もどる 2002年4月up

介護と福祉を要求する杉並住民の会

不服申し立て口頭意見陳述

行政は現場の生の声を聞け

住民の会不服申し立て4月19日 口頭陳述のあと都庁前で
 4月19日、都庁第一庁舎で介護保険審査会の口頭意見陳述が行われ、不服申し立てした介護と福祉を要求する杉並住民の会が、代表の八ケ谷妙子さんを先頭に、意見を述べました。これまで住民の会は、都庁まで出向くことのできない申し立て人の意見を聞くために、在宅での意見陳述の場を要求してきました。しかし東京都の審査会は、これを拒否したのです。
 病気などのため、高齢者がわざわざ都庁まで出かけるのは大変です。そういう人から意見陳述する機会を奪うなど許されません。その結果、この間に2人の申し立て人がなくなっているのです。住民の会は、都庁まで来れない申し立て人のために、代理人や補佐人を立て、また自宅を訪れて意見陳述をビデオに撮り、この日にのぞみました。
 申し立て人本人を先頭に、住民の会は、次つぎと意見陳述に立ちました。高い保険料と自己負担を取り立て、実際には利用しづらい矛盾だらけの介護保険の姿をあばきました。とりわけ都庁まで来れないような人こそ介護保険で一番苦しめられている人であり、その人たちの声を聞くべきだと迫りました。そういう現場に審査会の方から出向いて、意見を聞くのが義務ではないかと指摘しました。
 申し立て人の意見陳述を収録したビデオも証拠として提出され、その場で上映されました。全員がたすきがけの住民の会の鋭い追及に、この場にのぞんだ東京都の介護保険課長も、たじたじでした。
審査会につきつけた区民の怒りの声

貧乏人から集めた金をプールして、1割自己負担できる金持ちのために使っている。消費税導入のとき「高齢化社会のために使う」と言っていたが、その金はどこにいったのか。人間を大切にするための介護を金もうけに変えてしまった。介護保険制度ができて「良かった」と言う声、聞いたことない。

一生懸命働きつづけてきた高齢者に「つらい、早く死にたい」と言わせる、この社会は一体なんなんだ。

憲法を無視して有事立法で戦争をする国にしようとしている。それが福祉を切り捨てる国だ。

老母と私の年金あわせても生活保護水準以下。病気をかかえ通院していて医療費もかかる。国民年金26000円から保険料1500円とられている。年収4000万円の人は4500円。保険料額が5段階しかないのは不公平。低所得者ほど負担が重くなっている。

保険料は取られているけれど、自己負担が大変で週2回4時間の介護しか使えない。81歳の夫が85歳の妻を介護していた。食事中にのどにつまらせ、救急車で運ばれたが、窒息で亡くなった。こういう老々介護の現実を生で見てほしかった。    

もどる