ウクライナ~世界の情勢と私たち労働者の未来

f2623_06_01a(プーチンのクリミア軍事占領に反対するデモが弾圧に屈せず闘われた。3月2日 モスクワ)

クリミア半島をはじめ世界中が激震しています。
74-5年恐慌から40年、ソ連崩壊から20年余り、今の世界は、08年からの1929年以来の世界大恐慌の最中にあります。最末期の資本主義ののりきり形態である新自由主義が崩壊し、だからアメリカも欧州もロシアも中国そして日本も全矛盾が噴出しています。オリンピック(ソチ)も戦争まみれです。
しかし生きられない現実に対して労働者の怒りが爆発し、帝国主義とスターリン主義の戦後体制を労働者の側から倒す革命情勢が生まれています。クリミアでも東アジアでも戦争は、本質的に労働者の団結と闘いをつぶすためのものです。
特に日本では安倍政権が、中国・韓国やさらにアメリカとの関係を壊してでも実際に独自の戦争国家化・改憲に舵を切っています。この4月の消費大増税で、アベノミクスは完全に破産します。同時に3・11から3年目の現実は小児甲状腺がんが「疑い」含め74人に上り、汚染水、被曝労働、高線量地域への帰還強要など深刻な危機にあります。
国会もマスコミも真実を伝えません。「ウソ」が社会にあふれています。しかし、国鉄解雇撤回・外注化粉砕闘争は全ての労働組合を「御用労組」から奪いかえす中心にいます。
戦争か革命かの時代です。社会の基礎にある労働力の商品化を転覆して、労働者が真に社会の主人公になる時代がついに来たと言えます。

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