ストップ!秘密保護法

とめよう戦争への道!百万人署名運動のパンフを紹介します。img084

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秘密保護法って何?

秘密保護法とは、国にとって重要な情報を「特定秘密」に指定し、それを外部に知らせたり、外部から知ろうとすることを「懲役10年の刑」で処罰するものです。これによって、不正を暴く内部告発などや取材活動が封殺され、抑制されます。

何が秘密になるの?

民衆に知らせたらマズイ情報のすべてです。それを大臣や高級官僚が「特定秘密」に指定することができ、しかも何が秘密にされたかすら分からなくなります。日米間の軍事的取り決めも、原発も放射能汚染もTPPも、政府にとって都合の悪い真実は全部隠せてしまうのです。秘密の範囲について、法案は①防衛、②外交、③公共の安全及び秩序の維持(特定有害活動及びテロリズムの防止)、言っています。①②は軍事外交全般ですが、③は「国民の不安をあおり、公共の秩序を害する」ことを理由にして、なんでも秘密にできてしまいます。

警察の活動が秘密に

実は、秘密保護法を最も求めているのは警察です。秘密保護法の制定を検討してきた事務局は内閣情報調査室でその幹部の大半が警察庁からの出向者です。反原発や労働運動などを弾圧するために、違法な情報収集・捜査活動を極秘にして大々的にやろうとしているのです。

img085なぜいま秘密法か?

集団的自衛権を行使して、米軍と一緒に戦争をやっていくためです。本格的な戦争のためには、本格的な秘密防衛と弾圧体制が必要になるのは当然です。それこそが「戦争をする国家」です。法案に「知る権利」や「報道の自由」が書き込まれたとしても、なんの意味もないことでしょう。むしろ、「汚染水はコントロールされている」と平気でウソをつく安倍首相とその政府が、国家秘密をどんどんつくろうとしている、こんな国家のあり方こそが大問題なのです。

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15日から始まった臨時国会では超反動法案が目白押しである。しかし安倍首相の「所信表明演説」は、安倍政権の破綻性と動揺性を示すものであった。今国会で打ち出される反動攻撃は、新自由主義の崩壊が始まっている中での日本支配層の焦りとあがき、安倍政権のデマとウソがいつ暴き出されるか、びくびくしながら、だからこそ凶暴な攻撃を仕掛けてきていることがよく分かる。まったく自信がないのだ。絶対反対で登場する労働者階級の存在を何よりも恐れている。秘密保護法も集団自衛権も、所信表明では批判を恐れて一言も語ることができなかった。一方では「積極的平和主義」を掲げて、戦争のできる国家つくり-改憲・戦争に突進している。秘密保護法は改憲と戦争国家体制づくりだ。治安弾圧と団結破壊-とりわけ公務員労働運動を解体し、資本家とこれと結びついた政府、国家に忠誠を尽くす公務員への再編を目指すものだ。労働者が団結を強化し、階級的労働運動を甦らせて闘えば、安倍政権を追いつめ、打倒することができる。

 

 

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