北島邦彦 すぎなみ未来BOX  2014年1月号外

2014年は勝負の年、北島邦彦を先頭に、

金権・腐敗と改憲・戦争の安倍・石原、猪瀬をうち倒そう

未来BOX2014年旗開き案内1 安倍政権は、秘密保護法、原発再稼動、消費大増税、解雇自由のルール化、TPP強行、介護制度の改悪、日本版NSC―憲法改悪と戦争…と、私たちの生活と未来を破壊しようとしています。石原都政を継承した猪瀬都知事は、金権腐敗にまみれた卑劣漢です。徳洲会グループは、医療機関の民営化に群がり、労働者に劣悪な労働条件を強制して巨額な利益を得てきた医療資本です。労働者人民から掠めとった莫大な金が政治家に流れています。安倍―猪瀬・石原・橋下政治を、もうこれ以上のさばらせておくわけにはいきません!
こうしたなか、田中区政は旧山田区政の政策を廃止すると同時に、他方で「民営化・外注化、労働者の非正規化」を拡大しています。「区立施設再編整備」「区立施設使用料見直し」が中心ですが、それは区施設の資本へのまる投げと、集会施設利用者の金銭的な負担増、施設運営を担ってきた非正規労働者の大量解雇・賃下げにつながります。絶対反対です。
2014年7月、杉並区議会議員補欠選挙(欠員3)が行われます。都政を革新する会は、北島邦彦・前杉並区議の再選を期して補欠選挙に挑戦し、勝利をめざして全力で闘う決意です。

都政を革新する会・2014年旗開き

★2014年 1月 19日(日)午後2時~4時

★荻窪タウンセブン 8F(JR荻窪駅ビル)

★挨拶 長谷川 英憲 都政を革新する会代表・元都議

★情勢・区政報告 北島 邦彦 前杉並区議・都革新事務局長

◆特別講演 「ふくしまの子どもたちの今」

松江 寛人医師  ふくしま共同診療所院長・ガン総合相談センター

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みんなの力でふくしま共同診療所を発展させよう

福島では、子どもたちの甲状腺ガンが多発し始め、放射能汚染の拡大は深刻です。汚染水問題など安倍首相の「完全にブロック」など大嘘が日々暴かれています。
12年12月に開設されたふくしま共同診療所院長の松江寛人先生に福島の現状についてお話していただきます。福島と寄りそい、福島と一つになり共同診療所を発展させよう。

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民営化、非正規職、労組破壊との闘いは全世界の労働者共通の闘い

<11・3労働者集会> 闘う労働組合を全国の職場に!日比谷野音に5600人 

未来BOX2014年旗開き案内2 11月3日、日比谷野音で「闘う労働組合を全国の職場に!」を掲げ労働者総決起集会がかちとられた。国鉄分割民営化と闘い続けている動労千葉、産別・地域で原則的な労働運動を展開し、資本との激しい攻防に勝ち抜いてきた関西生コン支部や港合同が呼びかける集会だ。
動労千葉の田中委員長は、「労働者に襲いかかっている大失業、総非正規化、改憲と戦争にもう我慢できないの声が沸き上がっている。この時代に必要なのは闘う労働組合だ。闘う労働組合をつくれば社会を変えられる」と訴えた。
集会は、全国から職場で闘う労働組合や組合をつくって闘っている非正規職の労働者や、韓国・ドイツ、在日・滞日の労働者からの心からの訴えが続き、「労働者は一つ、労働者に国境はない」ことを実感させた。
JR北海道の安全崩壊、福島原発事故など金儲け第一の新自由主義・資本主義社会のでは労働者は生きてはいけない。「人間らしく生きられる」社会を作ろうの声が溢れた。

<韓国民主労総> パククネ打倒へ5万人  11・10ソウル

訪韓闘争に参加した仲間の報告

11月9~11日、民主労総の労働者大会に動労千葉訪韓団として合流した。韓国の労働者と一つになり5万人集会に参加、片側の全車線を占領した感動的・解放的デモを実現した。
韓国でも新自由主義の嵐が吹きあれ、公務員労働者への攻撃が強まっている。「解雇された公務員労働者を組合に入れるな」というパク政権に「一人の首切りも許さない」と労働組合の原則を守って闘っている。ここに本物の労働組合がある。現場で闘う労働者の気持ちは一緒だ。労働者国際連帯に希望と未来が有ることを感じた訪韓だった。

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田中区政の民営化・非正規化に絶対反対!

区立施設の再編整備計画、使用料の見直しを許さない!

未来BOX2014年旗開き案内3 田中区政は、一方で前山田区政の目玉政策のひっくり返しを行なうとともに、他方では民営化・外注化・非正規化をどしどし遂行してきました。その集大成とも言える政策として、杉並区立施設の再編整備計画および使用料等の見直し計画(素案)を発表してきました。絶対に反対です!例によって、ムダな行政コストの削減、効率的な行政運営などを名目にしていますが、そのねらいはまったく別のところにあります。
今回の計画の具体的柱はふたつ。阿佐谷北の杉並第一小学校を建て替えるにあたって、阿佐ヶ谷地域区民センターや産業商工会館、さらには介護施設や保育園を併設する複合施設にするというもの。さらに、荻窪のあんさんぶる荻窪と荻窪税務署を交換し、特別養護老人ホームを併設した複合施設にするというもの。こうした施設再編=統合にともなって、さざんかーど利用による施設使用料の減免(半額)制度を廃止します。
区民サービスそのものの質的転換を図ろうとするものです。たとえば、使用料の見直しによって、集会施設を利用できる層に大きな格差が生じます。さらには、施設運営を実際に担ってきた非正規労働者の解雇・賃下げ・人員削減が予想されます。こうした計画の進展を契機にして、なかなか進まない公立小学校・中学校の統廃合もねらわれています。
高齢者施設(これは、介護保険制度からの要支援認定者の排除―自治体への移管計画にも関係しているでしょう)や保育園の併設を“アメ”にして、行政サービスの削減を呑ませようという田中区政の魂胆を、徹底して暴露していかなければなりません。

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国鉄解雇撤回・新10万筆署名にご協力を

9月25日、動労千葉・鉄建公団訴訟控訴審判決で1審に続いて分割・民営化時の職員採用に不当労働行為があったことを認めさせました。「真実を消し去ることはできない」のです。しかし、不当労働行為があったことを認めながら、屁理屈をこねて「解雇撤回」を拒否しました。しかし、それ自体矛盾だらけで、中曽根康弘が推進した国鉄分割・民営化とその根拠となった国鉄改革法の矛盾が次々と暴かれています。
最高裁で不当労働行為を認めさせ、解雇を撤回させる正念場です。圧倒的な労働者・民衆の声を最高裁に突きつけましょう。
民営化の破綻は、明白です。JR北海道の安全問題がそれをよく示しています。分割民営化による利潤追求=金儲け主義が、安全を崩壊させているのです。郵政民営化もそうです。非正規の労働者ばかり増やし、労働者に「自爆営業」を強制するブラック企業に転落しました。
国鉄解雇撤回の署名運動は、民営化攻撃と真っ向から対決し、労働者や乗客・利用者の命を守る闘いです。労働環境の劣悪化が進行する中でこれと闘う重要な武器です。
最高裁での勝利に向けて、是非、署名活動にご協力をお願いします。

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戦争と公務員労働者弾圧の 秘密保護法成立を弾劾する

未来BOX2014年旗開き案内4 12月6日、安倍政権は広範な労働者民衆の反対の声を踏みにじって「特定秘密保護法」を強行成立させた。この暴挙を絶対許せません。
「秘密保護法」の正体は、石破自民党幹事長が口走った「デモはテロ」発言に表されています。政府に異を唱えるもの、戦争に反対するものを「テロリスト」として弾圧・排斥しようと言うのです。  世界的に新自由主義が破綻し、改憲・戦争で生き残ろうとする支配階級と「もう我慢の限界だ、生きさせろ」の激突が始まっています。労働者民衆の闘いを押さえ込みたい意図で「日本版NSC」と「特別秘密保護法」が必要になったのです。そのために大きな反対の声を無視してまでも「秘密保護法」成立に突進したのです。団結した労働者民衆が立ち上がったら、1パーセントの支配層など叩きつぶされると恐怖に震えているのです。労働者民衆の闘いを「テロ」と規定して弾圧する、そんな安倍のやり方や石破の発言に、ますます怒りが湧いてきます。こんな政権は労働者民衆の怒りで打倒あるのみです。

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5000万円ワイロの猪瀬を打倒しよう

徳洲会から猪瀬知事への5000万ワイロに怒りが広がっている。「生活が不安で金を借りた」の言い訳を誰が信じるか。今回の事態は、公選法違反などのレベルを越えている。徳洲会が、低賃金・長時間労働で労働者から搾り取った巨額な収益をもとに政治献金やワイロを政治家にばらまき、その見返りに病院や特養施設建設などに行政から莫大な補助金(税金からだ!)をむしり取っている事件であり、金権腐敗、汚職構造そのものだ。

 石原以来の金権・腐敗と民営化

「都立病院の経営を徳洲会に任せる」と公言した石原慎太郎こそ、徳洲会・徳田会長の長年の「盟友」であり、トコトン腐った関係にあった。猪瀬は小泉政権下で道路公団民営化を推進した功績から石原に重用され、利権の一部を引き継いできた。猪瀬が進めた道路公団民営化では会社の利潤追求のために「無駄をなくす」方針で道路保全経費を削減し、中央高速道「笹子トンネル」事故を引き起こした。 小泉・安倍・石原・猪瀬が進める民営化とは、公的財産を資本家連中に投げ与え、ぼろ儲けさせることだ。国鉄も郵政もそうだ。オリンピック招致も、公費や公共財産をゼネコンなどの巨大資本に食い物にさせるのだ。「五輪特区」での規制緩和は労働者の首切り、賃下げ非正規化を一気にエスカレートさせるものだ。汚職にまみれた民営化論者たちに断を下そう。風前の灯火となった猪瀬を打倒しよう。

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