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ホームへ > バックナンバー目次へ > コスモス・バックナンバー > 2008/01 号外
新コスモス
2008.1.1
号外

INDEX
(1面) 2008年 変革の年/ 労働者の団結で、山田区政たおそう/ 北島 邦彦 (杉並区議会議員)

(2面) 和田中学で進学塾が「受験講座」! 許せない 企業のカネもうけのための差別・選別教育

/北島邦彦の区議会奮戦記 自治体現業労働者の賃金 平均9%引き下げはとんでもない/他

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2008年 変革の年

労働者の団結で、山田区政たおそう

北島 邦彦 (杉並区議会議員)

 

 新年あけましておめでとうございます。みなさんはどのような気持ちで2008年を迎えられたでしょうか。

  昨年はみなさんの大きなご支援をえて、杉並区議会議員選挙での勝利をともに闘いとることができました。08年の幕開けにあたって都政を革新する会は、昨年11月4日に日比谷に集まった5700人の労働者民衆の闘いをみなさんとともに前進させるために、全力で活動を展開します。

「生きさせろ」の怒り爆発

  今年は冒頭から、日米株価の大暴落や原油価格の暴騰をはじめ、世界経済がいよいよ大恐慌に突入している実態を明らかにしています。これほど危機に立つ帝国主義経済を延命させてきた米住宅バブルは、サブプライムローン問題の爆発によって破裂しました。
  もう一方の延命の柱であった過熱する中国バブルは、北京オリンピックの閉幕を契機に破綻することは必至です。そもそもこうした世界経済のありようは、「新自由主義」による労働者の団結破壊―分断にもとづいて、賃下げ・首切りと労働強化、民営化と非正規職化など、労働者への徹底した攻撃によって成り立ってきたものです。
  「もう我慢できない!」「おれたちを生きさせろ!」全世界の労働者から怒りの声が発せられています。とりわけ、みずからの未来にあるべき夢も希望も奪われようとしている青年労働者は、経済の破綻を戦争によってのりきろうとする帝国主義を倒し、この社会を根本から変革すること=革命によって打倒するしか自分たちが生きていく道はないと立ち上がっています。

 

社会を変える労働者の団結

  私が所属する東京西部ユニオンにも、昨年だけでも多くの青年労働者が門をたたき、団結のすばらしさをつかみ、不当な解雇や賃下げに対する闘いを始めました。
  その生き生きとした姿に接して、国家権力・資本への労働者の怒りをおさえこむ既成の組合指導部をうち破って現場の労働者の手に労働組合をとり戻した時、労働者はどれほど誇り高く力強い存在であるか、あらためて確信しました。
  都政を革新する会は、高齢者・「障害者」・子ども・外国人など、あらゆる人々に対する国家権力・資本による横暴を許さず、闘います。そのためにも、社会の生産を握る労働者の闘いをその中軸にすえていくことが必要だと考えます。

 

「すぎなみ丸ごと民営化」に絶対反対

 民営化は労働者の団結を破壊し、労働者に極限的で劣悪な労働条件を強制する攻撃であり、労働者階級にとって決して許すことのできない攻撃です。山田宏・杉並区長が進めている「すぎなみ丸ごと民営化」との闘いを、議会内外を問わぬ活動でうち破り、杉並区ではたらく自治体労働者の団結をともにうばい返していく決意です。本年もよろしくお願いいたします。

道幅いっぱいに広がった解放的なデモ(昨年11月4日の労働者集会)

おしらせ 都革新 08年旗びらき

 新年あけましておめでとうございます。

とき 1月27日(日)午後2時開会(開場1時半)/ ところ 荻窪タウンセブン8階(JR荻窪駅北口)

★連帯あいさつ 国鉄千葉動力車労働組合/三里塚芝山 連合空港反対同盟/地域の仲間 など
参加費1500円

 

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和田中学で進学塾が「受験講座」!

許せない 企業のカネもうけのための差別・選別教育

 

リクルート出身の藤原和博氏が校長を務める杉並区立和田中学校で、1月から大手進学塾「サピックス」の講師を招き、2年生の希望者を対象に夜間塾をすることがわかり、大問題になっています。授業は「夜スペシャル」と名付け、保護者から授業料を集めるといいます。
こんなことがあっていいのでしょうか! 対象受講者約20人といえば、杉並区の公立中学校に通う子ども1学年のちょうど1%にあたります。「1%のエリートだけ教育すればいい。できんもんはできんままでいい」と言った、三浦朱門・教育課程審議会元会長の言葉そのままの差別・選別教育です。
今、若者の半分が非正規雇用、働きたくても仕事がない。働いても食べられない。運良く正社員になっても、長時間労働で病気になったり果ては過労死。このもとで、こどもたちも教員も保護者も、「負け組」になりたくないと競争に駆りたてられています。公立学校に進学塾が堂々と入り込むことは、学校全体が昼も夜も、受験戦争の論理で強制されることになります。それは、資本家や国家が望む人材になれという価値観を刷り込むものでもあります。断じて認められません。

教員の団結破壊が最大の狙い

「サピックス」は、「採算をとろうと思っていない」と言っていますが、そもそも企業がもうけにならないことをするはずがありません。少子化と経済の低迷で、のびなやむ受験産業にとっては公共施設が提供され、運営はボランティア(区の補助金とただ働き)、教材は学校(杉並区)が提供、そしてなにより杉並区が後ろ盾になっているというお墨付きは、企業にとってはよだれのでるような話です。これこそ民営化の最たるものです。
そして、いちばんの問題は、受験塾の講師と教員を競わせて、「地域住民」を学校現場に入れて、教員の団結破壊をすることです。これまで「教え子を戦場に送らない」「お国のために命を投げ出す子どもはつくらない」という教育をおこなってきたことに対する分断の攻撃です。
「つくる会」教科書、杉並師範館と、子どもたちを戦争に向かわせる教育を進めてきた山田区長が、ここまでやってくることを絶対に許せません。さらに山田区長は、「杉並区教育基本条例提言」まで目論んでいます。
大事なことは、教育現場の団結したたたかいを強く、大きくしていくことです。杉教組の労働者を軸に、保護者が連携し、反撃していきましょう。

年も押し迫った12月25日、都庁前でのワンデー・アクションがありました。戦争教育に反対して「日の丸・君が代」不起立を貫く教育労働者・根津さんらへの不当解雇を許さない行動です。地域の仲間たちとともに声をあげました。

 

12月26日には、高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」検定問題で、文科省と検定調査審議会が、「軍命による強制」記述を認めない不当な決定を出しました。教育労働者や高校生の怒りがわき起こっています。検定意見撤回の闘いは続きます!

北島邦彦の区議会奮戦記

自治体現業労働者の賃金 平均9%引き下げはとんでもない

 東京23区長会と特区連(特別区職員労働組合連合会)との賃金確定交渉妥結を受けて、杉並区の職員給与条例の改定のための臨時区議会が12月末にありました。
  区の現業職(学校給食、学校警備、用務、公園管理などの労働者)についてのみ月額給与を平均9%も引き下げる(最大10・8%)というのです。こんな大幅賃下げでは暮らしていけません。しかも、中途採用がほとんどの現業を狙い撃ちした最大2カ月の退職金カットまで!
  この低賃金化攻撃は、同時に、現業・非現業の労働者を分断し、労働者の団結を破壊するものです。
  小泉構造改革以来、「官から民へ」の掛け声のもと、公務員労働者が勝ち取ってきた権利をことごとく奪い去っていく攻撃が吹き荒れてきました。民営化で職場を奪う。事故がおこれば現場の責任にされる。このうえ賃下げなんて冗談じゃない!の声が現場からあがっています。公務員をワーキングプア化することは、すべての労働者を生きていけない状態にたたき込むものです。まさに、民営化と現業の大幅賃下げの攻撃は一体です。
  区にはたらく現場労働者の賃金を引き下げておいて、トップである区長や区議会議員など特別職の期末手当(いわゆるボーナス)は引き上げるというのですから、これはもう言語道断です!
  ところが日本共産党は、現業職の給与引き下げに「いろいろ問題はあるけれども、労使合意がなされているから」とこの議案に賛成しました。現場組合員の怒りを裏切る特区連執行部を擁護する姿勢は許せません。
  あくまでも現場労働者の怒りとともに、議会の内外を貫いてたたかっていく決意です。

 

 


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