3・24鈴コン闘争支援共闘集会が大成功。

 一般合同労組・東京西部ユニオンの「解雇撤回」のたたかいは、2月29日の東京地裁の「解雇に合理的理由無し。1年間賃金の仮払いを行え」という判決が出され、決定的な緒戦の勝利を勝ちとった。その勢いを受け、鈴コン闘争支援共闘会議結成に向けての集会が、3月24日、赤羽会館小ホールで圧倒的な高揚感で勝ちとられた。
 会場は、昼の「さよなら原発!デモ」を闘いぬいた労働者や青年も合流し、195人もの人々がかけつけ用意した椅子は不足し、数十人が床に座り込んだ。
 集会は<2・29東京地裁の仮払い仮処分決定―職場を軸に団結力と大衆闘争でかちとった大勝利>と<鈴コン闘争を、全国の2千万非正規労働者の闘いの先頭へ>を合言葉に、かちとられ、<鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議(準)>発足を宣言した。
 10年、20年を3ヶ月雇用契約で働かせて、組合つくって闘ったらクビ、しかもストライキをやり、社前や駅前で訴えた組合活動に対して解雇、これに対して鈴コン分会の仲間は腹の底からの怒りで立ちあがり、「俺たちは奴隷じゃない。絶対不屈に闘えば必ず勝てる」確信に燃えて闘ってきた。新自由主義がつくり出した膨大な非正規職労働への憤り、労働者が団結して闘うことへの資本の憎悪と分断策動への怒りが強固な団結と不屈の闘いをつくり出してきた。「一点の火が無数の火に転じる」希望・展望を示すのが鈴コン分会の闘いだ。
 集会は、組合結成以来の闘いのDVD上映で始まり、地元東京北部の労組青年部の司会で、精研労組委員長の開会あいさつ、世田谷地区労顧問の花輪不二男さんの「かつての全国争議支援の経験も生かして、鈴コン闘争勝利と非正規職撤廃の全国闘争に残りの人生をかける!」という熱い主催者あいさつで始まり、全日建運輸連帯労組・関西地区生コン支部・高英男さんの「最後の勝利までともに闘う」という強いメッセージが紹介された。4・1JR検修外注化を阻止した動労千葉の田中委員長からは「自分たちの外注化阻止=非正規を生まない闘いと鈴コンは一体。勝利は職場の闘いと団結の拡大だ。ともに闘おう」と感動的な発言がおこなわれ、埼玉で派遣切り・組合破壊と闘い抜くジェコー行田分会、ショーワ分会、郵政非正規ユニオン齋藤委員長が特別アピールをした。
 全体が高揚する中、当該の東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会が内尾分会長の分会闘争宣言を先頭に5人で登壇し、どんな酷い資本との闘いでも、団結して闘えば勝てることを、底抜けに明るい確信とユーモアある報告が会場全体を興奮させた。「この闘いは、自分たちだけじゃない、多くの労働者に闘えば勝てるし生きていけることを示すたたかい」「クソ会社と思ってたが、こんな闘いが味わえて、この職場に来てホントに良かった!」という、資本への絶対非和解の姿勢と労働者の誇りを基礎にした発言だ。
 集会では、支援・連帯共闘会議を本格的に結成すること、職場を軸に本裁判・労働委員会闘争も闘い、国鉄全国運動と一体に、非正規職撤廃へ、地域・全国で、産別で、合同労組で、徹底して団結・共闘を拡大する大運動を進める、その力で解雇撤回を勝ちとろうと言うことが確認された。
 弁護団からは、仮払い決定の勝利の画期性とともに、当該と団結して裁判も「現場闘争」として闘うとあいさつ、さらに地元はじめ全国各地の合同労組、福島合同労組からは3・11の巨大な闘い、フクシマと鈴コン勝利・非正規撤廃は1つだと訴えられ、最後に、前日の3・23、被曝労働に抗し続けて全組合員のストをうった動労水戸からも共闘表明が行われた。 「労働者は団結して労働組合をつくって闘えば、必ず勝利できる」(西部ユニオン・吉本委員長)ことを全参加者が強固に共有し、次の闘いに突きすすむ決意を沸き立たされ集会としてかちとられた。

http://nonukessuginami.seesaa.net/東京西部ユニオン・ブログ

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星野文昭・暁子 絵と詩展  案内

無実なのに獄中37年  星野文昭を自由に再審無罪・即時釈放!
無実の星野文昭さん解放を!
1971年11月14日、米軍基地の島として固定化する沖縄返還協定の批准に反対し、全島ゼネストをもって闘う沖縄県民に応える渋谷闘争がたたかわれた。
東京都内での集会・デモ禁止を打ち破ったこの闘争で、機動隊員が1名死亡した。デモ隊のリーダーだった星野さんはその「実行犯」にでっち上げられ、無期懲役刑を下された。
1996年、第1次再審請求。
2008年、最高裁が特別抗告棄却。
2009年11月、27点の新証拠と共に第2次再審請求書を提出し、再審闘争を闘っている。直ちに再審を開始せよ
 星野さんは無実です。物的証拠は一切ありません。あるのは密室で作られた、少年達の「星野さんが機動隊員を殴っているのを見た」などとする供述調書だけです。裁判所は、でっち上げ供述だけで、無期懲役刑を下したのです。
 星野さんは現在、第2次再審請求中です。昨年、星野さんの無実を示す決定的な写真が証拠開示されました。東京高裁は今すぐ再審を開始し、星野さんを釈放せよ!

http://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/

 「希望」が舞い降りた日に
 2・5 徳島刑務所包囲デモ

「星野さんを返せ! 」
「星野さんは無実だ !」
「受刑者を人間扱いしろ!」

「希望パス」に乗って
全国から集まった老若男女が
星野のぼりと赤旗をたなびかせ
徳島刑務所 を取り囲む
坂道を 練り歩いた

手を伸ばせば そこに
37年間 囚われている
星野文昭がいる

入り口の門にも
刑務所の裏にも
口を閉ざした 刑務官が
立ち並んだ

一言の言葉を伝えようと
声限りに叫ぶ 600の顔! 顔!
泣きながら 泣きながら
その顔は 叫んでいた

そこにいるのは まぎれもなく
自分の分身であり
とり一戻すのは 自分自身だ

「やっと 来れたんだね」
と文昭は 両手を広げて
待ち受けていた

37年の分断と
心の鎖を 断ち切って
我とわが身で 一つに化した 感動が
誰もの心を つかんで 離さなかった

「星野を返せ!」「暖房を入れろ!」
叫びながら
必ず とり戻せるという「希望」が
600の隊列の確信になった

     写真: 星野とり戻そう!徳島刑務所を包囲するデモ隊               

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介護と福祉を要求する杉並住民の会・「かいらんばん」99号紹介

野田政権の「消費大増税と社会保障の解体」まっぴらごめんです

「寒冬ーかんとう」                    ◆皆さまお元気でしょうか?今年の冬は記録的な寒さでした。ある新聞のコラムで知りましたが「寒冬=かんとう」という言葉があるそうです。「暖冬」はよく知られていますが、寒いのが当たり前の「冬」なのに、と思います。平年(1981~2010年の平均温度)にくらべて気温の低い冬のこととか。  加えてインフルエンザの追い打ちです。
 くれぐれもご自愛下さい。
◆『かいらんばん』の発行がしばらく途切れていました。ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。今号を期して再開いたします。「消費大増税」と「社会保障の解体」という野田政権のやり方に、高齢者の怒りの声をもっともっと上げなければと思います。       福祉をこわし大増税。怒!                                    ◆昨年の「3・11」東北大震災と福島原発事故からまもなく1年です。
◆「惨事便乗型資本主義」という言葉があります。東北大震災のような「惨事」をこれぞとばかりに利用して資本が大きな利益をあげる政策です。まさに「命よりも金」、新自由主義の極致です。いま被災現地で行われている「復興特区」でたとえば「最低賃金制」という、労働者の最低限の生存のための制度など無視して良いとする。被災地に進出する企業の税金を5年間もただにするというのがそのいい例です。

こわされる福祉の現実                                      ◆野田政権が、国の危機をかかげて、このときとばかりに、消費税を10%、いや17%にまで引き上げる。その口実にしている社会保障を実は徹底的に切り下げる、これもそうです
◆現に、1月の国会できめられた「介護報酬の改定(4月1日実施)」は、「介護は在宅で」のかけ声のもと、介護施設から高齢者を追い出すものです。そのために利用者を6ヶ月で退所させたら施設への報酬を増額してやるというアメを与える卑劣さです。
◆また、これにともなって介護保険料も引き上げられます。
◆年々、年金が減らされる高齢者にとって全く納得できません。
◆しかも「税と社会保障の一体改革」では「現役世代負担だけでなく広く高齢者を含めた負担」と言って高齢者を標的にしているのです。
◆野田政権の、この社会保障解体、消費大増税について、次の号で全面的に取り上げたいと思います。

東北・福島の怒り、悔しさをともにし、絶対忘れない                     ◆3・11は被災地東北の人々はもちろん、すべての人々にとって、「今はどんな時代なのか」、「これからどう生きていくのか」など真剣に考えさせられた大きな出来事でした。1945年の「敗戦」にも比する歴史的大事件でした。
◆とりわけ、被災地の人々のこの1年はとても言葉では言い尽くせない悲しみ、苦しみ、怒り、悔しさに満ちていることでしょう。
◆大小、無数の反原発行動が全国各地でおこなわれ、これまでデモなどまったく経験していなかった人々が怒りの拳をあげました。
◆中でも昨年9・19、6万人が集まった明治公園の怒りや熱気の中に、原発をなくす力、「命より金」の政治を変える力があるとすべての参加者が胸にきざみました。

3・11原発いらない福島(郡山)県民大集会へ                        ◆今原発はたったの2基しか動いていません。4月には全原発が止まります。再稼働を阻止し原発廃炉へ前進しましょう。
◆住民の会も参加します。

 映画「チェルノブイリ・ハート」を見て                                          住民の会の勉強会から*   杉並住民の会運営委員   のもとみのる          住民の会で昨年秋、チェルノブイリ原発事故はどんな現実をもたらしたのか学ぼうと「チェルノブイリハート」という映画を見ました。その感想を野本さんが寄せてくれました。                           「チェルノブイリ・ハート」とは、1986年に起こった、当時ソ連のチェルノブイリ原発事故。その放射能被曝で生まれながらにして心臓に重度の障害をもった子どもたちのことです。心臓隔壁に大きな穴が空いていて、手術をしないと生きていくことができないのです。ミンスク小児病院では甲状腺がんの発生率は事故以前の1万倍であり、正常に生まれてくる子どもたちの割合は15~20%しかないのです。ベラルーシでは乳幼児の死亡率は他のヨーロッパ諸国より300%も高くなっている。2006年時点でウクライナ、ベラルーシ合わせた被爆者数は700万人以上と言われ、心臓のほかさまざまな重度の障害をもったこども達が生まれている。下肢の障害で歩くことができず人の手を借りてしか移動できない子どもが「将来の夢は?」と聞かれ「医者になりたい。この子どもたちを救いたい」と言うのをみて涙を抑えることができませんでした。                                                      チェルノブイリ事故を調査する国際諮問委員会が5年後に事故の影響を調査しました。委員長は重松逸造(原発ムラ御用学者の重鎮。去る2月6日死去)です。「汚染地帯の住民には、放射能による健康影響は認められない。むしろ、精神的ストレスの方が問題だ」という犯罪的な報告を出しています。
 福島の放射線障害はこれから本格化することは間違いありません。それなのに緊急避難準備区域の解除が行われ、昨年12月、政府は「事故収束宣言」を出しました。原発の再稼働を狙ったものです。本当に許せません。

 

 生活相談から*北島邦彦(前杉並区議)                              区営住宅に住む母親と同居し介護をしてきたが、母親が亡くなったら突然、杉並区から「立ち退け」と言われた                                     最近、住民の会の会員から相次いで「同居していた親の死去によって都営(区営)住宅に住み続けられなくなった」という相談がありました。そこで、相談にのってもらった北島さんにこの問題の背景や現実を語っていただきました。                        親が亡くなっても同じ部屋に住み続けることができると思っていたら、「3か月以内に退去するように」という役所からの通知を受け取ってビックリ…という事態で、居住者としてはパニックに陥ってしまいます。                                        5年前からはじまった東京都の承継制度の見直し                         なぜこのようなことになるかというと、東京都が2007年8月25日に、都営住宅に関わる従来の使用承継制度を見直し、区でも同様の措置をとるようになったことに原因があります。賃貸借契約の名義人が死亡したり転出したりした場合、居住し続けることができるのは原則として名義人の配偶者のみに限定し、高齢者・障害者・病弱者については名義人の三親等の親族(親、子、祖父母、孫、兄弟姉妹、おじ・おば、甥・姪)までは例外的に許可するとしました。                                              入居者の現実を見るべきだ                                       見直しの理由としては、「都営住宅の入居は公募が原則であり、入居を希望している都民が多数ある中で、公募の例外である使用承継によって長年にわたり同一親族が居住し続けることとなり、入居者・非入居者間の公平性を著しく損なっている」ことを挙げています。
 しかし入居している人たちの実態に目を凝らすと、名義人と同居している親族が「楽をしている」「得をしている」と単純には言えません。都営住宅などに新たに入居できる人の数はきわめて少なく、必然的に賃貸借契約の名義人の高齢化は一般住宅よりも進んでいます。同居している家族は大なり小なり名義人の介護を行なっており、高齢者の介護という大きな社会的責務を果たした後の名義人の死去だととらえるべきだと思うのです。その貢献に報いるのが、なんと「3ヶ月以内の退去」ですか!まったく容認できるものではありません。                                                    根っこは、国・石原都政の公営住宅切り捨て政策                         そもそも、なぜ使用承継制度を見直さなければならなかったか?東京都は、「入居を希望している人が多数ある中で…公平性を著しく損なっている」状態だと言います。
 しかしもっと多くの公営住宅が建設されていたら、「入居を希望している人が多数ある」事態は多少なりとも緩和されたはずです。そうすれば「公平性を著しく損なう」状態も解消されたことでしょう。
 石原都政は都営住宅の新規着工を、ただの1戸も実施していません。ここにすべての原因があります。

福島診療所建設に向けたアピール                                   36万人の福島の子どもたちはじめすべての住民の命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しましょう。             2011年12月1日 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0・6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134が検出されるなど、子どもたちの放射線被曝、とりわけ内部被曝は重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被曝を心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。
 ・・・・・・(中略)・・・・・・・
 だからこそ、すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。
 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被曝に日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 ・・・・・・(中略)・・・・・・
 安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。
呼びかけ人:〈福島から〉清野和彦(元福島県教組委員長)、佐藤幸子(NPO法人代表)、椎名千恵子(とつきとおかテント村代表)、橋本光一(国労郡山工場支部書記長)、市川潤子(福島合同労組委員長)、鈴木光一郎(酪農家)、佐々木信夫(桜の聖母短大名誉教授)、渡辺馨(福島県労組交流センター代表)
〈全国の医師から〉吉田良順(広島高陽第一診療所)、杉井吉彦(本町クリニック院長)、松江寛人(がん総合相談センター所長)、吉本哲郎(熊手町クリニック院長)、末光道正(八尾北医療センター院長)、布施幸彦(館林厚生病院医師)                      杉並住民の会は、この「福島診療所建設に向けたアピール」をうけて、診療所建設に全力を尽くしたいと思います。建設基金や医療にかかわるご協力その他さまざまな知恵をおかしください。

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3・11福島郡山-原発いらない!福島県民大集会

「3・11」1周年の今日、どう行動するか様々な想いをもった方も多いと思います。私はNAZEN東京西部(すべての原発いますぐなくそう!全国会議・東京西部)の仲間とともに、福島県郡山市で開催された原発反対集会&デモに参加しました。「追悼」「鎮魂」「復興」で日本中を染めあげて、地方切り捨て政治と原発推進政策がもたらしたこの被災の責任を曖昧にしようとする政府・資本の目論見を、1万6千人の集会参加者の熱気で確実に噴き飛ばすことができました。福島県民6人の発言は、彼ら彼女らの怒り、苦しみ、恨み、憎しみ、そして哀しみがいかに底深いものであるか、1年を経てそのことをあらためて厳しく突き出すものでした。「人の命も守れないのに、電力だとか経済だとか言っている場合ではないはず」という高校生の発言。「『がんばろう日本』ではなく『変えよう日本』へ」という農民の発言。原発が社会にもたらしたもの、人間にもたらしたものの本質を鋭くえぐり出す発言でした。ここには“革命”によってしか打開できない現状が突き出されています。会場には労働組合の旗が林立し、反原発闘争は労働組合運動の再生と一体となってこそ前進するという確信を深めました。東京に持って帰るべきたくさんのことを胸に刻むことができた1日でした。(北島)写真:開成山球場を埋め尽くした大結集。

 
 

救援本部ニュース254  2012.3.14   http://www.geocities.jp/shinsaikyuenhonbu/honbu256.pdf
 
311 福島から世界に
1万6千人が、原発廃絶!再稼働阻止
原発再稼働と一体の「慰霊」、新自由主義による「復興」なんて許さない!
 
 「原発はいらない!」。福島県内をはじめ全国から郡山市開成山野球場に集まった1万6千人の人々が全国・全世界に向けて「怒りと闘い」の宣言を発しました。
 東日本大震災と福島第一原発事故1周年の3月11日、野田政権は慰霊式典に天皇まで動員。いっそう深刻化する被災地の惨状を放置したまま、原発再稼働と一体の「慰霊」、新自由主義による「復興」にねじ曲げようとしていました。(なんと野田首相は同日、「再稼働の先頭に立つ」とする記者会見まで行いました。)
 しかしフクシマの怒りが、それをふっ飛ばしたのです。福島から全国に向け「政府と東京電力は責任をとれ!」「原発廃絶!」「再稼働させるな!」の声がとどろきました。
 「原発いらない!3・11福島県民大集会」は、主催者発表で1万6千人。参加者の実感としてはそれをもはるかに上回る2万人以上の大結集となりました。
  会場である郡山市開成山野球場のいたるところに、労働組合の赤旗が林立しています。多くの青年と年輩の方たち、労働者・農民・漁民・学生で内野席は完全に埋まりました。さらに階段に座り込む人や、後方で立ち見する人であふれ、外野席も開放されました。
 加藤登紀子さんのオープニングコンサートに続き、午後2時から集会が始まりました。
 開会の言葉などに続き、作家の大江健三郎さんが連帯のあいさつ。「原発をすべて廃止すれば子どもたちが、そのまた子どもたちが原発事故で放射能の害をこうむることは絶対にない」と原発全廃を呼びかけました。
  福島からは母親・農民・漁民・高校生など6人が県民の訴えを行い、「人間と原発とは共存できない」「『頑張ろう日本』でなく『変えよう日本』。今日をその転換点にしましょう」と次つぎに発言。警戒区域にある富岡高校から郡山市にあるあさか開成高校に転校した高校生は「人の命も守れないのに、電力とか経済とか言っている場合ではないはずです」と訴えました。福島現地からの発言の一つひとつは魂の叫びとして、参加者全員の心に新たな火をつけ、燃え上がらせたのです。
 地震が発生した2時46分に、参加者全員で黙祷。
 「『原発はいらない!』私たちは今、全国民に向け、高らかに宣言します」との集会宣言が発せられ、全体が二手に分かれて郡山市内のデモ行進に出発。国労郡山工場支部、福島県教組をはじめ福島県内各地の労働組合の旗、動労千葉など全国から結集した各労組・団体の旗やのぼりが途絶えることなく進みました。三里塚反対同盟の旗、そして「全国農民会議」ののぼりを掲げた農民の隊列。NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)も横断幕を掲げ、のぼりを林立させ「原発なくせ!」「再稼働やめろ!」のコールを響かせます。
  途中、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの椎名千恵子さんがNAZEN(http://nazen.info/index.php)
の隊列の先頭で訴えました。椎名さんは「女たちの力で今日の集会名称に『原発いらない』を入れて本当に良かった。日々闘って勝ち取っていかなければ『原発いらない』は続いていかない。どうぞ皆さん、つながって世界を変えていきましょう」と発言。デモ終了地点の郡山市役所前で行われた総括集会では、同ネットワークの佐藤幸子さんがマイクを握り、「福島から発信した声が日本中を変えます。みんながつながれば大きなことができます」と呼びかけました。
 3・11福島県民大集会の勝利は政府と東電、御用学者などによる福島の分断と怒りの圧殺を完全にはね返しました。福島の人たちの根底からの怒りが解き放たれました。全国から参加した労働者・民衆がその怒りと一層強くつながり、労働組合の隊列がその中心に座りました。この日はまた、日本全国で、さらに世界各地で、福島現地での決起に続く反原発の行動が闘われました。
 いまだ稼働中の原発はあと2基のみ。3・11の闘いの勢いをいささかも弱めることなく、野田首相や枝野経産相らの再稼働の策動を完全にぶっ飛ばそう。フクシマの怒りと固く結び、すべての原発の廃絶へ、全国の職場・地域で闘いぬきましょう。
 
 
 
全国・全世界で大高揚!
 
 郡山の闘いを先頭に、東京では1万人が国会を包囲する「人間の鎖」、夜には、4万人の大集会。北海道・札幌から鹿児島まで様々な地域で、60年安保、70年安保・沖縄闘争時を超える参加者がありました。野田政権の「再稼働策動」を許さない」、「命より金の社会はもう嫌だ」の根底的な怒りの声がわき上がっています。とりわけ原発立地地域での反原発行動の爆発は決定的です。青森で、新潟で、敦賀で、愛媛伊方で、福岡、佐賀で、鹿児島で怒りの声が爆発。被爆地・広島、長崎でも数千のデモが行われた。各地で労働組合の旗が翻った。
 世界でも、原発大国・フランスでは「過去最大」規模6万が「人間の鎖」を実施。ドイツでは、原子力関連施設周辺で「いますぐ廃炉へ」の2万人デモ。イギリスでは原増設反対の24時間デモ。台湾で1万人結集。韓国でも原発新設計画地での闘い。
 3・11は「怒りの日」、「闘いの日」となった。「すべての原発いますぐ止めよう!」「原発いらない!」の声をさらに大きくあ「原発なくして、社会を変えよう」の運動を大きく広げていこう。3・11はその出発点だ。
 7・16「原発いらない!10万人集会」に向かって突き進もう。写真:中・労組の赤旗が林立した。下2点・デモ全体を牽引した「怒」福島隊とNAZENデモ隊。
 
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2・25高円寺デモをうちぬく

 2・25午後、NAZEN西部の反原発・反失業高円寺一周デモは40数名の参加で元気にかちとられました。合同労組・東京西部ユニオンと西部労組交流センターの仲間を中心に、婦人民主クラブ全国協議会杉並支部、部落解放全国連合会杉並支部などが参加。NAZENの横断幕を先頭に、高円寺北3丁目公園に集まり、高円寺北口から青梅街道から環七を回り、高円寺南口の中央公園までのデモ。「再稼働許さないぞ!原発いますぐ廃炉に!」「非正規職を撤廃しろ!労働者の力で社会を変えよう!」の明るいコールが響きわたり、青年たちのデモへの合流妨害のためだけに動員された公安デカを超えて、店から出て手を振る商店主や原発反対のコールで応える中学生、窓を開けたアパートの二階から手を振る年輩者など、圧倒的な注目度でした。

  夜の交流集会では、鈴コン闘争(西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会)からの闘いの報告や杉並支部の解放講座が大盛況でかちとられたなどの報告がなされ、西部ユニオン書記長が、「本日のデモは少数ではあったが、大きな反響をつくりだし大成功した。これを起点に、3ヶ月毎にデモをやろう」とまとめた。

  デモに先だって、高円寺駅頭を制圧する大街宣活動を展開し、原発再稼働許すな!署名が集まった。

 

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2・25反原発・反失業高円寺一周デモに集まろう!

すべての原発いますぐなくそう全国会議(NAZEN西部)から、2・25高円寺デモの呼びかけが発せられています。2・25高円寺デモをかちとり、3・11福島県民大集会に参加しよう!

2・25(土) 16時:高円寺北3丁目公園集合 デモ出発

★14時-15時半 
    高円寺駅オキュパイ(占拠)街頭宣伝
★18時-20時 
    反原発・反失業交流集会
    (高円寺北区民集会所第4・5集会室)

                                        

 3・11福島県民大集会への訴え!

  3月11日は絶対に忘れることができない日、怒りの日です。
 2万人もの犠牲者を出した地震と大津波、原発事故で福島県内では今なお15万人を越える人々が避難生活を強いられ、大半の地域が「放射線管理区域」以上の高線量被曝下におかれています。
 それなのに、野田首相は昨年末に突然の「収束宣言」。原発の中では、溶け落ち飛び散った核燃料がどこにあるかもわからず、それを取り出す術すらないというのに、一体どこが「収束」だというのでしょうか。
 政府・東電は被災者のいのちや生活などまったく切り捨て、一切の責任から逃れようとしています。子どもたちの避難や疎開すら拒み、「除染」作業に住民や労働者をかり立て、家族も地域もバラバラにされています。
 労働者、農民、漁民から生活の糧を根こそぎ奪っておきながら何の補償もなく、ようやく請求した賠償金すらほとんど支払われていません。それなのに県内23市町村の住民のみに、賠償金として1人8万円、子どもと妊婦には40万円支払うというのです。これが命の値段だとでも言うのでしょうか。どこまで福島県民をなめたら気がすむのでしょうか。
 その一方で、原発をあくまでも再稼働し、外国に輸出までしようとしています。「人の命よりもカネ」、あれだけの事故を引き起こしても、結局は金儲けしか頭にない、これが今の政府や大企業の経営者たちの本音、本性です。「ミスター100ミリシーベルト」山下福島県立医大副学長の下、「放射線医療特区」として200万福島県民、36万人の子どもたちを人体実験材料にしようというのはその最たるものです。
 人間の尊厳を奪い、自然を根こそぎ破壊する原発は新自由主義そのものです。都市と分断して地方を切り捨てる。正規職と分断して非正規労働者を大量に被曝させ使い捨てにする。この原発と闘うことは新自由主義と闘うことです。
 労働者と農民・漁民、市民がひとつになり、福島と全国の怒りを一つにして、東電と政府の責任を追及し抜くこと、これこそが原発をとめる力です。この「人よりもカネ」の新自由主義の「復興」など、もうごめんです。ビジネスチャンスではなく、この腐りきった世の中を、すべての人々の団結でひっくり返すチャンスにしなければなりません。
 3・11郡山開成山球場集会とデモにフクシマの怒り、全国の反原発の怒りを総結集して、野田政権の原発再稼働を絶対に阻止しましょう! 全国、全世界からすべての原発をなくしていく闘いを福島の地からまきおこしていきましょう!   

再稼働反対署名→2/28経産省提出     

再稼働反対署名を集めよう。2月28日に経済産業省に提出する予定です。21日までに事務所に送付してください。署名用紙はhttp://nazen.info/からダウンロードできます。署名を使って職場・地域・学校で仲間をつくりましょう。                               

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団結旗開き  長谷川代表あいさつ

あけましておめでとうございます。
 1月も終わりに近づいているので気の抜けた感じがするのですが、都革新としていずれにしてもこの一年、どう闘うのか、去年1年をどう総括するのかは、後で北島さんから十分話していただくわけですが、私の方からはひとつ去年の選挙について、みなさんの全面的なご協力をいただきながら、勝利することができなかった。この点についてちょっと申し上げておきたいと思います。
 ちょうど一年前、3・11という大事件が起こりました。 日本の歴史がこれで変わるというような大きな出来事だった訳ですが、あの当時、世の中は「政治休戦」、「反対運動なんかとんでもない」、「挙国一致でいこう」と言うことがいわれました。去年の選挙の闘いの中で、私たちはこの政治休戦攻撃というものに対して、真正面から北島さんを立てて、反撃して闘いました。 全ての原発をいますぐなくそう、そしてこの世の中・社会を変えていこう、これが北島選挙の大きなスローガンだった訳です。 私たちはみなさんの協力を得ながら、破れたということについて残念至極であり、私たちの力のなさをみなさんにお詫びしたいと思いますが、ただこの選挙戦で真正面から原発をなくして世の中変えようと打ち出して闘ったこと自身は、たとえば高円寺1万5千人の反原発デモ、それはやがて9月の明治公園6万人の労働者人民の闘いへと引き継がれてきた、この突破口を切り開く非常に重要な闘いだったという点については心から確信を持っております。私たちはこの闘いを通して、去年1年、3・11と真っ向から闘い、そして動労千葉をはじめとする新しい闘う労働組合運動をこの西部の地でも、後で鈴コンの仲間のみなさんが発言してくださいますが、動労千葉としっかり手を組んだ新しい労働運動と、そして全ての原発いますぐなくそう全国会議・ナゼンという新しい運動もつくり出してきました。
 2012年、非常に激しい攻撃が始まっています。野田政権は岡田を副総理にして、「税と社会保障の一体改革」、とんでもない大増税と社会保障のきりすて、それともう一つの柱は、原発再稼働の攻撃です。これと闘う陣形を去年を突破口にしてつくってきた、これを思いっきり前進させ、みなさんと共にこの反動渦巻く時代を希望の時代に変えていきたいと願っています。一緒に、是非みなさんの力を寄せていただきたいと思います。細かいことは、北島さんの報告にゆだねますが、とにかく元気いっぱいで闘っていきたい。
  それともう一つ、実は区民のみなさんの中に、「もう都革新は選挙を辞めるんじゃないか」と言う声が聞かれます。私は、ここで率直に、絶対そんなことはないんだ次の区議選も闘うし、それから場合によっては、大きな情勢が動いたときに国会議員の選挙ということだってもあり得ない話ではないと考えています。先日、桜井善作さんという方からの年賀状に「都政を革新する会に国会に挑戦してほしい」ということが書いてありました。あのファシスト橋下大阪市長のもとに、前杉並区長の山田とか、横浜の市長だった中田、つまり政経塾の反動的な面々が顧問とか、参与という形で入っているんです。都知事の石原が新党結成に動き出しました。反動的な連中が、国そのものが破産するようなものすごい危機にかられて集まり始めたわけですが、そういうことを考えれば考えるほど私たちは労働運動とそれを軸にしたあらゆる分野の人たちの全力の結集という力をもって闘っていかなくてはいけないと思います。そういう時代の闘いのひとつとして、選挙戦は絶対に、辞めるということはありません。その点は杉並区民のみなさんにはっきりここでお約束しておきたいと思います。ただその力をどうつくるかということが問題です。その話は、北島さんに、お願います。頑張っていきましょう  。

◇2012年1月29日都政を革新する会・団結旗開き 。あいさつに立つ長谷川英憲代表                     

 

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都政を革新する会 2012年団結旗開き

 都政を革新する会2012年団結旗びらきが、95人の結集で開催されました。例年にない厳しい寒さの中、旗びらきにかけつけてくださった多くの仲間のみなさんにお礼申しあげます。
 長谷川英憲代表の主催者挨拶に続いて、北島邦彦より「都政を革新する会は2012年をどう闘うか」と題した提起をしました。昨春杉並区議会議員選挙について、原発絶対反対を掲げて「政治休戦」「自粛」を撃ち破って情勢を切り開いた階級的意義をはっきりさせ、しかし議席を死守できなかった都政を革新する会の組織としての課題をしっかりと見すえることを約束しました。
. 国債暴落―国家破産の時代情勢のなか、朝鮮半島・ホルムズ海峡での戦争の現実性はきわめて切迫しており、沖縄・辺野古新基地建設を軸とする日米安保の強化・実戦化もその現われのひとつです。この情勢に対決して世界中で労働者階級の大反撃が始まっていて、都政を革新する会としても国際的団結の一翼を担う闘いが求められていること、その闘いを2本柱として打ち立てる決意を述べました。すなわち、非正規職撤廃を掲げた東京西部ユニオンの闘争と組織強化の先頭に立つこと、NAZEN西部の活動に責任をもって取り組むことによって反原発闘争の先頭に立つこと、この2本柱です。そしてその底流を支える闘いとして、動労千葉を支援する会・東京西部とともに国鉄全国運動を推進すること。そのうえで昨春杉並区議会議員選挙の総括をかけて、都政を革新する会をたんなる後援会組織や相互扶助組織ではなく、杉並における強靭な政治的団結体として建設していくことを結論としました。年頭からの国会解散―総選挙情勢という政治の流動化に対して、都政を革新する会として真っ向から対決していく姿勢をはっきりと打ち出しました。
 乾杯の後、動労千葉からのメッセージ、三里塚現地闘争本部からのアピールと続き、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会からの特別報告です。旗びらきには郵政で働く非正規の青年労働者も初めて参加してくれていたのですが、鈴コン分会の闘いは大きな感動と激励で会場全体を満たしました。さらには地域の医療機関や労働運動をはじめ様々な運動体からの発言が続き、杉並における闘いの豊かさをあらためて実感させられました。とりわけ全学連・斉藤郁真委員長からの発言は、福島大を先頭にする次代を担う学生の闘いの前進を語り、文字どおり「老若男女」からの圧倒的な喝采を受けるものでした。最後に革命的共産主義者同盟東京西部地区委員会からのまとめの発言を受け、東京西部ユニオン・吉本伸幸委員長の団結がんばろうで大盛況のうちに幕を閉じました。
 地域に階級的労働運動の軸をしっかりと樹立することができれば、広範なあらゆる人民の結集点を創りだすことができる、それを参加者全体のものにすることのできた旗びらきになったと確信しています。(北島邦彦)
 写真:(上)「2012年の闘いにむけて」を提起する北島。(中)区民の音頭でカンパイ!。(下)闘いの経過と決意を述べる西部ユニオン・鈴木コンクリート分会。

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