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杉並区議会報告 |
| A 05年杉並区議会第2回定例会ドキュメント |
都政を革新する会 杉並区議会レポート 2005年6月「つくる会」教科書採択ねらう山田区長の陰謀をあばく 今杉並は非常に重大な事態をむかえています。山田宏区長はことあるごとに日本の過去の侵略戦争の歴史を正当化する発言をくり返し、さらにそれを議会の答弁で居なおっています。その山田区長によって、子どもたちを戦争に駆りたてる「つくる会」教科書が区民の反対の声を無視して強引に採択されようとしているのです。
戦争居直りに議場騒然 「日露戦争の勝利おめでとうございます」「有色人種が白色人種に勝てることを示した」山田区長は5月22日の「日本海大海戦100周年記念」と銘打った映画上映会で、「勝った戦争」を讃え戦争史の知識をとくとくとひけらかすあいさつを行ったのです。
沈黙で追及から逃げる区長 8日に一般質問に立った新城せつこ議員は、「つくる会」副会長の藤岡らが「沖縄戦『集団自決』は軍の命令によるものではない」と主張していることを取り上げ、山田区長に沖縄戦の見解をただしました。ところが2日前の饒舌さはかげをひそめ区長はだんまりを決め込み、追及から逃げるばかりでした。
「密室非公開、教育委員会の独裁で」 採択制度を秘密裏に改定した杉並区 杉並区は山田区長の差し金で教科書採択要綱を改変し、そのことを議会にも報告せず、教育委員にも説明していませんでした。このことは5月の区議会文教委員会で都政を革新する会の新城せつこ議員によって暴露されました。 6月8日の定例会では、けしば誠一区議は、この改変を厳しく追及しました。けしば わずか一月の間に採択制度を再三変更したのはいかなる理由からか。「つくる会」からの提言か。山田区長の指示か。 教育委員会事務局次長 ほかからの提言や指示によるものではない。 けしば 重大な採択手続きの変更を議会に報告しなかった理由は何か。納冨教育長の考えか、山田区長の指示によるものか。 事務局次長 おたずねの規則は平成16年5月26日の教育委員会において、審議可決され、同日交付した。なお教育委員会規則は議会の承認を要するものではなく、教育委員会で定め、交付するものとなっている。 けしば 調査委員会の報告を「参考資料」とした採択制度の大改悪は、教育委員会の独断で「つくる会」教科書の採択を強行できるシステムにしたとしか考えられない。 事務局次長 教育委員自らの責任において採択を行うことは従前と変わることがない。 けしば 議会の承認を要するような教育委員会の決定事項を今後、議会に報告する気はないのか。これはまさに教育委員会の独裁ではないのか。 事務局次長 議会への報告については、規則要綱すべてを報告しているわけではない。 以上の通り、こうした重大な採択要綱の改悪をこっそりやっておいて、「今までとそれほどかわりない」「すべて報告はしない」と居なおりの答弁を行っているのです。「つくる会」教科書を通すための布石が、こうして人の目を盗み、ごまかしながら進められていたのです。
軍隊は自国の住民を守らない 沖縄戦の現実がそれを示した…検定で軍隊慰安婦や南京大虐殺を歴史から抹消したと総括する「つくる会」は、次は沖縄戦だとして冒頭に述べた動きを開始しています。唯一の地上戦が戦われた沖縄では、「集団死」や日本軍による住民虐殺が起こり60年経った今もその傷は癒えることはありません。米軍が最初に上陸した慶良間列島の渡嘉敷島では329人、座間味島171人、慶留間島53人の集団死をはじめ、伊江島100人、読谷村84人以上、喜屋武半島数百人などが起こり、日本軍による住民殺害は、渡嘉敷島11人、久米島20人、伊江島6人、伊是名島5人、大宜味村約30人、喜屋武半島24人、久志村約40人、今帰仁村5人など、多くの住民がスパイ容疑などで殺されました。沖縄戦では軍隊は自国の住民すらも守らないことを示しました。沖縄戦を貫いているのは、国を守るために当時、渡嘉敷島や座間味島の人々のことばにでてくる「玉砕」する思想です。区長が讃える特攻隊の思想です。「生きて虜囚の辱めを受けず」「軍民一体、最後の一兵まで戦うこと」「軍の足手まといにならない」など、こうした軍の規律・命令が、
6/6山田区長答弁「つくる会」とウリ二つの戦争賛美 「日本は朝鮮の独立を主張してきた」!? 「日露戦争は当時の世界における列強の帝国主義政策の中で、ロシアの南下政策に対抗した日本の国家の存亡をかけた戦争であり、東洋の一国家が大ロシア帝国を破ったという事実は、アジアはもとより欧米の植民地化していた世界の独立運動に多大な影響を与えた世界史的意義を持つ事象だと考えております。
沖縄戦「集団自決」抹消を許さない6月8日の一般質問で新城せつこ区議はまず、「つくる会」の藤岡副会長が主宰する「自由主義史観研究会」が、「沖縄戦の『集団自決』は軍の命令によるものではなかった」「住民が自発的に行った」としてこれを「検証」するために沖縄・慶良間にのりこんだことを上げ、区長が沖縄戦についてどのように認識しているかを問いただしました。また沖縄戦について、日本軍の強制による集団死やスパイ容疑でっちあげによる住民虐殺を、沖縄各地での具体的な数を上げながら示し、教育長の沖縄戦についての認識を問いただしました。また「つくる会」の公民教科書において大日本帝国憲法を「よい憲法」とほめちぎり、日本国憲法を「押しつけられた憲法」として非難し、基本的人権をないがしろにして「国防の義務」を説いていることについて厳しく指摘し、教育長の見解をただしました。さらに新城区議は教育委員会が右翼テレビ局「チャンネル桜」の集会を後援したことにたいし、強く取り消しを迫りました。 「区長は答えろ!」 ところがこれに対し山田区長および納冨教育長は責任を放棄して新城議員の質問にまったく沈黙し、別の担当者に答弁をまかせたのです。こんな無責任は許されません。(この前日、教育長は「つくる会」右翼・松浦芳子議員の質問には進んで調子よく答弁に立った。松浦議員は教科書採択について、「外部からの圧力などで影響があってはならない。4年前の騒動のようにならないように教育委員会は当日非公開にするといい」などと主張!) |
「つくる会」教科書の6月採択阻止へ05年 杉並区議会 第2回定例会ドキュメント一般質問 6月6日 けしば誠一
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