「戦争と民営化絶対反対!」東京西部集会へ

10月2日(木)杉並産業商工会館で、「戦争と民営化絶対反対!東京西部集会」が開催されます。国鉄千葉動力車労働組合からの提起と、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会をはじめ地域の労働組合・労働者からの発言で、「国鉄1047名解雇撤回、外注化を許さない!」「改憲・戦争・原発・首切りの安倍倒そう!」という闘いの課題をはっきりさせる労働者集会です。多くのみなさんの参加を呼びかけます。
1987年に強行された国鉄分割・民営化は、国鉄→JRへのたんなる経営形態の変更ではありませんでした。労働組合を解体・御用化したうえで、事業まるごとの外注化にJR資本は突き進みました。徹底した合理化とコスト削減、それに抵抗する勢力である(かもしれない)労働組合破壊…。その結果として表面化したのが、JR北海道に端的に現われているような安全崩壊です。これが国鉄分割・民営化攻撃の核心でした。

国鉄分割民営化は破綻している!
これに先立って電電公社と専売公社が民営化され、郵政までもが分割・民営化されました。労働者とりわけ青年労働者の非正規化、低賃金の強制、労働法制否定の原点がここにあり、ブラック企業の起源でもあります。
しかし、この国鉄分割・民営化攻撃も、その破綻が明白になりつつあります。JRに採用されず解雇された1047名の国鉄労働者について、JRへの採用手続きに不当労働行為があったと認定する東京高裁判決が勝ちとられています。また、外注先の労働者とJR本体の労働者の分断をのりこえる外注化阻止のストライキが、国鉄千葉動力車労働組合によって闘われています。さらに、被曝労働拒否を貫く国鉄水戸動力車労働組合の闘いがあります。
いまこそ国鉄闘争の闘いの核心を、すべての労働者自身のものとして、団結して職場での闘いに勝利しましょう!

(すぎなみ未来BOX No.143より)

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