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介護保険に異議あり!全国ネットワークが厚労省と交渉
2002年9月30日 衆議院議員会館

生きる希望うばう介護保険は廃止

みんなで厚労省を追いつめる

厚生労働省交渉  「介護保険に異議あり!全国ネットワーク」が2002年9月30日午後、衆議院第一議員会館第1会議室で厚生労働省交渉を行いました。介護と福祉を要求する杉並住民の会をはじめ、大阪や広島などから65人が参加しました。
 まず冒頭、介護保険が始まってから続出している高齢者の孤独死や心中、「介護殺人」などの痛ましい現実について、その責任を追及しました。「孤独死は、介護保険が始まってからだ。介護保険で十分介護を受けられているのはお金のある人だけ。お金のない人は金だけ取られて介護を受けられない」との訴えに「そうだ!」と拍手がおきました。北島邦彦都革新事務局長は、杉並での孤独死の例をあげ、介護保険は憲法、老人福祉法の理念を踏みにじるものと糾弾しました。
 さらに介護保険料を引き上げ、払えない者には罰則を科そうとする厚労省にたいして、高齢者の怒りが次々にたたきつけられました。「どうして役所は年寄りをいじめるのか。保険料をなしにしてほしい」と。高齢者の訴えに口達者の官僚もまったく反論できず、うつむくばかり。けしば誠一前区議も高齢者の心からの叫びを引き継いで、厚労省の官僚たちに以下の要求を突きつけました。「保険料の減免にたいする規制を撤廃せよ。払いたくても払えない人に罰則まで科して保険料をとることはお年寄りを殺す行為だ。これだけは絶対にしないと約束せよ!」
 ついに厚労省の官僚は「(保険料減免については)各市町村で適切に判断していただきたい」と答えざるをえませんでした。これは今回の交渉の大きな成果です。
 高齢者のいのちをかけた行動と訴えが、介護保険制度を大きく揺さぶっています。
 「みんなの力をあわせ、声をあげていけば必ず道は開ける」―交渉に参加した全員がこのことを確信しました。さらに団結を強め、みんなの力で介護保険を廃止するまでがんばりましょう。
「介護保険はただちに廃止すべきです」杉並住民の会会員が厚労省への要望書を読み上げた。
けしば誠一
厚労省官僚を厳しく追及するけしば誠一
今回の交渉で引き出した厚労省の答弁
低所得者に配慮した保険料の検討を開始する。
保険料の免除・減額は、各自治体の適切な判断にまかせる。

保険料の強制とり立てやめよ
高齢者の必死の叫びに官僚たちはうなだれた

 夫婦とも無年金。同居している娘が食堂でパートをしてようやく生活している。2人の保険料は年間5万数千円。娘から「残業してその分を払ってきたが、もうこれ以上払えない」と言われ、夫婦で死のうかと相談した。きれいに死ねなかったらよけいに娘に迷惑がかかるので…。いったいどうやって保険料を払えと言うのか。(大阪・Aさん)

 妻に先立たれ、こういうところでこんなことを言わなければならないことは本当につらい。年金もわずかで保険料を払えない。区との交渉で8千円しか残っていない貯金通帳を見せて、抗議した。生きる望みをなくしている。介護保険は生きる希望を奪っている。(杉並区・Bさん)

 月額1万5千円少しの年金から保険料を取られてどう生活しろというのか?
飢え死にしろというのですか! どこまで苦しめるのか!(大阪・Cさん)

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