2002年11月29日区議会最終日、傍聴する住民の願いを踏みにじり、高井戸社会教育会館の廃止条例が、自民・民主・公明・生活者ネット等の賛成多数で可決されました。4年前に8億8千800万円も投入して造ったばかりの高井戸図書館を教室に変え、5億円以上の予算をつけて会館跡地に図書館を建て直す税金の無駄遣いが明らかとなりました。
高井戸中の教室不足は誰の責任?
22日決算委員会で都革新が区長を追求
中学に区立図書館を併設する試みは、当初は保護者の賛同を得られず大変な困難がありました。社会教育の拠点が地域にできることの意義、子どもたちの本離れの解消、井の頭線の南・京王沿線には図書館がないことなど、区の説得と地域の思いが結びついて、ようやく図書館開設にこぎつけたのです。
22日の決算委員会で、都革新の新城議員が「区長はこうした経過を知っているのか」と質問、区長は答えられず企画部長が「区長になる前の話だ」と居直りの答弁。さらに教室不足の原因は、@高井戸東の用途地域を変更するなど規制緩和の結果、大規模マンションが乱立したこと、A「学校希望制度」で学区外からの入学が増えた区の失政の結果ではないかと厳しく追及しました。
地域のあり方を決めるのは住民の権利
高井戸図書館移転を止めるのは今
高井戸図書館は地域のかけがえのない財産です。図書館の建物を教室に改築するのは使い勝手も悪く、新たに出費する図書館建設費も無駄な投資となります。移転を止めれば社会教育会館の建物も十分機能を維持することは可能です。
区は2月の予算議会で高井戸図書館廃止・立替条例を提案する予定です。地域の声を集、め図書館を守りましょう。
高井戸図書館利用者の声
「今の場所は静かで環境がいいのに」「中学校と併設なのがよい。それをなくすなんて」「区長はカネの使い方がおかしい」などなど |