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12人の学生をただちに釈放しろ!法政大学当局・国家権力が一体となった暴処法による学生の大量逮捕弾劾!

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 5月15日から18日にかけて、法政大学文化連盟(学生団体)を中心とする学生12人が「暴力行為等処罰法(暴処法)」などをでっちあげられて次々と逮捕されました。さらに連日、多く学生に対して「事情聴取」と称する公安警察の脅迫と情報提供が強要されています。まるで戦前の特高警察のような学生弾圧を、絶対に許すことは出来ません!こんなことを許しておいては、職場でものも言えず、行き着く先は戦争動員です。すべての労働者、学生の力でこの空前の大弾圧を打ち破りましよう!

 法政大学では、2006年3月、立て看規制に抗議した学生29人の逮捕に始まり、ビラまきもクラス討論も禁止され、それに抗議すれば、ガードマンが襲いかかり、停学・退学の処分を乱発し、学生を警察に差し出すことまで行われてきました。しかし、学生たちはのべ107人の逮捕・24人の起訴という空前の大弾圧にひるまず闘ってきました。
そして、4月24日、ついに学生の反撃が始まりました。法政大学文化連盟が「監獄大学から教育を取り戻せ」と呼びかけた集会には、6名の逮捕をものともせず、1500人もの学生が合流し、抗議の声をあげました。当日は解雇首切りや職場で資本と非妥協にたたかう青年労働者も駆けつけました。4月24日の法大集会は、学生や労働者をモノのように扱う資本や国家に対して、団結すればたたかえるということを実感できる偉大なたたかいでした。
この集会に、革命の現実性を見た国家権力は震え上がり、なりふり構わぬ弾圧にふみこんだのです。暴処法は、実行行為がなくてもその場にいただけで罪を問われるという、戦前以来の労働運動弾圧で使われてきた治安維持法と並ぶ悪法です。なにかやったとかやらなかったかなど関係がないのです。団結することに対する弾圧です。この弾圧を許せば、次は労働組合運動に拡大します。絶対にこんな弾圧を許してはなりません。

 法政大学での弾圧は、低賃金や労働強化、様々な合理化と闘う労働者が、不当な首切りや雇い止め攻撃にさらされている現実と同じ問題です。会社の都合でいつ首が切られるかわからない、将来の展望が持てない、闘ったら処分がくる、という労働者のおかれている状況と根っこは同じなのです。
学生たちは、人間としての生き方をかけて団結し、多くの仲間を獲得しています。警察権力が恐れをなす運動が生まれているのです。団結すれば勝てます! 初めての逮捕でも完全黙秘・非転向で頑張り抜く獄中の学生たちと固く連帯し、闘いましょう!

(写真上 荻窪駅で5月18日・写真下 高円寺駅で5月17日)

集会への参加を訴えます。
■法大弾圧粉砕!5.22緊急集会
時/5月22日(金)18時30分
所/代々木八幡区民会館
主催/全日本学生自治会総連合

■国鉄1047名の解雇撤回!改憲阻止!法大学生弾圧粉砕!麻生政権打倒!6.14-15連続闘争へ!
★6.14全国労働者総決起集会
時/6月14日(日)午後1時開会
所/東京・代々木公園B地区

★6.15反弾圧全国労学総決起集会
時/6月15日(月)
法大包囲デモ第1弾 午前11時 東郷公園
法大包囲デモ第2弾 12時半 外濠公園

主催/6.14集会実行委員会

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