 
介護はみんなの権利です。全額公費で保障を
住民の団結した力がついに助成制度を実現
介護保険の実施強行から1年。「介護の社会化」「介護地獄の解消」は何一つ実現されず、過重な自己負担、デタラメな認定制度などで、高齢者と家族(とくに女性)の苦しみ、負担は増す一方です。この人間の生きる権利を奪う政治にたいし、「必要な人に必要な介護を」「介護は全額公費で」を掲げたいのちの反撃がはじまっています。それは、ついにひとつの組織となって実を結んでいます。それが「介護と福祉を要求する杉並住民の会」です。
すべての高齢者と家族のみなさん。住民の会の呼びかけにこたえて、政府・自民党と石原都政の福祉きりすてに反対し、声をあげましょう。
4月1日、杉並公会堂に集まり、奪われた介護と福祉をとりもどす大運動を杉並の地からおこしましょう。
都政を革新する会は石原都政の福祉きりすて政策を許しません
介護保険料の免除・軽減を
高額な利用料負担の減免・助成措置の実施を
不当な認定制度をやめ、必要な人に必要な介護を保障せよ
福祉の民間企業への丸投げ反対。
高齢者・「障害者」福祉施策の充実を
介護・福祉の現場ではたらく人々の労働条件を保障せよ
介護保険実施1年でどうなったのか
明らかになった福祉きりすての実態
介護保険は、国の義務、生きる権利としての社会福祉をばっさり切り捨て、介護を民間の営利企業に丸投げするものでした。保険料を払っても必要な介護は保障されず、高齢者や家族をねらい打ちにした大増税に等しいものです。ワイロや機密費疑惑にまみれた政府・自民党の悪政をただちにやめさせましょう。
減らない家族の負担
利用料負担が重いため、介護サービスの量を減らし、その分を家族が介護しなくてはならないという事態が起きています。女性へのしわ寄せはますますひどくなっています。結局、在宅介護をあきらめ、施設入所を選ぶしかない人が増えていますが、施設不足の深刻化で、入所もますます困難という状況になっています。
介護現場職員に矛盾
民間企業は利潤を優先するため、ホームヘルパーや施設職員の仕事は、超過密の重労働となり、賃金はきわめて低額におさえられています。これではサービスの質も低下してしまいます。民間企業の競争でサービスがよくなるというのは大ウソです。
重すぎる自己負担
月々の保険料とともに、利用料の自己負担が、介護を必要とする高齢者と家族に重くのしかかっています。従来よりも数万円〜数十万円も負担が増え、必要な介護をあきらめざるをえない人がたくさんいます。その結果、在宅サービスの利用は、予想を下回っています。
不当な要介護認定
「介護の手間」をコンピューターで数値化し、介護の要・不要や量を決定するやり方は、あまりにも非人間的です。介護を受ける本人の心身状態とかけはなれた低い認定や、家族の状態を無視した認定は、本人・家族のいのちと生活をおびやかしています。
憲法違反の介護保険は廃止し、公的介護の完全実施を
都政を革新する会は、「介護保険は廃止し、介護は全額公費で」という主張を掲げてきました。これにたいし、民主党から共産党にいたるすべての野党は、福祉切り捨ての介護保険制度に賛成しています。政府・自民党と石原都政は、銀行・大企業救済と軍事費の確保のため、年金・医療・介護・福祉の全面にわたって社会保障を解体しようとしています。高齢者や「障害者」、家族、はたらく者にいっそうの負担を強いるものです。
介護や医療の保障は、憲法に記されているとおり国や自治体の最大の義務であり、みんなの権利です。高齢者・家族と介護・福祉労働者が手を結び、力をあわせ、生きる権利を守りぬきましょう。
石原都政の福祉切り捨てをやめさせよう
石原都政になってこんなにも福祉の切り捨てが
シルバーパス有料化、老人福祉手当・老人医療費助成の段階的廃止、特養ホーム補助費削減、「障害者」施策削減、福祉の営利事業化……
団結の力でやればできる
これだけの成果が実現
杉並住民の会は、この1年、区との交渉を重ね、以下のような成果をかちとっています。
さらに団結の力を広げて要求し、介護と福祉をとりもどしましょう。
利用料の減額・助成へ大きな前進
利用料が払えないため、多くの人が介護サービスをひかえている現状を指摘し、「利用者負担助成事業」をかちとりました。
利用料の自己負担分を減額させる
介護保険制度によって、毎月45万円もの自己負担を強いられることになった上荻のBさんの利用料を15万円減額させました。
介護保険制度の欠陥を認めさせ、他の福祉施策でカバーすると約束させる
介護保険だけでなく、障害者福祉施策なども適用して介護を充実させていくことを約束させました。
移送サービスの充実を約束させる
移送サービスは、「障害者」をふくめた高齢者が、社会に参加するという意味で重要と確認させ、その充実を約束させました。

ひろげよう! いのちのネットワーク みんなのメッセージ
杉並住民の会第1回総会&結成1周年記念集会
日時/4月1日(日) 12時半開場 午後1時開始 場所/杉並公会堂
プログラム/
第T部 会員総会(どなたも参加できます) 第U部 住民の会結成1周年記念集会
あいさつ
土肥徳秀さん 医師・福寿会在宅総合支援センター所長 著書「全国一律不公平」など
伊藤周平さん 九州大学助教授 著書「介護保険で福祉が消える」など
会場からの発言
コンサート(歌とピアノ)
主催/介護と福祉を要求する杉並住民の会
連絡先/杉並区桃井1−40−16−102 電話/03−5311−0358(送迎の車があります。介護と福祉を要求する杉並住民の会までご連絡ください)
都政を革新する会は、住民の会結成1周年集会に賛同しています |