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区議選総括集会の発言と区民の方の声を紹介します

f2638_02_01b6月29日の杉並区議補選で、北島邦彦は4332票を得ました。集団的自衛権行使容認閣議決定という安倍戦争政治に対する確かな怒りの決起でした。

そのことは、選挙後に地域を回り、駅前で訴えて、区民の皆さんからの「よく取ったね」「これは本当に安倍倒せの票。がんばってほしい」との声をいくつもいただき、あらためて確信しているところです。

いくつか、選挙戦過程での区民の方の声を紹介します。

★街頭では、とりわけ若い女性労働者が真剣に聴き入る姿が目立ちました。
・「全政党に裏切られてきた。北島候補ののぼり旗を見てこれだと思った」
・「友だちを過労死で失った。北島さんを応援します」と涙ながらに街宣隊に話かける。
・「えっ児童館が廃止⁉」。子どもをもつ女性労働者も足を止めた。
f2639_03_02a★高齢者も生きられないと声を寄せてくれました。
「自分は杉並空襲を経験している。安倍は絶対に許せない」
★街頭での労働相談で
・青年が「組合に入っても何もやってくれないから辞めた」と。闘う労働組合が求められているのです。
f2639_03_01c「共産党は口先だけ。『赤旗』読んでいたが『前進』を読んでみる」「今回は北島さんに投票する」との声も。

こうした声にしっかりと応え、安倍の戦争・解雇自由の政治と対決し、田中区長の児童館廃止などの「区立施設再編整備計画」をやめさせるためにたたかいます。そして来年4月杉並区議選に再チャレンジします。

開票日の6月30日夕方には選挙総括集会が開かれ勝利の地平が確認されました。集会での発言を紹介します。

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闘う労働運動の拠点を青年は求めている 東京西部ユニオン 北島邦彦副委員長

今回の選挙戦を階級的労働運動派、革命派としてやるべきことはきっちりやった。4332票にはきわめて大きな意義がある。今までの票とは内実、意味がまったく新しいものを、みんなと一緒にかちとった。まったく新しい階級的意味をもったものとして一つの地平を築いたと思います。
今回かちとった地平と課題はきわめて鮮明です。闘う労働運動の拠点をつくっていくこと。まさに階級から求められていると痛感しました。
これまでの選挙戦との違いは、若い世代の人たちが立ち止まることがすごく多かったこと。本当に青年労働者が求めているものと切り結び始めている。それは単に来年の選挙で投票してくださいという関係ではありません。今日から労働者階級として一緒に闘おうという存在として、たくさんのつながりができました。闘う労働組合づくりを一緒に進めていこうという関係をどれだけつくっていけるかに、今回の選挙の意義があると確信をしています。
労働相談もやりました。労働相談のリーフは決定的。今日からでも使えるものです。これは今回の選挙戦を象徴しています。選挙の投票が終わって明日から違うことをやるということではない選挙として闘っている。何十年も闘ってきた選挙闘争も新しい段階に入ることができました。2010年代中期階級決戦の三つの課題の一つである革命的選挙闘争を前に進めることもできました。
来年4月、また区議会議員選挙があります。断固、区議会議員選挙に勝利するためにこの10カ月間を全力で闘っていく決意です。選挙と階級的労働運動の拠点づくりの10カ月。新たな段階の力強い闘いを闘っていきたいと思います。

職場に労組をつくる闘いは間違ってない 東京西部ユニオン 吉本伸幸委員長

f2639_03_03b俺らは選挙だからといって特別なことをやったわけではない。
青年・学生と一体で都知事選をもう一回りも、二回りも大きくする杉並選挙闘争を闘った。
いつも街宣では「今を一生懸命生き抜いて、今を闘い抜くことが未来をつくるんだ」と言った。労働相談も他の勢力ではやれない。なぜか。労働組合を手先に使って労働者を抑えつけていくというのがやつらの主張ではないですか。俺らは選挙期間でなくても、街宣で労働相談をやり、職場で労働組合つくろうと闘い続けている。だからこの選挙期間中も、すべての杉並区民の人たちを自分の職場の仲間だと思い、自分の職場で組合に組織するのとなんら変わらない闘いを展開しました。
4500人近い人が北島邦彦に投票した。労働者が社会の主人公であって、職場でヘゲモニーを取っていこうということが間違いではなかったと確信をもちました。
まだ闘いは始まったばかりです。安倍が言っている。「私の第三の矢は悪魔を倒す」と。誰だって悪魔は!? 法人税を数年で20%台に減らして、規制の撤廃、エネルギーや農業・医療分野を外資に開放するという。ふざけたことを言っている。少子高齢化社会で経済成長を続けるには、すべての国民の協力と女性の社会進出が必要だという。お母さんは外に働きに行け、家事を担うのは外国人労働者を雇えばいいと。何言ってんだ。外国人、女性を非正規職にしてこき使おうとしている。安倍の本性ですよ。
俺らが言い続けたのは安倍打倒だ。これを言えるのはわれわれしかいない。われわれは国際連帯を掲げている。青年とともに闘おうよと言っている。杉並のすべての労働者に、その訴えが入ったと思います。
明日から闘いが始まります。われわれが今の闘いに自信と確信と誇りをもって、外注化阻止・非正規職撤廃、労働者をとことん信じ切って職場で組織する、オルグする、労働組合をよみがえらせる――。それがこの杉並補選で闘ってきたことだと思います。闘いの中心は職場です。組織拡大!組織して組織して組織しまくって闘っていきましょう。

街宣隊の学生から

●責任者 深田力さん
街宣は文句なく断トツで第一党派だった。
北島さんは何党かとよく聞かれたが、労働運動のリーダーだと訴えた。労働者の怒りの先頭で闘う人格として北島さんがいて、全体が団結できた。安倍に鉄槌を!という怒りを集めた。夢ふくらむ4332票。青年・学生が怒りを表し始めたら丸ごと獲得できる。
「『困っている』を見捨てない」と言う党派もいた。労働者は困っているんじゃない、怒っている。闘う主体だ。僕らがともに闘い安倍を倒そうと訴えたこと、そして『前進』を徹底活用したことが重要だった。8・17「安倍をたおそう」集会へ。

●全学連書記長 坂野陽平さん
安倍を今倒すんだという迫力で全員が闘った。
共産党にも裏切られやっと本物の候補に会えたと涙ながらに語る女性、友人が過労死で殺されたと言い『前進』を買った女性。僕たちの存在が本当に求められていて、それに応えて決起した。
街頭ではノボリを倒してくるような反動も出てきた。1930年代型の階級闘争を肌で感じ、それを打ち破る闘いを実現した。学生は階級闘争の牽引車として登場できた。この地平で自らのキャンパスで闘う。

●法政大 洞口朋子さん
若者はブルジョア議会に本当に失望している。その中で本物の労働者の党として、本物の労働者の運動をつくっていくと登場できたことが4332票として表れた。いよいよ闘いはこれからだ。
児童館前のスポット演説では、職員がわーっと出てきて児童館廃止阻止を表明する。北島さんは廃止反対で有名だ。
一日一日が安倍への怒り、生きられない怒りがあふれ出る闘いだった。

 

★最後に、あらためて杉並区議選のなかでの北島邦彦の訴えを紹介します。これが集団的自衛権行使容認閣議決定を強行した安倍政権に対する、現在の「都政を革新する会」 の立場と訴えです。

ストライキで戦争をとめよう
DSC_0524安倍政権を倒す、安倍政治は許さない、この声を投票という形で表す絶好の機会がやってきました。戦争絶対反対、民営化絶対反対、その絶対反対の声こそ今回の区議会議員選挙で求められている声ではないでしょうか。
集団的自衛権の行使、こんなものを1ミリでも認めたら戦争が起きてしまう。絶対に許せない。戦後の70年近くにわたる社会のあり方を、なんで自民党と公明党の数人の議員だけが話し合って決めてひっくり返すことができるんですか。こんなやり方を許していたら、私たちの生活も命も未来もありません。
日本共産党は「海外で戦争する国にさせない」と演説しています。海外だろうが国内だろうが、戦争なんか絶対認めちゃだめなんですよ。集団的自衛権の行使は、個別的自衛権の行使も含んで、戦争を行うという意味じゃないですか。絶対認められない。
安倍の戦争政治、もう口先で批判してこと足りる状況ではなくなりました。じゃあどうするのか。私は、職場・生産現場で労働者が団結して戦争絶対反対の声と行動を、ストライキを始めとした実力行動を起こしていくことこそが戦争を止める最大の力だと確信しています。
武器を、兵器を作るのは誰ですか? 安倍が作るんじゃないです。現場の労働者が作るんです。だから、軍需産業で働く労働者が自分たちは同じ労働者である他国の人びとを殺すような武器は作らないんだと団結してストライキを行ったら、一発の弾丸だって戦場に送られることはなくなるんです。鉄道やトラックの運輸労働者が戦争のための兵隊や武器は運ばないんだと言ってストライキをもって輸送を止めたら、一人の兵隊、一台の戦車だって戦場に送れないんです。労働者が団結して、戦争絶対反対のストライキをもって闘うことこそ戦争を具体的に止める道なんです。
もうひとつ、戦争を止める道は何でしょうか。自分たちを戦場に送り出して、敵・味方に分けて殺し合いをさせるようなそれぞれの政府をそれぞれに倒そう。こういうふうにして労働者が国際的に団結して手を握った時、戦争は必ず止めることができます。

(以上、『前進』2638号・2639号より転載しました)

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