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新コスモス
2006.6.1
第193号

INDEX
(1面) 百万人署名運動事務局  川添順一さんに聞く

(2面) 介護保険改悪の現実/5月3日、新宿駅「9条変える?変えない?」シール投票。33都道府県で、77%が9条改憲反対。

(3面) 杉並師範館 金もうけと戦争 区税3億円で戦争教育の拠点づくり / 東京西部・許さない会結成2周年 「国鉄闘争勝利!4・21集会」

 

(4面) お集まり下さい 米軍再編に反対する6.17 杉並・沖縄集会 新城せつこ /投稿・「『Little Birds(リトルバーズ) イラク戦火の家族たち 上映会

杉並映画村通信。コスモス歌壇。

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百万人署名運動事務局  川添順一さんに聞く

 

 

●かわぞえ・じゅんいち氏 1962年生まれ /聞き手・北島邦彦  都政を革新する会事務局長

●とめよう戦争への道!百万人署名運動とは
 99年9月発足。97年の日米新安保ガイドライン反対署名運動が出発点。戦争に反対する労働者市民の運動を署名運動をとおして広げる。全国50以上の連絡会を中心に各地域で活動している。◆杉並連絡会→電話&FAX 3332-7033

 

 「とめよう戦争への道!百万人署名運動」が憲法改悪反対署名を呼びかけています。5月20日には署名運動を広げる全国集会も開催されます(要項別掲)。百万人署名運動事務局で活動する川添順一さんにお話を聞きました。

 

北島 今回始めた署名の趣旨からうかがいます。
川添 署名用紙の表題を「戦争のための憲法改悪に反対」とし、要請項目も「9条を変えることに反対」の1本にしぼりました。署名しただけで何か変わるのかと言う人もいますが、私たちは「署名用紙の一人歩き」というのをめざしています。普通の人々がこの署名で改憲への流れを止めようという気になって周りに呼びかけ、呼びかけられた人がまた自分の周りに呼びかける。そういう署名「運動」にしたいということです。職場や街頭で署名をしてくれた人に「今度はあなたが呼びかけてください」と本気になって訴えて全国津々浦々に広げたい。
北島 反応はどうですか。川添 署名の中身は「9条変えるな」の一本でシンプルすが「戦争のための」ということを強く出しています。改憲反対の署名は他にもありますが、ここをはっきりさせているのは私たちの署名だけです。「そこまで言うのか」とちょっとたじろぐ人もいますが、そこで少し考えてもらった方がいい。「何となく」反対ではなく。明確な意識をもってもらうことによって、今度はその人が署名を広げてくれると思うのです。
北島 「戦争のための」ということをはっきりさせることは、「なぜいま改憲なのか」という時代認識にもかかわりますね。
川添 いま自衛隊がイラクに派兵されていますが、陸上自衛隊は基地に閉じこもったままです。それはやはり憲法9条の制約があるからです。9条の枠の中でいくら拡大解釈してもそれ以上は踏み出せない。政府権力者・財界はこの状況を突破しなくてはと思っている。市場や資源をめぐる大国同士の争いが激しくなっていくこれからの時代、アメリカのように軍事力を発動できなければ日本は「国益」を守れないというのが、日本経団連など財界やそれとつながる小泉政権、自民党などの考えだろうと思います。
北島 北朝鮮や中国の脅威論もますますあおられていますね。
川添 アメリカの世界戦略の目標には、今の中国の国家体制の転覆―帝国主義的な再支配というものがあります。日本の権力者も中国の権益を確保していくためにこれに加わることを決断している。米軍再編と日米同盟強化は、イラク・イラン・中東全域から北朝鮮・中国における戦争遂行のために行われています。
北島 そういう中で憲法9条を変えようとしているわけですね。
川添 「戦争に賛成か反対か」と問われれば、みな「反対」と言います。しかし政府も「戦争をやるから9条変えよう」とは言わない。「テロがある」「北朝鮮の拉致やミサイルの脅威がある」「中国も脅威」、「だから9条を変えるべきだ」と。こう言われた時に反対を貫けるかです。広島からの話では被爆者の中にも9条改正は必要だという声が何割かつくられているそうですが、被害者意識だけの「戦争反対」では9条改憲に反対できないわけです。戦争の本当の原因は何か、資源や市場をめぐる大国の利害、資本の利益のからみあいをあばいていく必要があります。「テロの脅威」がアフガニスタンやイラクへの侵略戦争の口実に過ぎなかったことは今や誰にも明らかです。北朝鮮や中国の「脅威」も同じことです。侵略・加害の歴史を再びくり返すな、という議論も署名運動の中でどんどん巻き起こしていきたい。

国民投票法のねらい

北島 改憲国民投票法については憲法96条に規定されているから作るべきとか、「手続き法」にすぎないとか、さらに国民投票で改憲反対派が多数を取ればいいという意見もありますが。
川添 「直接民主主義」で決めることはいいことだとか、「憲法を守る立場からも重要」とか言う人たちがいます。でもそれはまったく違う。国民投票法案がメディア規制や公務員労働者の反対運動禁止を狙っているのはもちろん問題ですが、仮に何の規制がなくても私たちは反対です。実際に国民投票がどういう状況で行われるのか考えてみればいいのです。
 まず憲法改正は国会の3分の2以上の多数で発議されます。「国会は憲法改正に圧倒的多数で賛成しました」と広報されるわけです。そして改憲案を「周知徹底する」ということで、莫大な金を使い、マスメディアを通して朝から晩まで宣伝する。小泉首相が「郵政民営化に賛成か反対か」とやったように「新しい憲法をつくることに賛成か反対か」と。一方的に大宣伝できるのは改憲を進める政府・国会だけ。あらかじめ不公平なんです。
北島 実は、改憲を押しつけるための法律だということですね。
川添 そのうえで反対運動には、公務員や教育者の参加は禁止とか、いろんな規制があるわけですから。しかも、現行の様々な法律を使って弾圧してくるに違いありません。
北島 国民投票で決着させればいいとはならない。
川添 「直接民主主義だからいいのでは」とかいうのは、まったくの認識不足だと言わざるをえません。住民が政府に対して異議を唱える「住民投票」とはまったく性質が違うのです。

まず始めよう

北島 本当に改憲を止めるには、フランスやアメリカで起きているような数百万人規模のデモや行動が必要だと思います。その主力はやはり労働者、労働組合ということになりますが。
川添 百万人署名運動のよびかけ人も労働組合の指導者だった人、元国労、元日教組、元自治労の方が多く、労働運動がよみがえってほしいと思っています。組織率が下がってきたとはいえ、数十万、数百万の単位で組合員がいるわけです。組合の機関決定での取り組みもお願いしますが、そのうえで上部機関の決定待ちとかではなく、やる気のある人が、どんどん職場で署名をよびかけて集めてほしいですね。
北島 既成の組合幹部はなかなか動きませんが、下から組合全体を動かしていくような運動が必要ですね。
川添 署名運動ですから運動としてぐんぐん広がっていく、伝わっていくようにすることが重要です。職場でも地域でも、一人一人が運動の担い手になって風を起こしていく。震源地になっていく。
 「星の数ほどの集まりをつくり出して署名運動で風を起こそう」というのが、先日の呼びかけ人会議でキャッチフレーズみたいになりましたが、数人の集まりがひとつできただけで運動の中心ができます。署名で知り合った人たち同士で学習会や小集会をやる。「茶話会」とかでもいいんです。そうしてあちこちでまず始めていけば、うねりができてくる。世の中の流れを変えていく大きなうねりになると思っています。
北島 杉並での「つくる会」教科書採択反対運動も最初は少人数から始めましたが、やがて大きなうねりになりました。
川添 20人くらい必死になって署名を集める人がいれば、杉並区全体の情勢が変わるのでは。
北島 杉並は原水禁署名運動の発祥地ですからね。
川添 杉並では沖縄戦体験者の上江田千代さんがいらっしゃいます。若い世代もぜひがんばってほしい。そのためにも若い人たちの発想や考え方なんかを柔軟に取り入れるべきですね。
北島 都政を革新する会も「9条を変えるな」のうねりをつくり出すために全力でがんばります。

上写真 都政を革新する会・上高井戸事務所にて

 

 

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自民党新憲法草案(2005年10月28日発表)

【前文】〔国民主権・平和主義の宣言→天皇制と戦争宣言に!〕
・象徴天皇制は、これを維持する。(まず1番目に天皇制に言及)
・日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し…(「国防の義務」を強要)
・国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う。(「対テロ戦争」を宣言)

【第2章 第9条】〔タイトルが「戦争の放棄」から「安全保障」へ〕

【第9条の2】〔「戦力不保持」条項を削除し「自衛軍の保持」を宣言〕
@ 我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する。
A 自衛軍は、前項の規定による任務を遂行するための活動を行うにつき、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する(「国会の承認」は必ずしもいらないということ)。
B 自衛軍は、第1項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。(多国籍軍などの戦闘行動への参加が合憲に)

【第12条】〔人民の権利を公・国家が制限〕
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、保持しなければならない。国民は、これを濫用してはならないのであって、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う。

【第76条】〔現憲法が禁止した「軍法会議」(軍事裁判所)を復活〕B 軍事に関する裁判を行うため、法律の定めるところにより、下級裁判所として、軍事裁判所を設置する。

【第96条】〔憲法改正の条件緩和。国会3分の2の賛成→過半数へ〕@ この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議に基づき、各議院の総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を経なければならない。

5月3日、新宿駅で行われた「9条変える?変えない?」のシール投票。33都道府県で開催され、77%が9条改憲に反対した

介護保険改悪の現実

 介護保険の改悪が4月からはじまり、高齢者の命が一段と脅かされています。

◆下井草のSさん(70歳の男性 要介護1)

 糖尿病で視力がほとんどなく、炊事ができない。食事は「糖尿食」が必要でヘルパーさんの炊事は欠かせない。娘さんが同居しているが、早朝出勤で帰りも遅い。それなのに、4月から週1回2時間のヘルパー派遣はうち切りに。介護保険料は月3000円から4200円にアップ。介護は奪われ、保険料は値上げされ、増税、医療費アップも襲いかかってくる。

◆宮前のKさん(80歳の女性 要介護1)

 福祉ベッドでないと起き上がれない。それなのに「もっと重度でないと福祉ベッドは使わせられない。あと半年でうち切りだ」と言われている。何十万円もするベッドを自分で買えというのでしょうか。
★憲法の「生存権」は老人には認めないのか。そんな国を「愛せ」「守れ」と叫ぶ自民党の「新憲法草案」。ふざけるなと言いたい。

 介護や医療で困っている方、ご連絡下さい。電話3329・8813まで

 

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杉並師範館 金もうけと戦争

区税3億円で戦争教育の拠点づくり

教育基本法改悪を先取り

区長が意のままに教育を支配

 4月から杉並区独自の教員養成施設「杉並師範館」が「開塾」しました。25人が「入塾」し、1年間研修した後に試験を受け、杉並区立小学校教員に採用していく計画です。マスコミは「地域独自の教員養成」などと宣伝していますが、とんでもありません。行政の長たる区長が、教育を意のままに支配しようとするものであり、教育基本法第10条(「不当な支配の排除」)違反そのものです。
 重大なのは、この師範館が理事長の山田区長を筆頭に、「つくる会」教科書の採択や教育基本法改悪を推進する勢力によって固められているということです。
上の構成メンバーを見てください。ソニー、日本証券、富士ゼロックスなどの大企業の重役が顔を並べています。さらに米軍需産業、国防総省と密接な関係を持ち、アメリカの戦争政策を推進してきた「米国ランド研究所」の研究員も入っています。人を蹴落とし、金もうけに励めと説教し、戦争を推進する人々が、杉並の教育を支配しようとしているのです。他のメンバーもすべて教育基本法改悪や「つくる会」に賛成するような人たちです。
 杉並師範館の設立趣意書は「国家存亡の危機」「人心の荒廃」といった国家主義的な危機意識の表明から始まり、「光輝ある伝統精神文化(「天皇」のこと)」「知識偏重の是正」「精神的基盤の充実」といった言葉が連なっています。教育基本法を攻撃してきた右翼勢力、自民党と同じです。
 杉並師範館には、今年度約3億円の予算が投じられています(4000万円の補助金と師範館に出向している区職員の人件費など)。区民の税金を戦争教育の拠点づくりに使うなどもってのほかです。
 4月に区立中学校に入学した新1年生に「つくる会」の歴史教科書が配布されました。4月28日には「愛国心」を盛り込んだ教育基本法改悪案が国会に上程されました。教育労働者、保護者、生徒、地域住民の力を合わせ、学校から〈戦争〉を追い出しましょう。
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〈杉並師範館〉構成メンバー

全員が憲法と教育基本法の改悪論者

【理事長】 山田宏 杉並区長
【副理事長/塾長】 田宮謙次 ソニー顧問
【同/塾長補佐】 田口佳史 イメージプラン(経営者育成)社長
【理事】 遠藤勝裕 日本証券代行取締役社長/尾原蓉子 ファッション産業人材育成機構 IFIビジネス・スクール学長/小林陽太郎 富士ゼロックス取締役会長/小松郁夫 国立教育政策研究所教育政策・評価研究部長/白滝一紀 国立大学法人秋田大学理事、教育新聞社代表取締役社長/瀬口清之 日本銀行国際局企画役、米国ランド研究所インターナショナル客員研究員/野原明 文化女子大学教授、文化女子大附属杉並中学・高等学校長/橋本堅太郎 日展理事長/三重野康 元日本銀行総裁、日銀旧友会会長/佐藤博継 杉並区教育委員会事務局次長

★財界の重役などが顔をならべる。米軍事産業の研究員(米ランド研)も!

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●「愛国心」が目標に―教育基本法改悪案

第2条 「教育の目標」
 五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
→「日の丸・君が代」強制に反対したり、侵略戦争の史実を教えることが、「国を愛する態度」に反するとして罰せられることになる!

●現行の教育基本法第10条 
 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきである。
→戦前のような国家による教育支 配を禁止。改悪案では教育は改悪法に従うことが要求され、愛国心教育などに反対する教育労働者や市民の側が「不当な支配」として排除される!

教育基本法改悪案の国会上程に抗議する教育労働者ら =4月28日国会前(永田町)

「つくる会」またも会長辞任! 

「つくる会」で内紛が相次ぎ組織崩壊が進んでいます。2月の八木会長辞任後に新会長になった種子島氏も4月に辞任。3月に事務局長代行になった鈴木某は汚職議員・西村真悟といっしょに逮捕された人物。こんな組織がつくった教科書は撤回あるのみ! (※都革新ホームページもごらんください。)

尼崎事故1周年 安全確保へ闘う動労千葉

JR当局の不当処分を許さない

 107人の命を奪ったJR西の尼崎事故から1年。4月24日に国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)主催の集会に参加しました。
 尼崎事故に続いて起きた羽越線事故、伯備線事故、レール破断、山手線事故…。4月6日に起きた幕張車両センター内での脱線事故の責任も、安全対策への投資を拒否してきたJR当局にあります。
 JRの安全無視の企業経営によって、労働者と利用者は命の危険にさらされています。こうした事態に、動労千葉は今年の春闘で3波のストライキと総武快速線、成田エクスプレスの10`減速などの安全運転行動に起ちあがりました。これに対し、JR東は19人の組合員に懲戒処分を発令しました。
 「尼崎のような大事故を二度と起こすな」と訴えてたたかう動労千葉の組合員への処分は断じて許せません。労働組合がたたかわないかぎり、貪欲な資本の利潤追求は労働者と民衆の命さえ奪います。水俣病を起こしたチッソにおいても、労働組合がこうした視点をもって団結し、たたかっていれば、水俣病に苦しんで命を落とした膨大な人々も救われたはずです。
 動労千葉はこの処分に新たな怒りを燃やして団結をさらに固め、みずからと利用者の命と生活を守るための闘いを進めています。「闘いなくして安全なし」が動労千葉の労働組合運動の原点です。今月から動労千葉の被解雇者を支援する夏季物資販売が始まります。ご協力をお願いします。(北島邦彦)

発言する田中康宏動労千葉委員長 =4月24日 千葉市民会館

東京西部・許さない会結成2周年

「国鉄闘争勝利!4・21集会」

投稿 下井草 武(たけ)

 東京西部・許さない会結成2周年集会(写真)に参加しました。集会の最初に「朗読劇」があり、公判の状況を的確に表現したそうです。「西部許さない会」代表の花輪氏の表現では、役者になれるほどだったそうですが、私は途中参加で見れなかったので残念に思っています。河村健夫弁護士から、この間の公判の内容をわかりやすく説明していただきました。
 次に5・27被告団長の松崎さんが講演。松崎さんは公判後すぐに九州に戻る予定だったのを、この集会のために延期してくれたそうです。話の中で印象的だったのは、自治労がもっとがんばれば国鉄1047名闘争陣形を支える運動が大きくなり、5・27弾圧裁判だけでなく国鉄闘争そのものの勝利的展望が開けてくるということでした。「そーだ!」と叫びたいほど同感でした。
 このあと動労千葉の川崎昌浩執行委員からこの間の運転保安闘争の報告がありました。昨年の尼崎事故以来、連続するJR事故の背景には明らかに国鉄分割・民営化があり、「労働組合が闘わなければ安全を守れない」と訴えました。JRだけでなく安全を守るためには合理化に反対する労働組合の闘いが必要です。
 最後に質疑応答があり、元都高教の方からこの春の卒入学式における「日の丸・君が代」不起立闘争の報告がありました。
 40数名の参加者でしたが、集会内容がとても充実していて大成功だったと思います。公判傍聴に一人でも多くの方が参加して、国労5・27弾圧裁判に勝利しましょう!

国労5・27臨大闘争弾圧とは

 2002年5月27日、国鉄分割・民営化による首切りの撤回を求めて闘う組合員を処分する大会を開こうとした国労本部に、反対派組合員が抗議のビラまき・説得活動を行った。これに対し警察は4ヶ月も過ぎた後に7名の国労組合員と支援の仲間1名を「暴力行為等処罰法」(戦前から労働争議弾圧に使われてきた)で逮捕。検察は起訴を強行し、裁判所は1年2ヶ月も被告を勾留した。東京地裁で審理中。

 

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お集まり下さい 米軍再編に反対する6.17 杉並・沖縄集会

新城せつこ

6月17日(土)13:30 産業商工会館講堂 阿佐谷南3-2-19
 主催6・17集会実行委員会 和泉1‐48‐13 新城

◆「最終報告」を弾劾する

 5月1日、日米政府はワシントンで日米安全保障協議委員会を開き、在日米軍再編に関して最終合意しました。米軍と自衛隊がイラク占領を継続し、北朝鮮・中国への侵略戦争シフトをとり、日米同盟を質的に転換しようとするものです。
 在沖米海兵隊司令部のグアム移転、座間への米陸軍第1軍団司令部の移転や横田への日米共同司令部新設などは、実際に戦争を行うための計画です。沖縄については、北部に基地を集中することを改めて示しました。普天間飛行場を辺野古のキャンプシュワーブ沿岸に移し、2本の1800b滑走路や駐機場、さらに大型軍艦の接岸施設も備える巨大な軍事要塞を建設するというのです。
 米軍再編は、沖縄の負担軽減などではありません。グアムの米軍基地強化をはじめ日本政府は数兆円を支出しようしていますが、これは沖縄の立場からいってもあまりに理不尽です。しかも県外に移転する在沖海兵隊8000人は司令部要員であり、歩兵・砲兵など実戦部隊は残し、キャンプハンセンは自衛隊と共同で使用するというまやかしです。沿岸案を県が認めない場合、県知事の権限である「公有水面使用権限」を特別措置法をつくって国に移すことすら政府はねらっています。沖縄差別政策のきわみです。
 米軍再編は、沖縄基地の恒久化と第2の沖縄戦への道です。明治の琉球処分以来の差別支配、天皇制維持の「捨て石」として強行された沖縄戦、米軍占領下での銃剣とブルドーザーによる土地強奪、「核もない基地もない平和な沖縄を」の願いを踏みにじった72年5・15「返還」、そして今度の米軍再編…。何度沖縄を踏みにじるつもりなのか。もう許せません。辺野古移設は県民95%が反対です。「島ぐるみの闘い」が始まろうとしています。
 私たちは、沖縄人(ウチナーンチュ)の一人として、子や孫の未来を決定する瞬間に立たされています。「沿岸案だけでなく基地のすべてに反対する」「戦争という国家の暴力に毅然と反対する」(3・5県民大会)―この譲れないもののために声をあげなければならないと考えました。
 憲法9条がなきものにされようとし、沖縄の歴史・現実が全国に拡大されようとしています。今こそ沖縄と本土を結んだ行動にたちあがる時です。6・17集会へのご賛同とご参加を心から呼びかけます。

●6・17 集会プログラム
ひとり芝居と講演 桑江テル子さん (うないネットコザ主宰/百万人署名運動沖縄の会共同代表)
報告 「つくる会」教科書撤回/5・15沖縄平和行進ほか
ビデオ上映 「辺野古基地建設阻止の訴え」
●6・17集会呼びかけ人
大田昌秀 参議院議員  糸数けいこ 参議院議員
〈杉並区在住沖縄出身者〉 高田普次夫 那覇出身・一坪反戦地主 上江田千代 那覇出身・元ひめゆり学徒 ほか3名

イラクの現実を知りたい!

投稿・「リトルバーズ」上映会スタッフ 五十嵐幹男(阿佐谷)

『Little Birds(リトルバーズ) イラク戦火の家族たち』


 4月30日に産業商工会館で行なわれた映画『リトルバーズ』上映会は、客席が満員となる大盛況だった(写真)。これは各地で上映会が続けられている『リトルバーズ』の人気もあるが、今でもイラク戦争への根強い関心が人々の間に息づいていることの現れでもあるだろう。これまでの「イラク写真展」と比べて老若男女の幅広い層が参加し、販売ブースの売り上げも好調で、新たな広がりを期待させる集まりだった。
 映画の上映後に行われた相澤恭行さん〔NPO法人PEACE ON代表〕の講演は、現地で支援活動してきた人ならではのもので、戦場の文字通り「酸鼻をきわめる」遺体回収作業の話もあれば、一方でイラク人現地スタッフと「人間の盾」のフランス人女性の結婚という人間味あふれるエピソードもあり、さらには宗派対立を利用した政治勢力の暗躍というシビアな現実の解説もあった。その上で状況を悪化させ混迷させている元凶である米英軍および自衛隊の撤退を訴えたもので、確かな説得力があった。
 長時間の映画上映の後にもかかわらず大半の人が席を立たずに講演に聞き入っていたことは印象深い。回収されたアンケートにも熱心な書き込みが多かった。それだけに質疑応答の時間が十分にとれなかったことは残念で、今後何らかの形で意見交換の場を設けることが求められる。
 今回のイベントは、人々の問題意識を呼び起こした点で成功だった。今後はそれを「では自分はどうするのか」というものに高めていくことが、必要とされるだろう。

写真 相澤恭行さんのイラク現地報告を熱心に聞く参加者

「Little Birds」2005年製作 監督・撮影 綿井健陽 上映時間102分

 

杉並映画村通信マッカーシズムと戦ったTV

連載 第113回 

アメリカ映画「グッドナイト&グッドラック」

 俳優であり、「コンフェッション」で監督にも進出したジョージ・クルーニーの、監督2作目の映画「グッドナイト&グッドラック」が、黒白画面のなかなかシャープな作品になっていて面白い。これはテレビ創始期のCBSのニュース番組「シー・イット・ナウ」の、人気ニュースキャスターだった、実在のエド・マロー(デヴィッド・ストラザーン好演)を、主人公にした映画である。
 1953年、議会上院の非米活動委員会を舞台に、マッカーシー上院議員が巻き起こした、マッカーシズムの赤狩り旋風を、自分の番組の中で批判し、その虚偽と策謀を最初に明らかにしたのが、このエド・マローなのであった。当時まだ黒白画面の映像だったテレビの番組を作るスタジオと、放送局内の限られた空間を背景に、エド・マローと彼を囲むテレビ人たちが、いかにこの戦いをすすめていったのかを、この映画は描いていく。
 特に面白いのは、マッカーシー上院議員の役には俳優を使わず、何と本人自身を登場させていることだ。テレビ画面をフィルムに転写して残っている、当時のマッカーシー自身の記録映像を、そのまま映画の中で使っているのである。従って、それ以外のドラマ部分は、テレビがよくやる「映像再現ドラマ」風の効果を、作品として生み出していくことになる。
 黒人女性歌手ダイアン・リーヴスが小さなクラブで歌うジャズを配して、時代色を出していくやりかたも巧みだ。そしてメインのドラマ部分の前後に、1958年の報道番組制作者協会のパーティでおこなった、エド・マローのスピーチを置いて、それを現代テレビ界への警告とする効果を生んでいる構成もいい。「グッドナイト&グッドラック」というのは、いつもエド・マローが番組の最後に言った言葉である。
 ただし、実力者俳優を配して、せまいテレビ・スタジオ内を中心に、ドラマを集約していく構成が、一種「映像再現舞台劇」のような小世界にまとまってしまったあたりが、ちょっと残念だ。こうした意欲作を、とにかく早く安く作らねばならぬ、現代のアメリカ映画の限界を、まざまざと見せられたという思いが、ありもするのである。

コスモス歌壇

万朶(ぱんだ)の桜

 高井戸東 川久保恵美(群緑同人)

九段下の駅より花見の群衆に押され行きたり千鳥ケ渕に
長男夫婦に伴はれ来し千鳥ケ渕万朶の花に酔へりひととき
屯(たむろ)して異国の人も花を愛(め)づなかんづく印度大使館のめぐりに
高圧電線とどろきゐたり朝(あした)より桜散らしの風吹き荒れて

こんちちは、「ふろむあす」です

休載

おしらせ

 おしらせ
教育基本法の改悪をとめよう! 6・2全国集会&国会デモ
とき◆6月2日(金)午後6時〜◆日比谷野外音楽堂
◆主催 教育基本法の改悪をとめよう! 全国連絡会(03・3812・5510)

 

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