もどる 2001年4月up

4月実施ついに阻止

現場職員・保護者、みんなの声と運動がかちとった勝利です

委託白紙撤回へさらなる大運動を

 学校給食民間委託反対の声と運動の全区的な広がりは、ついに委託4月実施を阻みました。実に決定的な勝利です。
 昨年、山田区長は、学校給食の民間委託化を一方的に宣言し、あくまで今年4月実施を強行する姿勢を示し続けてきました。自民党、公明党、民主党、生活者ネットら委託賛成派は、2万6000筆をこえる委託反対の請願署名に寄せられた「子どもたちに安全でおいしい給食を」という保護者・住民の願いを、数の力で踏みにじるという挙にでました(2月28日文教委員会)。
 しかし、保護者を中心とする住民と、給食現場の職員は、絶対反対の声をあげ続け、都政を革新する会・けしば誠一議員もこれと一体で山田区政を徹底追及し続けました。
 この住民と現場職員の固い絶対反対の意思と運動の力が、山田区長と議会の多数の力をうち破ったのです。「力をあわせてたたかえば、勝てる!」―この確信を深め、委託完全白紙撤回までがんばりましょう。

 みんなの力で、こどもたちの安全でおいしい給食を守ろう

 子どもと働く者を犠牲にするな

 学校給食は、子どもの健康といのちにかかわる大切な教育の一環です。教育を受ける権利は子どもに、受けさせる権利は保護者にあります。学校給食の当事者は、子ども、保護者、栄養士・調理員そして教育現場の教師です。この当事者の圧倒的多数が、反対・不安を表明しているのに、これをまったく無視して委託を進めようとした山田区長の姿勢は許せません。
 「財政危機」だからといって、子どもたちの教育、健康、いのちにかかわる部分を切り捨て、民間業者に丸投げするということが許されていいわけがありません。それは行政の義務の放棄です。介護保険などの福祉切り捨てもまったく同じ問題です。
 「行革」「効率化」の名の下に給食現場職員の労働条件を切り下げることは、衛生・安全上の問題や質の低下をもたらします。また、何でも働く者に犠牲を押しつける全社会的なリストラ攻撃の一環でもあります。

 山田区長は子どもたちのことを考えていない。自分の区長としての名声しか考えていない。こんなことのために子どもたちの食生活を犠牲にするなんておかしい。  (阿佐谷 50代女性)
 今は、区の職員だから責任をもって給食をつくってくれていると思う。民間になれば会社のやり方に従わなくてはいけないから質が落ちるのでは。     (下井草 40代女性)

 民間委託でよくなることは何もない!

「コスト」は逆に高くなる。たとえば、委託化した台東区では3.1倍に
調理員が短期パート化され、安全でおいしい給食を作る技術が伝わらない
衛生面での問題で区の責任があいまいに

 みんなの団結と行動の力が政治と世の中を変える

 「もう決まってしまった」かにみえた給食民間委託の4月実施を阻んだのは、当事者の子どもの保護者、現場職員自身の声と行動の力でした。教科書採択の問題でも、みんなの意思をきっぱりと示して行動すれば、山田区長の思い通りにはいきません。
 何でも上から圧力をかければまかり通ると思ったら大間違いです。卒入学式での「日の丸・君が代」強制に対しても全国で多くの教師・生徒・保護者が大反撃に立ち上がっています。動労千葉は春闘ストライキで、大リストラ攻撃に立ち向かっています。みんなの力をあわせて行動し、腐敗・リストラ・戦争の政治を根本から変えましょう。

 戦争賛美教科書の採択たくらむ山田区長に抗議を

 山田区長は、教育委員に憲法を否定する右翼的人物を入れ、侵略戦争を賛美する教科書の採択もねらっています。
 給食の民間委託化にしろ、教科書問題にしろ、山田区長の教育にたいする姿勢は、当事者である子どもをまったく無視したものです。子どもの健康や安全よりもカネの方を重視する山田区長。子どもたちひとり一人を、平和な社会を形成していく人間として、大切にのびのびと育てていくのではなく、いかに「国家」のために「殺すこと」「死ぬこと」がすばらしいかを教えようとする山田区長。自民党や石原都政と一体で、杉並の教育を危険な方向へ導こうとする山田区長は許せません。

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