都政を革新する会 旗開き 年頭挨拶 長谷川 ひでのり

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【1】年頭にあたって

◆昨年暮れ、二つの重大な出来事がおこりました。一つは世界中で資本家連中の許し難い大量解雇攻撃の嵐が吹き荒れていますが、日本の派遣村は衝撃的な現実を明らかにしました。「資本が生きのこるためだ」として、問答無用で職も住まいも奪われお金も底をついて生存の危機に立たされた労働者の姿です。もう一つはイスラエルによるガザへの無差別爆撃です。800人になろうかという犠牲者の3分の1は子どもだというではありませんか。この二つの事柄の根っこは一つ、際限ない、そしてあくどい利潤を追求する資本主義とその土壇場の危機こそが根元です。
 

 都政を革新する会は年末から年始、「派遣切り許すな!生きさせろゼネストで闘おう」、「イスラエルのガザ侵略弾劾!」を訴えて街頭宣伝にうってで ました。さらに3日には渋谷で、8日には経団連へのデモを労働者学生360人といっしょに闘いました。「2009年を怒りと闘いの年にするぞ」「生きさせ ろ!ゼネストをやるぞ」という訴えに、ものすごい手応えを感じています。みんな怒っています。団結と行動を求めています。こういう時代をどうとらえ、どう 闘うのか、年頭に当たって皆さんと考えてみたいと思います。
 

◆「もはや資本主義は終わりだ」ということが、9月のリーマンブラ ザースの破綻は証券、金融、保険そして自動車のビッグスリーへと一気に波及し、資本主義は崩れ落ち始めました。アメリカから全世界へ、そして「100年に 一度の危機」、誰もがそう言う事態です。ここで問われるのは、この資本主義を本当に終わりにするのか、それとも救おうとするのか、です。資本主義を倒そ う。革命こそ労働者が生きる道だ、都革新はそう考えます。
 

◆冒頭、「世界は革命情勢だ」というビデオを見てもらいました。皆さん はあの労働者や学生の闘いをどう見たでしょうか。アメリカの労働者はウォール街をデモして「資本家を救済するな。監獄に入れろ」と叫んでいます。8日の経 団連へのデモでは「経団連をぶっ飛ばせ!」「工場から追い出されるのは労働者ではない。資本家だ!」とシュプレッヒコールがあがっています。そうです。今 必要なのは「労働者こそ社会の主人公だ」、「労働者が社会を動かしているのだ」、「俺たちを生きさせろ」と労働者の怒りと団結した力、労働組合をよみがえ らせることです。それを軸に農民や零細業者など社会のあらゆる人々の「生きさせろ!」の声と行動を結集してゼネストをたたかいぬくことです。それは革命ま で突き進み、歴史を変え、新しい時代をつくりだすに違いありません。労働者こそ社会の主人公ーここにいる皆さんこそがその主人公なのです。
 

【2】激動の年、たたかい方針

◆ 今年は都議選の年です。また、その前に、衆院選が大きな焦点になっています。「政権交代」、「麻生政権か、小沢政権か」と与野党もマスコミも騒いでいま す。しかし、私たちは今述べたように、「資本主義は終わった」「労働者こそが社会の主人公」「生きさせろゼネストを闘おう」の立場で今の政治を徹底して弾 劾し闘っていくことだと思っています。何よりもこの春闘で労働者を先頭とする怒りと団結の力で「生きさせろ!」のゼネストを爆発させることに一切の力を集 中しようと考えています。いま、私たちの運動に青年労働者や学生が意気軒昂として集まり始めています。あちこちで労働組合をつくり「生きさせろ」とストラ イキの先頭に立っています。労働組合をよみがえらせ労働者が主人公のたたかいを広げる大きなチャンスがきています。都革新も北島区議を先頭にその一翼を 担って全力をあげたいと思っています。したがってこれまで1985年以来取り組んできた都議選ですが、今年は立候補しないと決断しました。もともと革命的 議会主義のたたかいは、労働運動、労働組合、労働者のたたかいを強化するために取り組まれるものです。その意味では、区議選、都議選だけでなく国政選挙も もとより視野に入れています。労働運動に地殻変動を起こせる可能性がある今年、そこに徹底的に力を注ぎたいと思います。
 

◆次に衆 院選についてですが、「政権交代」「小沢政権を実現しよう」、これが野党の合い言葉です。私たちはこの考え方ではだめだ、と思います。そもそも小沢政権と は何なのか。そもそも小沢は日本を「戦争のできる国」にしようとしてきた政治家です。「派兵恒久法」ー自衛隊の海外派兵法ーを推進しているのは民主党で す。「憲法を変えよう」ともいっている。そして資本家の政党です。連合がついている点では麻生政権より質が悪い。連合は、派遣切りの原因である労働者派遣 法を「多様な働き方ができる」と推進し、「トヨタがつぶれれば日本がつぶれる」と資本家の側にたっている。労働者は経団連とともに連合をも倒して、たたか う労働運動、労働組合を作るときです。昨年、11月2日の労働者集会で打ち出された、この春闘で「生きさせろゼネストをやろう」の大方針はその大きな突破 口です。
 民主党はアメリカの民主党オバマの勝利にあやかろうとしています。だが、オバマ政権は、「アメリカのためなら戦争でも何でもやる」政権 です。現にイスラエルのガザへの暴虐な侵略を沈黙をもって支持している。「チェンジ」どころかブッシュの国防長官を閣僚に入れ、アフガニスタンへの戦争拡 大を図っている。ウォール街はこれを「戦争内閣」といって大歓迎しているのです。さらに、ビッグスリー救済の条件として労働者の大量の解雇を要求するなど 労働者に襲いかかっている。
 

◆「資本主義を救うな。倒そう」、アメリカ、日本の、そして世界の労働者の合い言葉はこれです。そのために都革新は2009年全力で皆さんとともに闘います。
 

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