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新コスモス
2006.9.1
第195号

INDEX
(1面) 教育改悪と改憲 安倍政権を許すな 労働者の改憲阻止集会に集まろう!
「8・6広島、8・9長崎」 ―61年目の暑い夏―  北島邦彦
8・15靖国参拝に抗議デモ 日韓の労働者が連帯して小泉を弾劾
高円寺阿波踊り鑑賞会

(2面) 浜田山・三井グランド環境裁判傍聴記 都政を革新する会後援会長・実方精一
「新たな核戦争をとめよう! 7・17反戦反核集会」が大盛況
安藤登志子さんを追悼する 都政を革新する会代表 長谷川英憲

杉並映画村通信。コスモス歌壇。こんにちは、「ふろむあす」です--くらしを見直す会(休載)。

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教育改悪と改憲を公言する

安倍政権を許すな

労働者の改憲阻止集会に集まろう!

 9月22日に臨時国会が召集され、安倍晋三官房長官が首相に指名される公算が大です。安倍氏は、「新憲法制定と教育改革(教育基本法改悪)は次期政権の課題」と公言しており、小泉政権以上の反動政策をもって私たち労働者民衆に襲いかかってくる政権です。改憲攻撃との闘いが一気にヒートアップしてきます。私たちが安倍新政権とどう闘うか、この臨時国会攻防で問われます。
 私たちが依拠すべき源は、やはり労働者の団結です。労働者が職場から闘いを起こせば、戦争への道はとめられます。動労千葉が呼びかける9・23改憲阻止労働者集会にぜひ参加しましょう!

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憲法9条改悪阻止! 戦争と民営化―労組破壊攻撃に立ち向かう

9・23労働者集会

とき◆9月23日(土)午後1時30分開始
ところ◆文京区民センター(都営地下鉄・春日駅下車すぐ、東京メトロ・後楽園駅下車200b、JR水道橋駅下車800b)

基調講演◆動労千葉執行委員長・田中康宏
特別報告◆「処分粉砕・基地廃止粉砕闘争」―動労千葉
発言◆9条改憲阻止全国署名の訴え、職場・労組で闘う仲間から(全逓・自治体・国鉄・教育・医療・金属)ほか
◎集会後デモ行進

恒例の高円寺阿波踊り鑑賞会

多くの方々にお集まりいただきました(8月27日)

8・15靖国参拝に抗議デモ

日韓の労働者が連帯して小泉を弾劾

 8月15日、小泉首相は靖国神社公式参拝の暴挙をあえて強行しました。「つくる会」教科書が子どもたちに押しつけようとしている思想そのままに、かつてのアジア侵略戦争を「正義」と正当化するだけでなく、新たな侵略戦争において「喜んで国のために命を捧げよ」と強制するものです。しかし、小泉首相はその傲慢な口調とは裏腹に、アジアと日本の労働者市民の糾弾を怖れて、早朝コソコソと参拝を行なったに過ぎません。韓国の民主労総や動労千葉をはじめ300人が参加した、靖国神社包囲デモのシュプレヒコールから逃げまわるかのように。
 午後からなかのゼロで開催された「靖国と改憲―8・15労働者市民のつどい」には、例年を上回る520人が集まりました。宗教学者・阿満利麿さんの講演「戦死者の『慰霊』とは―歴史に学ぶ」、民主労総ソウル本部首席副本部長・イジェヨンさんからの特別報告、そして動労千葉委員長・田中康宏さんのアピールをとおして、靖国問題こそ戦後保守政権のアキレス腱であること、そこを突いて帝国主義を打ち倒していく主人公こそ労働者であることが明らかにされました。
 9条改憲との闘いは、小泉後継政権(松元ヒロさんの小泉コントは今回が見納めでした!)をぶっ飛ばしていく闘いとして高揚させていかなければなりません。今年の8・15は、そういう歴史的使命を帯びた闘いの出発点となったのではないでしょうか。

靖国と改憲--国益と排外に憲法は屈するのか 第12回8・15集会(東京・中野ゼロホール)

「8・6広島、8・9長崎」 ―61年目の暑い夏―

都政を革新する会・事務局長 北島邦彦 

 被爆61年目の夏…広島―長崎反戦反核闘争に参加してきました。小泉構造改革政治の5年間、そして戦後日本のありようを問う8・6―8・9でした。小泉首相が、8・15靖国参拝を公言しているなかで祈念式典に参列して被爆者を「慰霊」することは、どんな意味をもっているでしょうか? 被爆を強制された人々、とりわけ朝鮮人・中国人被爆者(2世・3世)に対して、新たなアジア侵略戦争とそのための改憲を呑ませようとするものです。こんなことを認めるわけにはいかない! 9条改憲反対の大きなうねりの出発点は、やはりヒロシマ―ナガサキでなければならない! 暑気立ち上る現地を訪れて、あらためてそんな想いを強くしました。
 5日午後からの国際連帯集会では、イラクの女性医師、中国の重慶大爆撃訴訟原告、韓国人被爆2世の参加をえて、途中で会場をホールに変更するほどの盛況でした。新たな原水禁大会と言えるような、本格的な分科会を開催できる実体が成長しているのではないかと思えました。

■活発な青年労働者たち

 夜の産別労働者交流集会では、私は70人以上が全国から集まった自治体労働者の交流集会に参加しました。現場からの報告で集会全体を引っ張っていったのは、職場に入って数年の20代の青年たちでした。日常的な自治体業務の矛盾や労組幹部が闘う方針をもたないなかで苦闘しながらも、仲間をつくって自治体から新たな労働運動を構築していこうという熱意があふれていました。
 6日早朝の小泉来広弾劾デモも、例年を倍する500人の参加者の過半が、早朝デモに初めて参加したと思われる若い人たちでした。午前中の被爆者解放集会、午後から3000人が参加した8・6広島大行動と市内デモ。ここでも、青年労働者や学生の若い姿が目立ちました。反戦反核運動の新たな担い手が登場してきた…という実感をもつことができました。6日夜にはその青年たちが結集して全国青年労働者交流集会が開催されました。

 

 

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浜田山・三井グランド環境裁判傍聴記

都政を革新する会後援会長・実方精一 

 7月26日午後3時から東京地方裁判所103号法廷で、「浜田山・三井グランド環境裁判」の第1回公判が開かれ、水曜日で店がお休みだったので傍聴してきました。原告・傍聴人あわせて85人が参加し、東京地裁で最も大きい103号法廷も満杯になり、地元住民の関心の高さがわかりました。この日は、弁護団の口頭弁論と原告3人の意見陳述が行なわれました。
 この裁判は、4万人の広域避難場所にも指定されている25,000坪の三井グランドに、約700戸のマンションを建設する計画に反対した住民が提訴したものです。街の住環境にとって大切な緑が企業の利益追求のために失われていく、これを周辺住民はただただ黙って見ているしかないのでしょうか?行政への申し入れや署名運動など様々な取り組みのうえに、ついに裁判を起こす決断がなされました。杉並区長と東京都知事を被告として、@土地区画整理事業施行認可処分の取り消し、A建築確認の差し止めを求めています。
 本来は建てることのできない高さのマンションが建設できるようになったのは、「地区計画」という手続きがあるからだそうです。けれども、この場合はその計画に関わる地権者はマンション開発業者である三井不動産だけですから、たった一人の地権者の意向によって地区計画がつくられ、法令による規制を免れるマンション建設が可能になったというのです。こんな大企業優先の政策がまかりとおっていいのでしょうか!

浜田山・三井グランド 環境裁判 第2回公判  9月22日(金)午後3時 東京地裁103号法廷

「新たな核戦争をとめよう! 7・17反戦反核集会」が大盛況

 7月17日の午後セシオン杉並で、8・6広島―8・9長崎に向けた東京集会が開催され、予想を超える160人近くの参加がありました。
 相模女子大学の吉田義久さん編集によるDVD「核の『平和利用』はこうして始まった」の上映と解説。原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘会議代表の大波修二さんからは、軍事優先で県民の反対の声をまったく聞こうとしない政府の姿勢が批判されました。
 「核燃料サイクル施設の本格稼動が始まった〜『平和利用』が生み出す放射能はどこに?」をテーマとするパネルディスカッションが、映画監督の鎌仲ひとみさんをコーディネーターにして、京都大原子炉実験所の小出裕章さん、ビキニで被爆した第五福竜丸元乗組員の大石又七さん、豊かな三陸の海を守る会の田村剛一さんの出席でもたれました。
 今年の東京集会は、参加者の層がより広がり、若い人たちの参加が目立ちました。毎年積み上げてきた企画の内容が着実に豊かになっている成果だと思います。(北島)

 

杉並映画村通信スタジオジブリのアニメに対する評価

連載 第115回 

「ゲド戦記」はどう批評されるか?

 イギリスの女性作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を映画化して、作画やドラマ作りをすっかりパターン化させてしまった、宮崎駿監督の長篇アニメの前作「ハウルの動く城」は、今後のスタジオジブリの動向を危ぶませるような、作品であった。
 つづくジブリの新作は、宮崎駿ジュニアで今年39才の宮崎吾朗が初監督作品として、アメリカの女性作家アーシュラ・K・ル=グウィンの小説を、映画化した「ゲド戦記」となった。そしてこれまた、長大な原作をダイジェスト化して、手を抜いて作ったような、不発のアニメ作品であった。
 父親駿監督の前作「ハウルの動く城」は、「パターン化して面白くない映画だ」ということを、ある出版社系週刊誌が記事にした。その時、誌面に実名を出して意見を言ったのは私一人で、他の映画評論家や映画ジャーナリスト諸氏が、総て「匿名を希望した」という、実に印象的なことがあった。
 「本名で本音を言うと、スタジオジブリの取材に、今後支障をきたすのが、こわい」ということらしいのである。さて、ジュニアが作った「ゲド戦記」は、どういうことになるのであろうか?
 私の評価は、すでに「週刊新潮」の7月27日号に、ストレートに書いた。これを皮切りに(?)、個人名を出した厳しい批評も、いくつかは出はじめたようでもあるのだが。
 他にも「ある芸能プロダクションのスキャンダルに触れると、今後所属タレントの取材に支障をきたすので」というわけで、スキャンダル大好きの週刊誌やテレビのワイドショーなどが、それをまったく扱わない、といったイヤな現象も実によくある。
 これではまるで、独裁政権下の、検閲による表現抑圧以上の、「検閲なき時代の自己規制の検閲」のまんえんである。こんな文化の風潮こそが、日本を「天皇を中心とする神の国」にしたがっている連中に、ここぞとばかりつけこませるのみの好条件に、なってしまっているのではないだろうか?

終生、北富士闘争とともにあり、「杉並・住民の会」の先頭で闘ってきた

安藤登志子さんを追悼する

都政を革新する会 代表 長谷川英憲 

 さる7月5日に安藤登志子さんが急逝されました。享年89歳でした。6月18日、道路で転倒して骨折、久我山病院で治療中、突然、肺塞栓(肺の血管に血栓がつまる病気)で亡くなったのです。北富士の自衛隊基地に反対する忍草母の会の闘いを支援しともに闘いつづけてきた安藤登志子さん。ここ数年は、高齢者の生きる権利、福祉を守る「杉並住民の会」の運営委員としてその先頭に立ってきた安藤さんでした。悲しみもひとしおです。
7月9日、「安藤さんとお別れする会」が開かれました。90人もの方々が集まって下さいました。安藤さんのご遺族、北富士からかけつけて下さった忍草母の会事務局長の天野美恵さん、古くからのお友達や沖縄、三里塚など様々な住民運動の関係のみなさま、そして、八木ケ谷代表をはじめとした「杉並住民の会」の多くの仲間の皆さんが安藤さんを見送り、思い出を語り合いました。
安藤さんは私たち都革新が、社共をのりこえる新たな党へと飛躍することを心から期待して、選挙への惜しみない応援をしてくださいました。今、あらためて私たちは安藤さんに、戦争と改憲の道を阻むために、安藤さんの遺志を継いでたたかうことを誓います。

コスモス歌壇

安藤さんを悼む

    高井戸東 川久保惠美(群緑同人)
若き日の安藤さんを知る人らも数多集いて葬りたまへり
生き生きと署名運動なしましきつば広き帽子よく似合ひゐて
介護保険の矛盾を衝きてもの申せし安藤さんは頼もしかりき
心やさしき姪御さんに抱かれゆく安藤さんを篤く見おくる

こんちちは、「ふろむあす」です

休載

おしらせ

「九条を変えるな」署名にご協力を

 

憲法9条の改悪に反対する百万人署名を集めています。署名用紙や資料などのお問い合わせは、都政を革新する会まで。

(上高井戸 tel.fax.03-3329-8813)
(高円寺南 tel.fax.03-5378-1352)

 

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