11・3労働者国際連帯集会に集まろう

”労働者は一つだ!労働者の団結と連帯で外注化阻止闘争に必ず勝利しよう!′′


■10・1~5動労千葉が外注化阻止でストライキ
 10月1日、JR東日本による検修・構内業務の外注化の許しがたい強行に対し、動労千葉、動労水戸、動労総連合はただちに反撃を開始しました。
 すでに、動労千葉は12年にわたって外注化を阻止してきました。労働者を競争と非正規職へと突き落とす外注化=アウトソーシングこそ新自由主義の核心的攻撃であり、労働者の分断と団結破壊、労働組合解体の行き着く先は帝国主義どもの強盗戦争です。
 求められているのは、本気で新自由主義と闘う労働組合の存在と闘いです。新自由主義と闘わずに屈服してきた労働組合幹部に取って代わり、階級的労働運動をよみがえらせることが勝利の鍵です。
 1日午前、強制出向の対象とされた動労千葉組合員44名は、一団となって外注先の千葉鉄道サービス(CTS)に乗り込み、デタラメな外注化と偽装請負を徹底的に追及。午後から24時間ストライキに突入しました。スト総決起集会では「労働組合がこう闘えば外注化・偽装請負との勝負に勝てることを実証していく」「一歩一歩追及すれば止められる」と、青年部を先頭に全組合員が胸を張りました。動労千葉は職場で資本と闘いながら3日から74時間のストライキを闘い、労働組合が本気で外注化阻止を聞いぬいたらどうなるか、目にもの見せる闘いに突入しました。

■民主労総ソウル本部が日本大使館に抗議
 この動労千葉の闘いに呼応する感動的な国際連帯闘争がソウルで取り組まれました。
 03年から10年にわたり動労千葉と交流を続けてきた民主労総ソウル本部が9月27日、ソウルの日本大使館前で「10・1外注化絶対反対!強制出向を阻止しよう!JR東日本は強制転職、不当労働行為をやめよ!非正規職量産を無視・強要する日本政府糾弾!日本政府はJRの外注化政策を即刻中止せよ!1047名の解雇者を即刻復職させよ!労働者は一つだ!韓日労働者の団結と連帯で外注化阻止闘争に必ず勝利しよう!」と表明し、動労千葉支持・連帯の行動に立ち上がったのです。
 ソウル本部のイジェウン本部長は「ソウル本部16万組合員は、会社側の不当労働行為にも屈せず非妥協闘争をしているJR千葉支社の京葉車両センター、幕張車両センター、横浜支社、水戸支社、高崎支社、新潟支社の労働者にも賛辞と支持を送ります」と熱いエールを発しています。

■労働者には領土も国境もない!
 野田政権は、反原発で10万、20万の人びとが国会周辺を埋め尽くし、沖縄ではオスプレイ配備絶対拒否の10万人県民大会が開かれる中、闘う労働者民衆を「領土」問題で分断し、排外主義をあおっています。改憲と戦争攻撃そのものです。
 「尖閣諸島(釣魚島)」も「竹島(独島)」も日本が侵略戦争の最中に略奪したものです。しかも日本はいまだに戦争責任を居直ったままです。
 「領土」問題は労働者の利害とは一致しません。中国の労働者は「人権がなければ、国土面積が増えても、奴隷労働の土地が増えるにすぎない」という声を上げています。プロレタリアートには領土も国境も国家もありません。民族・国籍・国境を越えたプロレタリアートの国際連帯が労働者階級の怒りを解き放ちます。世界の富を独占する1%のやつらから今こそ全世界を奪い返し、希望の未来を創造しましょう!
 11・3労働者国際連帯集会を反原発・反失業を闘う国際統一行動として大成功させましょう!その力で11・4全国労働者総決起集会の大結集を実現しましょう! 万国のプロレタリア、団結せよ!

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