アジア民衆の怒りの抗議に連帯し
戦争賛美教科書の採択を許さない大運動を!
4月3日、文部科学省は、アジアの人々や日本国内から強い怒りと抗議の声があがっていた「新しい歴史教科書をつくる会」編の中学「歴史」「公民」教科書を、「検定合格」としました。「修正」によっても戦争賛美の中身は変わっていません。「つくる会」も、「全体としてわれわれがめざした教科書になった」と表明しています。侵略戦争に関する記述は、他の教科書でも大幅に削減され、「従軍慰安婦」という言葉はほとんどの教科書で消え去りました。政府・自民党と石原都知事が戦争賛美の教育を押し進めています。断じて許すことはできません。
子どもたちにこんな教科書は使わせない
署名運動、請願、申し入れなどあらゆる行動を学校・地域でまきおこし、採択を阻みましょう
戦争賛美の教科書の採択をたくらむ石原知事・山田区長に抗議の声を
「修正」でも何も変わっていない!
「日本軍が連合軍を打ち破ったことはアジアの人々を勇気づけた」「日本軍の南方進出は、アジア諸国が独立するきっかけとなった」(「太平洋戦争」の項での記述)
「ひめゆり部隊の少女たちまでが勇敢に戦った」(沖縄戦の記述。「集団自決」や日本兵による県民虐殺は抹殺)
「侵略」「虐殺」「軍隊慰安婦」は抹殺、特攻隊賛美、沖縄戦を美化…
教育勅語の全文を掲載
「日本は天皇中心の神の国」と教える
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| 歴史をねじ曲げる教科書を使わせない大運動をつくろうと訴えるけしば誠一(4月5日西荻窪駅頭) |
日本がおこなった侵略戦争を正当化し、賛美する教育は、憲法と教育基本法の理念に反するものであり、子どもたちを再び戦争を担う青年に仕立て上げようとするものです。
自民党・町村文科相は、「どういう歴史認識を持とうと思想の自由だ」などと言っています。その一方で、侵略の歴史を教え、二度と戦争を許してはいけないと教える教師には、激しい圧力を加えています(国立市など)。戦争賛美は自由だが、戦争反対は許さない、これが自民党(保守・公明)の教育政策です。
「つくる会」と同様に憲法を否定する石原知事は、「つくる会」教科書を採択させるため、各区市町村の教育委員会に対し、現場教師を教科書採択の場から排除するよう指示を出しました。山田区長は、教育委員に統一教会系の右翼を任命しています。
大切な子どもたち教育を、彼らの勝手にさせてはなりません。教職員・生徒・保護者・住民の力をあわせ、戦争賛美教科書の採択を許さない大運動をつくりましょう。

動労千葉が4日間の春闘ストライキを打ち抜く
働く者の団結の力で大リストラをはね返そう
動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)の春闘ストライキ(3月28日の全地上勤務者の24時間スト、3月31日〜4月3日正午までの全乗務員スト)は、6路線で800本の列車をストップさせ、JR東会社、政府・自民党、全資本に大きな衝撃を与えました。リストラの嵐にさらされている全国の労働者は、大いに勇気づけられています。
「第二の分割・民営化」=JR大リストラと対決
JRは「完全民営化」に向けて分割・民営化以来の大リストラを強行し、1047名の国労闘争団闘争(解雇撤回闘争)を一掃しようとしています。動労千葉のストライキは、これにたいする反撃です。
労働組合・労働運動の再生
この動労千葉ストは、本格的な恐慌と大失業の時代の到来の中で、働く者の生きる道を指し示しています。
「連合」など既成の労働組合組織の幹部は、史上最大のリストラに対してもストライキひとつ打たず、「景気が悪いからがまんするしかない」と、まるで経営側の代弁者のようにふるまってきました。動労千葉のストは、こうした日本の労働組合・労働運動の現状を打破するものです。
動労千葉の中野洋委員長はこう訴えています。
「労働組合が世の中を変える原動力になる時が来た。われわれのストライキは、労働運動を再生し閉塞状況を打破するための闘いだ」
世の中を変えるのは働く者の団結と行動の力
働く者と家族に犠牲をおしつけ、大銀行・大企業を救済しようとする、腐りきった自民党政治を根本からくつがえしましょう。その力は働く者の団結と行動にこそあります。議会内での取り引きしかせず、森政権すら倒せない既成野党は無力です。
動労千葉に続き、働く者の団結と行動で世の中を変えましょう。

介護と福祉を要求する杉並住民の会結成1周年集会
全額公費で、介護を保障せよ 必要な人に必要な介護を
高齢者先頭に「生きる権利」高らかに宣言
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4月1日、杉並公会堂において、「介護と福祉を要求する杉並住民の会」が、総会および結成1周年の集会を開催し、会員の高齢者・家族はじめ720人が集まりました。住民の会の代表が「私たちの宣言」を読みあげ、人間らしい介護と福祉をとりもどすまでたたかいぬく決意を、参加者全員で固めました。
壇上で「私たちの宣言」を読みあげる住民の会会員代表
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| 私たちの宣言 |
稀代の悪法、介護保険法が強行実施されて丸一年を迎えた。いったい、この一年でどれほどの高齢者や介護する家族が苦しんだのか。一人暮らしの高齢者の孤独死は日を追うごとに増え、いまや老老介護世帯がともに餓死し、あるいは心中するといった痛ましい事態にまでいたっている。ぎりぎりの年金から無慈悲に天引きされる保険料。一割の自己負担が払えず、介護保険の利用すらままならない現実。この一月からの高齢者医療費の自己負担の一割化は、私たちから医療すら奪おうとしている。「年寄りは早く死ね」と言うことなのか。
私たち高齢者こそ、この社会を支えてきた主人公ではないのか。私たちは、かつて「滅私奉公」の名の下に弾の下をかいくぐり、凍てつく大地で凍死におびえ、蒸せかえるジャングルでマラリアや飢えに耐え、あるいは焼夷弾の下をはいずり回って生き延びてきた。青春も何もかも「御国のために」奪われた。戦後は、焼け野原で一から生活を立て直し、食べるものも食べずに子供たちを育てあげてきた。高度経済成長では、夜昼なく一生懸命働いて、この社会の建設に貢献してきたのではなかったか。流した血と汗、涙は数知れない。今の、この国と社会をここまで創り上げてきたのは、他でもない私たち自身ではないのか。
だが、尊敬を受けるべき長寿を「厄介者」に仕立てあげたのは誰か。私たちから経験豊かな慈愛に満ちたまなざしを奪おうとするのは誰か。ふるえる手で、財布の中の硬貨をまさぐる生活をさせるのは誰か。介護を受けるために、医者にかかるために、ひもじい思いをさせるものは誰か。拡大鏡をもってしても読めぬ書類をつきつけ、「契約」を交わさせようとするものは誰か。私たちから愛する子供たちや孫たち、近所の友人たちを引きはがし、施設に繋ぎ止めようとするものは誰か。福祉の温かい心をソロバン勘定の下に置き、買うサービスにすり変えたのは誰か。
「高齢化社会で大変だ」「財政がパンクする」「社会全体で介護を支える」なんと空々しい欺瞞だろうか。赤字国債をどんどん発行し、破綻した銀行や私企業に何十兆円もつぎこんだのは誰だ。あの、長期信用銀行(現新生銀行)の救済には四兆五千億円をつぎこんでおきながら、介護保険財政四兆三千億円にしめる国費は、たった一兆円でしかない。二百万人の要介護高齢者のいのちと生活は、たった一つの銀行よりもはるかに軽いとでも言うのか。
「すべての国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する。国はすべての生活部面において、社会福祉、社会保障、および公衆衛生の向上および増進に務めなければならない。」(憲法第25条)「この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利」(憲法第11条)「国民の権利については、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とする。」(憲法第13条)
このように、憲法は、医療や介護が受けられずに苦しむお年寄りが一人としていないようにすることが、国と行政の責任であると明記している。私たちが、老いたら老いた状態で、障害を持てば持った状態で、人間らしく生をまっとうする権利があるとうたっている。国や行政から介護や医療を受ける権利は、「侵すことのできない永久の権利」であり、「国政の上で、最大の尊重を必要とする」基本的人権そのものではないか。この権利を奪うものは、いったい誰か。
国は言う。「家族で介護できるものは家族で」と。本当にそうなのか。私たちは、子供たちに自らの介護を期待して育ててきたのではない。子供たちは子供たちで、生き生きと健やかに、生活できるようにと願ってきたのだ。決して、親の面倒をみさせるために育ててきたのではなかった。しかし、国の貧困な福祉政策のために、やむなく子供たちに面倒をかけなくてはならなかっただけである。そのことを逆手にとって、そのわずかな福祉すら金のかかる介護商品に置き換えたのだ。そして、私たちを虫けらのように扱い、死を強制すると言うのか。
もう、これ以上、我慢できない。もう、これ以上、だまされない。
私たちが、堂々と胸を張って、生きる権利を高らかに宣言するときがきた。私たちは、いまこそ堂々と、公然と主張する。「全額公費で、介護を保障せよ」と。「必要な人に必要な介護を」と。そして「憲法違反の介護保険を廃止せよ」と。これは、何人も侵すことのできない、私たち自身のかけがえのない人権の叫びなのだ。
心閉ざす仲間に訴えよう! もう、遠慮も我慢もうちすてようと。不自由な体を何も恥じることはない。ベッドの上から声を上げようと。心傷つき、「痴呆」といわれるものが自らを取り戻すために、介護に苦しむわが家族もろとも、一緒になって、声をかぎりに訴えよう! 「あなたはひとりじゃない。両手を広げてあなたの手を握ろう。この手は決してあなたを裏切らない。とかくひきこもりがちな老年たちよ。いっかりとその手をとって、明るい大空の下、共々生きていきましょう。」と
生きることがたたかいであり、誇りである。そのために、ますます団結を強めよう! わが人権を奪おうとする輩への怒りをたたきつけよう! 介護保険をうち砕き、介護の公的保障を完全実施させるその日まで。
21世紀を、人が人として生きられる輝ける社会に! 老年よ、輝け! 老年に、光あれ!
右、宣言する。
2001年4月1日
介護と福祉を要求する杉並住民の会結成一周年総会 |
住民の会が6月都議選に、けしば誠一を推薦
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