脱原発へ、ゼネストを辞さずに! 東京新聞投稿欄

 7月7日東京新聞投稿欄に「生活のため連合は動け」との投稿が掲載された。原発推進、消費大増税を指示する労働組合のナショナルセンター連合に「対して、これが労働組合かの疑問を呈し、労働者の代表として「ゼネストも辞さない覚悟」をもって取り組むべきと訴えている。まったくその通りです。労働者の率直な感想と訴えです。労働者の40%が非正規に落とし込まれ、年収200万以下の労働者が膨大に生み出され、「生きていけない社会」の現実への怒りは、首相官邸前10万ー20万ー15万の怒りとなって爆発しています。                                                                福島を切り捨て原発再稼働に邁進するする野田政権、消費大増税で労働者を一層生活苦に追い込む野田政権を全面的に支えているのが、連合幹部です。労働者や年金生活者や青年の生活を極限まで追いつめる大増税の率先して賛成したり、原発推進、被曝労働を強制する労働組合のナショナルセンターなど世界のどこにもありません。本当に労働者の立場に立ったナショナルセンターを作ることが求められています。労働組合を労働者のものとして甦らせなくてはなりません。反原発20万の決起に、労働組合が大挙して反原発で決起した時、すべての原発をなくす!展望が切り開かれます。7・16代々木公園での原発やめろ!は10万から20万人以上の決起となります。この闘いに敵対しているのも、連合幹部です。今こそ、連合幹部を打倒する闘いに本格的に入ろう。連合を始め、原発推進・消費大増税推進の労働組合幹部を打倒して、現場の労働者が労働組合権力を奪取しなくてはなりません。それがゼネストへの道を切り開きます。情勢は確実にナショナルセンター幹部の堕落や裏切りを超えて、労働組合を再生する闘いが階級の底から始まっています。まずは7・16の大結集でその一歩を踏みだそう。                        

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連合(日本労働組合総連合会)は、労働組合なのでしょうか。現在、民主党最大の支持母体なので影響力を行使できる立場にあります。なのに、原発や消費税増税問題など労働者の生活を脅かす事態が起きているのに動きがよく見えません。
 原発問題では、事故を起こした福島第一原発において、連合傘下の組合の労働環境が悲惨な状況にあります。事故後、原発推進から脱原発依存に方針転換したとのことですが、福島第一原発の労働環境を考えたら、ゼネストも辞さない覚悟で脱原発を訴えるべきではないでしょうか。
 一方、消費増税には賛成の立場を取っています。労働者の生活を守るという労組の役割を連合は放棄したとしか思えません。
 原発も消費税問題も労働者の労働環境、生活環境の改善のため、連合が最優先して取り組むべき課題だと思います。ストも辞さない覚悟で連合が取り組めば、その影響力は絶大です。そうでなければ連合の存在意義そのものが疑われかねないと思います。                 (東京新聞7月7日)

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