北島邦彦の新年アピール

10463978_403013953171345_3734575910552380546_n 区民のみなさん、全国の仲間のみなさん。2015年新年にあたってのアピールを送ります。

2662-2-4 鈴木たつお弁護士を推し立て「安倍政治を断ちきり、労働者が主人公の社会を」「新しい労働者の政党をつくろう」を掲げて闘った昨年末の衆議院選挙では、既成政党に伍して1万7千票をもぎり取る大勝利を実現しました。あらゆる力と智慧を寄せていただき、心より御礼申しあげます。

10805677_10205441745233760_1186509528670714510_n この1万7千票は、杉並をはじめ全国・全世界の労働者人民の闘いに、限りない激励とエネルギーとなって響き渡っていると確信しています。選挙後の街頭・地域で返ってくる反応は、「よくたたかったね」「選挙に勝っても安倍は追い詰められている!」「アベノミクスはどん詰まりだ!」「安倍の戦争政治は許さない!」「労働者が主人公となる社会の建設はこれからが勝負だ!」などなど。ここには労働者人民の明るく朗らかな想いと、新たな闘いの決意が込められています。

867122792 杉並区役所朝ビラでも、笑顔で「おはようございます!」と声をかけていく数が、通常以上に圧倒的に多かったのです。 こうした大衆的な解放感を形づくったのは、街宣隊に結集した全学連の仲間や全国の労働組合などの仲間たちの団結した力です。地域の支持者や選挙ボランティアとして初めて関わった人たちとも、強固な団結を築いて闘うことができました。

BxOwESgIYAA-g3V.jpg large 1月からの通常国会は、「安保・改憲―戦争国会」となることが明らかです。この歴史的な大決戦を闘う主体的準備を、衆議院選挙で成し遂げることができました。国鉄闘争をはじめとする春闘、原発再稼働阻止の3・11福島行動、5月沖縄闘争と続く今年前半の闘いに、ともに突き進んでいきましょう!

10.1dckitajima 衆議院選挙についてもうひとつおさえておきたいのは、この選挙戦が国鉄決戦と一体のものとして闘われたがゆえの1万7千票だったということです。昨年冒頭の都知事選から6月杉並区議補選、東京西部ユニオン鈴コン分会の解雇撤回・職場復帰などの11月全国労働者集会に向かうたたかい…。その底流にあったのが「解雇撤回・JR復帰」10万筆署名です。この署名運動で労働者階級の大地を耕しつつあったところに、国鉄労働者とともに先頭で闘ってきた鈴木たつお弁護士が登場しました。選挙闘争と国鉄決戦が完全に一体となった決定的瞬間でした。階級的な労働運動の一環として選挙闘争が位置づけられ、「新しい労働者の政党をつくろう!」の叫びが広がっていきました。

DSC_0524 また、今回の衆議院選では、民主党をはじめとする中間的政治勢力のあいまいさ、無責任さ、いいかげんさ…これらすべてが自己露呈しました。あらゆることを「ルールづくり」(議会での法令制定)に流し込もうとする日本共産党は、現場における労働者の団結と闘いにまったく信頼を置かない反労働者性を満展開していました。長時間労働の規制を、「残業を年間360時間以内とする」「月80時間以上の残業を規定する36協定の特別条項の廃止」などと主張するに至って、彼らがいかに現場労働者の怒りと無縁であるかがハッキリとあぶり出されてきたのです。

いよいよ4月には、杉並区議会議員選挙を迎えます。衆議院選を経たあらゆる政治党派の危機感は凄まじく、統一地方選こそその決着が問われる闘いになりました。すべての政党・議員が民主党・田中区長に抱き込まれ、まったく腐敗し無力化した杉並区議会を根底からくつがえすするために、攻めて、攻めて、攻めぬいて勝利しましょう!

image120 杉並区議補選から衆議院選の過程を通じて、児童館をはじめとする杉並区の自治体労働者との広範な関係性が生み出されています。また、都教組に所属する教育労働者から、職場で集めた国鉄10万人署名がいくつも返送されてきています。杉並区内の労働組合をめぐる情勢も煮つまってきました。杉並区議選の課題のひとつは、区内に「大拠点」と言える労働組合を獲得することです。その道筋は明確に見えてきました。

杉並区議選では、必ず議席を奪還します。全力をあげて勝利に向けて邁進することを、新年の決意といたします。ともに闘いましょう!

戦争とアベノミクスを許さない!IMG_5599
労働者の新しい政党をつくろう!

都政を革新する会2015年旗開き

▼1月18日(日) 
 15時~
▼荻窪タウンセブン 8階会議室

参加費1000円

kitajimiirasuto主催:都政を革新する会(鈴木たつおとともに歩む会、東京西部ユニオンと共催)

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