大飯原発再稼働! 新橋アクション-東電直撃デモ、首相官邸20万–NAZEN吉祥寺デモ

  大飯原発再稼働への怒りが爆発している。6・22首相官邸周辺4万5千人~6・29 20万人決起は空前の大衆的決起です。参加した誰もが、ここから再稼働は阻止できる-すべての原発をなくすことができることを実感した。誰もあきらめていない。逆に、原発再稼働して生き残ろうとする、原子力ムラや野田政権、原発を推進し、核武装を企む日本の支配階級・資本家階級やその代弁者自民党、民主党政権への根底的な怒りが爆発している。   6・22は圧倒的に青年層の決起だった。6・29までの一週間で、さらに状況が一変。6・22の報道が、一部のマスコミしか扱わなかったことへの怒りも加わり、次々とツイッターやメールなどをとおして、労働組合などにも伝搬し、老若男女、各世代を超えた人々が、首相官邸前に集結し20万人決起を実現。「再稼働反対」「野田をぶっ飛ばせ」の声が地鳴りとなって、国家権力中枢を揺るがした。「60年安保でもなかったような大衆決起」だと、60年を知る人たちの話もある。これは「原発再稼働阻止」の怒りとして噴出しているが同時に、消費大増税や非正規職推進、民営化、外注化による雇用の破壊、「生きられない社会」への怒りが間違いなく含まれている。原発推進勢力こそが、消費大増税推進や「青年や高齢者が生きられない社会」を作り出した張本人でもあることを誰もがつかみ取っている。だからこそ「再稼働反対」の一点に集中した怒りは、間違いなく社会を変革するエネルギーに発展する。「原発に殺されてたまるか」「生きるための闘い」の深さや広さは、さらなる行動と団結の拡大を求めていく。

 原発再稼働や消費大増税に対して、労働組合が「ゼネストを持って闘いに立ち上げるべき情勢ではないか、労働組合は何しているのだ」という声が、湧きあがっている。全くその通りだ。生活破壊に対して、何度もゼネストで立ち上がっているギリシャをはじめとしたヨーロッパの労働者たち。今そうした根底的な労働組合の決起が求められている。原発を推進し、再稼働や消費大増税を自民党や民主党と一体となって推進する連合幹部を本当に許せない。労働者人民の生活をトコトン追いつめる大増税に率先して賛成する労働組合のナショナルセンターなど世界のどこにもない。職場から、労働組合をつくり変え、再稼働推進、消費増税賛成の労組幹部を打倒しよう。本当の労働組合を甦らせよう。

新たに始まった階級闘争の大きなうねりは、そのことを求めている。7・16さよなら原発10万人集会こそ、職場から労働組合の旗を翻して、10万、20万を超える労働者が決起する集会となる。労働組合こそ主役として登場しよう。社会を根底から変革する力があるのは、労働者階級だ。資本主義の一切の矛盾の根源である賃労働と資本の関係を根底から変革するのは、労働者階級自身の事業である。労働者階級にはその力がある。ここにトコトン確信を持って闘おう。だからこそ、労働者階級の闘いを裏切り、階級の力を信じないで、資本の手先となって労働者を被曝労働や貧困と絶望に追いやる連合幹部・労働貴族をぶっ飛ばそう。7・16を歴史が動く、新しい歴史が幕開く日にしよう。

写真:上二つ: 新橋アクション・新橋SL前広場で発言するドイツ環境団体・エテコン。250人の東電直撃デモ(6・28)。中三つ:「再稼働反対」で首相官邸前を埋め尽くす。「再稼働絶対反対」の声が止むことなく続く。警察車両と対峙して首相官邸に肉薄(6・29)。下:ナゼン吉祥寺デモ(6・30)。

 

 

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