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新コスモス
2006.1.1
第189号

INDEX
(1面) 2006年 新春座談会「労働者と結び改憲ストップ」「つくる会」教科書撤回を!  「日の丸・君が代」強制反対!

(2面) 読者からの 新年メッセージ

(3面) 11月議会報告 「つくる会」教科書 撤回へ追撃 新城せつこさん、けしば誠一さん ショパン猪狩さん追悼 介護保険に異議あり! 全国ネット 第5回総会

(4面) FREE! HOSHINO義兄を取り戻す

杉並映画村通信。コスモス歌壇。こんにちは、「ふろむあす」です--くらしを見直す会。

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2006年 新春座談会

労働者と結び改憲ストップ

「つくる会」教科書撤回を!  「日の丸・君が代」強制反対!

右から けしば誠一さん、長谷川英憲さん、北島邦彦さん、新城せつこさん(高円寺事務所にて)

長谷川 まず都議選で応援をいただいた後援会、支持者のみなさんにあらためてお礼を申し上げます。
けしば 力が及ばず、結果は申し訳なかったのですが、昨年の都議選は労働者との接点、出会いを求めて第一歩を踏み出したという点で画期的でした。「日の丸・君が代」強制とたたかう教育労働者、民営化・首切り・組合つぶしとたたかう自治体、郵政、JRなどの労働者とのきずなを固めようとたたかいました。
新 城 1〜3月は、石原都政の「日の丸・君が代」強制とたたかう教育労働者を支え、ともにたたかおうと、都立高校の組合訪問や門前でのビラまきなどに全力を尽くしましたが、都議選準備に不安もあった。しかし、やはり現場の労働者のたたかいを軸に運動を発展させることがカギだということをつかんだ。「日の丸・君が代」強制とのたたかい、民営化とのたたかいなど労働者の運動と選挙をひとつのものにすることができました。
北 島 確かに結果は厳しかったが、労働者のたたかいと一体になるという新たな選挙戦のたたかい方をつくったことは大きな意義があったと思います。「日の丸・君が代」や教科書問題でも、杉並・親の会など保護者・地域住民との連携だけでなく、そこからさらに進んで学校現場でたたかっている教育労働者といっしょにたたかいました。 
新 城 「つくる会」教科書採択撤回のたたかいが進んでいますが、現場の教育労働者のたたかいなくしてはここまでやれなかった。教科書の調査報告書書き換えなどの不正を暴くことができたのも、現場の決起があったからこそです。
けしば 都議選で「つくる会」教科書採択阻止を掲げてたたかったのは、都革新の長谷川候補だけでした。共産党系の人たちは「教科書問題を選挙に利用するな」と非難してきた。しかし、戦争は正しいと教える教科書が杉並で採択されようとしている時に、これを選挙の争点にしない方がおかしい。昨年の都議選で教科書を争点にする候補がいなかったらどうなっていたか。いま進んでいるような採択撤回運動はできなかったかもしれません。
長谷川 都議選の最大争点にし、駅頭や区役所前で「つくる会」教科書採択阻止の行動を何度も何度も繰り返した。このたたかいが全国の「つくる会」派を追いつめた。杉並では採択されましたが、全国の採択区で阻止する力になりました。
新 城 都議選を全力でたたかったからこそ、ここまでの状況をつくり出した。「つくる会」教科書撤回まで責任を取らなければならないと思います。選挙の時にはまだよくわからなかったが、テレビで報道されたりしてやっと状況がわかったという支持者もいます。たたかいはこれからです。
長谷川 都議選に向かう過程でJRの尼崎事故が起き、動労千葉が安全運転闘争に立ち上がりました。労働組合が立ち上がってたたかうことが、労働者の命も守るし、住民の命も守る。労働者のたたかいが世の中を変えるということが非常にはっきりした年でした。
北 島 いま問題となっている耐震設計偽造も民営化・規制緩和による安全無視、もうけ主義の横行の中で起きている。この流れを止めるのは労働組合しかない。「安全」を掲げた動労千葉のたたかいは決定的です。郵政の次はいよいよ自治体の全面的な民営化です。これとたたかう自治体労働者、組合との連携の強化をめざしたい。
けしば 都議選では杉並から民主党が2人当選していますが、これを支えているのは連合です。自民党以上の改憲派である民主党を、連合という日本の労働組合のナショナルセンターが支持している。この労働運動、労働組合の現状をひっくりかえさなければならない。

 

●11月労働者集会がきりひらいたもの

長谷川 そうした日本の労働運動、労働組合運動を変えるものとして、動労千葉など3つの労組が呼びかける11月労働者集会が開催され、4600人の結集で大成功しました。総選挙で小泉自民党が「圧勝」し、戦後日本の政治体制が反動的に覆される状況の中、動労千葉のような労働者の団結の力で小泉政権を倒そうという決意が、11月集会に向かって燃え上がっていったと思います。
けしば 11月集会は韓国の民主労総やアメリカの港湾労組などとの国際連帯集会としてもかちとられた。「労働者に国境はない」ということは実際に手をつないだとき実感する。同じ敵とたたかい、同じ目標に向かって進んでいるんだと。
長谷川 たたかう者同士の連帯が作り出すエネルギー、高揚感。これが勝利を切り開くんだと実感した。
北 島 参加した区民は異口同音に民主労総の迫力に圧倒され、感動したと語っています。この民主労総は70万の組合員を擁する全国組織。それが数百名規模の動労千葉を日本で最も信頼できる共闘と連帯の相手として選んだのはなぜかということ。原則的にたたかってきた動労千葉という組合の存在の大きさ、その世界の労働運動における意義といったものをあらためて認識させられました。動労千葉を支援し、ともにたたかう運動を杉並、東京西部の労働組合にもっと広げていきたい。それが連合を下からひっくりかえしていくことになると思います。
新 城 自治労大会で沖縄の代議員が決起して改憲賛成方針をくい止めた。現場には膨大なたたかう労働者がいます。そういう労働者との接点をたくさんもっていくことが必要ですね。

 

●改憲とのたたかい

けしば 12月8日に自衛隊のイラク派兵が1年間延長され、年明けからは改憲に向けた国民投票法案や現代版治安維持法の共謀罪法案など、戦争国家への大転換の攻撃が目白押しです。
北 島 自民・公明も、民主党も今度の通常国会で国民投票法案を成立させることで一致している。この法案はたんなる手続き法ではなく改憲反対運動を取り締まる法律です。「改憲の目的は戦争ができる国にするためだ」などと批判すると「虚偽報道」として処罰されるという。「公務員や教育者が職務上の地位を利用して行う国民運動の禁止」という項目もあり、自治労や日教組の反改憲運動も禁止されます。
けしば 言論を弾圧し、こぞって改憲に賛成させる状況をつくろうとしている。
北 島 まさにクーデターそのものです。
長谷川 憲法「改正」と言っていますが、実際には日米の軍事同盟を発動するために、今の憲法とはまったく別個の新しい憲法をつくろうとしている。
けしば それは共産党の言うようにアメリカに「押しつけられて」やるのではない。小泉政権の決断としてやられようとしています。
新 城 トランスフォーメーション(米軍再編)による日米同盟の飛躍的な強化、防衛庁の省への格上げ、制服組の権限強化も行われる。日米でどんどん戦争をやっていこうとしている。こうした流れの中で改憲があるということです。
けしば トランスフォーメーションによる米軍再編、日米の軍事的一体化は、60年や70年の安保改定の比ではない。今の「戦争放棄」の憲法の枠には絶対おさまらない。だから憲法を変えようとしている。
新 城 しかし労働者は、この流れにのみこまれてしまってはいません。沖縄も辺野古のたたかいをはじめ負けてはいない。
北 島 日教組、自治労、そして連合大会でも改憲賛成方針を阻んでいる。
長谷川 反改憲の労働者の大統一戦線をつくっていく必要があります。
けしば たたかう労組や団体を排除する日本共産党の妨害をはね返していこう。

 

●山田区政との対決

長谷川 杉並でのたたかいもますます重大です。
新 城 自治体では国民保護条例を制定し、戦時訓練が始まり、民営化による組合つぶしの攻撃が強まっています。
けしば 区の答弁もこれまでとは一変し「テロ、外国の侵略から区民の生命・財産を守ることは必要」と言って、自治体が戦争に協力するのは当然としている。
北 島 自治体と自治体労働運動は改憲と戦争の歯止めとなり、福祉を守ってきた。それを「公務員=悪」という宣伝で全部一掃しようとしているのが小泉改革。石原知事と山田区長は、その最悪の先兵です。
長谷川 民営化、有事体制、教育、福祉切りすて、すべて小泉政権のファシスト的政策を先取りしている。
けしば 杉並の教育労働者、自治体労働者が、動労千葉のように団結してたたかうことが、本当に求められています。
新 城 まず1〜3月の「日の丸・君が代」強制反対と「つくる会」教科書撤回運動が勝負ですね。
北 島 杉並から労働者と結んで改憲をとめるうねりをつくり出し、来年の区議選へ乗り込みましょう。◆

 

都政を革新する会・後援会

新春のつどい 2006

◆年頭にあたって
実方精一 都政を革新する会・後援会
長谷川英憲 都政を革新する会代表
けしば誠一 杉並区議会議員
新城せつこ 杉並区議会議員
北島邦彦 都政を革新する会事務局長

●1月22日(日)午後1時半開場
●荻窪タウンセブン8階JR荻窪駅北口
●会費 1500円  飲食・飲み物・楽しい催しを用意しています。

 

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読者からの 新年メッセージ

村田尚子さん

成田西・元教師

 新コスモス2004年1月号に、亡夫村田直文の「教員生活の断片その3」が載っている。その半年後に夫は永眠した。彼の公的な発言は、これが最後だった。05年の教科書採択をめぐる動きを振り返ると、検定教科書の執筆に40数年かかわり、文部省との闘いに身を削ってきた夫が元気でいてくれたらどんなに心強かったことかと悔やまれてならない。
 いま日本は、コイズミ独裁のもとで、憲法、教育基本法の改悪、防衛庁の省への昇格、各地での有事を想定した国民を巻き込んでの訓練、「国民の健康で文化的な最低限度の生活」(憲法第25条)を「ぶっ壊す」様々な政策など、戦争への地ならしは猛スピードで進んでいる。
 杉並にとっても06年は、史上最悪の教科書が子どもたちの手に渡るかどうかの正念場だ。手をこまねいてはいられない。「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会は、採択決定が強行された05年8月12日以後も採択白紙撤回を要求して「雨にも負けず、風にも負けず」街頭に立って活動してきた。私も「親の会」のメンバーのひとりとして、「つくる会」教科書を葬り去るべくできる限りの行動をしていきたい。

山本敏昭さん

一般合同労働組合東京西部ユニオン執行委員長

 東京西部ユニオンは結成して4年目を迎えました。日々資本の攻撃の犠牲にさらされている膨大な未組織労働者、非正規雇用労働者を対象とした地域合同労組を作るためにたたかってきました。昨年は地域の労働者や住民のみなさんとともに、「日の丸・君が代」強制と「つくる会」教科書採択に反対してたたかい、都議選では都革新の長谷川英憲さんを応援しました。
 さて、昨年はいくつか分会もでき、ようやく合同労組としての形ができつつあります。9月の第4回大会では「労働相談から組合作り」へと大きく踏み出そうと決めました。目標としているのは動労千葉のような団結をもっとも大事にしつつたたかう組合です。私たちはそうした労働組合を作って団結権を守り、首切りをはじめ労働者へのあらゆる不当な攻撃を許さず、全国と世界のたたかう労働者と連帯します。戦争と改憲、民営化=労組破壊を許しません。みなさん、ともにたたかいましょう。

実方精一さん

荻窪・都政を革新する会後援会会長

 昨年は都議選への絶大なご支援をいただきありがとうございました。残念な結果でしたが、次への飛躍をかけ、何より07年4月の区議会議員選挙で3議席獲得をめざしがんばります。
 増税・福祉切り捨てなど、庶民の生活はどんどん苦しくなっています。そうした弱い者いじめの政治を地域の力でくつがえしていきたいものです。都政を革新する会は、ますます地域にしっかりと根づいた日常活動を進めます。
 みなさんの声をしっかりと集め、力を合わせ、政治の流れを変えていくことが必要です。都革新といっしょにがんばりましょう。

 

八木ヶ谷妙子さん

阿佐ヶ谷北・杉並住民の会代表(元小学教師)

一年生の先生が九十二才になってここに生きています。
先生はようく見ているよ。
きみもあなたも誰も誰もようく見ているといった。
あなたはそういったら、そうかといってうれしそうに自分のしごとに向った。
そのとき先生はうれしかった。あなたもうれしかった。いっしょにしあわせいっぱいでした。
そのあと子供たちは大人になってそれぞれ散っていった。
先生は九十二才でここにいる。
ああ、あの子たちはしあわせだろうか。
そう思うと世の中に生きる人たちが気になる。
悲しいことがあるとたまらなく気になる。
忘れられると暗くなって心が不安になって時には荒れる。
九十二才の先生はあらゆるみんなが気になって、人々が粗末に扱われると心が痛んでたまらない。
全身を集中して両手を合わせあなたの悲しみと共になろうとする。
すべての命は生きよと命を受けたものです。
あなたはひとりではない。
その連帯が確かだということを!
先生はいよいよ堅く思うのです。

2006年1月

 

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11月議会報告

「つくる会」教科書 撤回へ追撃

 11月区議会で新城せつこ議員、けしば誠一議員が一般質問を行い、教科書、介護、障害者自立支援法、清掃委託問題などで山田区政をただしました。

不正につぐ不正!

 告発した教員の処分許さない

新城せつこ

 

 杉並における教科書採択過程で「つくる会」による教育委員への脅迫ばかりか、学校報告書の書き換えまで行われていたという重大な不正が明るみに出、テレビでも報道されました。
議会での質問で、「つくる会」編の扶桑社教科書を肯定的に評価する報告書を出した学校は23校中2校で、うち1校は180度逆の書き換え(本紙前号参照)が行なわれた西宮中学であることが判明しました。区教委事務局は「評価の書き換えは校長の職責による正当な行為」と言い張っています。それなら扶桑社に肯定的評価を下しているもう1校の報告書も、「両論併記」の4校、肯定か否定かわからないもの3校のすべての報告書も、担当教員の評価かどうか疑わしいことになります。
 そもそも7月の文教委員会で区教委事務局は、「評価の変更を求めたものではない」と答弁していました。だがまさにその時期、評価を変更する書き換えをやらせていたのです。絶対に許すことはできません。
 この事実は、書き換えを強制された2人の教員の告発がなければ、だれにもわからないことでした。区教委は、この告発を行った2人の教員を「守秘義務違反」で処分し、強制異動(杉並から追放)しようとしています。「守秘義務違反」とは不正な報告書書き換えを暴いたことなのです。
 西宮中では社会科担当教員ではなく、校長が書き換えを行っていました。担当の社会科教員がいなかったからとされていましたが、その教員は当日出勤していたのです。私がこの事実を明らかにすると、区教委事務局は「校長は(担当教員が)不在だと思いこんでいた…」と苦しい答弁。
 「つくる会」教科書採択のために行われたこの不正に次ぐ不正! さらに議会で徹底的に追及します。勇気ある告発をした教員を守り、力をあわせて採択撤回署名を広げましょう。

 

「自立支援」という名の 「障害者」切りすてに反対

けしば誠一

 総選挙後に小泉政権が真っ先に成立させた「障害者自立支援法」は、「自立支援」の名で「障害者」の生存権をうばう悪法です。
 この法により、月6〜8万円の障害者年金だけで生活している「障害者」も1割のサービス利用料を徴収されます。授産施設や作業所の予算は大幅削減され、小規模作業所は経営難に陥ります。「障害者」が生きがいや交流を求める場でもある作業所は就労実績に応じて補助金に格差をつけられ、結果として就労できない利用者は追い出されることになりかねません。さらに障害程度区分認定とサービスの支給決定が介護保険制度と同じ仕組みになり、本人に一度も会わず資料だけで一方的に認定や支給が決定されます。
 私はこの悪法に反対し、「障害者」の生存権を保障するよう求めました。しかし区の答弁は、「障害者」の生活費は1か月2万5千円でよいとするものでした。それでどうやって生きていけるというのでしょうか。「障害者」の切りすては、弱肉強食の社会をつくり、福祉をうばって戦争に向かおうとするものです。「障害者」とともに「自立支援法」廃止へたたかいます。

ショパン猪狩さん追悼

最後まで都革新に期待。2005年新春のつどいで長谷川代表を激励する猪狩さん

ショパン猪狩さん

 下高井戸にお住まいだった東京コミックショウ・ショパン猪狩(本名・猪狩誠二郎)さんが、11月13日に急逝されました。享年76歳でした。11月初め心臓病で入院され手術の甲斐なく他界されました。元気な猪狩さんにお会いしたばかりで、突然の訃報は今も信じられません。
 ショパンさんは、籠から顔を出す赤や黄色のヘビの人形をあやつる芸で一世を風靡しました。
 猪狩さんから戦後のメーデー事件や三鷹事件などの話を聞いたことがあります。一貫して労働者・民衆の側に身を置いてきた方でした。持ち前の反骨精神から、都政を革新する会を結成当時から応援。本紙の前身「コスモス通信」に連載した「ショパン猪狩の旅物語」は好評でした。新年会など会合のたびに、明るい笑いの渦を巻き起こし、私たちをいつも励ましてくださいました。厳しい闘いの渦中でも和やかにしてくれた心遣いを忘れることはできません。
 お仕事の合間に区内の障害者福祉作業所や高齢者福祉事業を支え、「誰もがともに笑顔で生きる社会」を願いつづけた生涯でした。
 手術室に入るまで、医師や看護士、入院患者を笑わせ、病院を明るい楽しい世界に変えた猪狩さん。最後まで芸人魂を貫く見事な生き様でした。猪狩さんありがとうございました。いつまでも私たちを笑顔で見守ってください。
 長谷川英憲
  けしば誠一

介護保険に異議あり! 全国ネット 第5回総会

高齢者も団結!

全国ネット東京事務局長・長谷川英憲

 12月11日、介護保険に異議あり!全国ネットワークの第5回総会が、大阪府東大阪市の荒本人権文化ンターで、390名におよぶ参加者の熱気のなか開催されました(写真)。 「この高齢者パワーを見よ!」という、怒りあり、笑いあり、何よりも同じ境遇にある高齢者の絆が固められた総会になりました。
 共同代表の水上信也さん(高槻・検診介護要求者組合)が基調提案。全国ネット推せん議員団(杉並からけしば議員が参加)からは国賀祥司議員が、来年5月の泉佐野市議選の決意を述べ、各地域からの報告に移りました。
 杉並住民の会から八木ケ谷妙子代表が「高齢を生きるすばらしさ」を訴え、大きな拍手を受けました。川久保恵美副代表は「今年は介護保険の改悪とたたかうとともに長谷川事務局長をおしたて都議選をたたかった。当選できず残念だったが、次をめざして住民の会の拡大に全力をあげる」と述べ、さらに「11・6労働者集会に30名で参加した。大きな感動とたたかいのエネルギーをもらった」「介護保険料の大幅値上げ反対署名運動に取り組み、高齢者こそ小泉内閣の改憲、戦争とたたかおう」と発言。高澤光代運営委員は監査委員を引き受け、宣言文を読み上げました。第2部は太鼓、踊り、歌、寸劇などで沸き立ちました。
 全国ネットはこの総会を出発点に各地域で介護・医療の大改悪とたたかい、来春3月には厚生労働省との交渉をおこなう方針です。

 

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FREE! HOSHINO

義兄を取り戻す

投稿 星野恵美

 「正しい道理、人間行為の正しさ」とは何だろう。岩波国語辞典による「正義」の釈義である。札幌の義母はよく言っている。
 「文昭が何をしたんでしょうか」
 米軍基地付き沖縄返還にNOと言った。デモに参加した。小さなデモ隊のリーダーだった。それ以上でも以下でもない。一個の人間として「正しい道理ではない」と主張しただけだ。
 この国では個人の意見を唱えることが罪となる。それが国家の思惑とかけ離れることならば。審理を停止してまで義兄に無期懲役を下したのは、でっち上げであるからにほかならない。
 国家とは何か。多数人が集まり集団となったとき、正義は失われるのが当たり前なのか。人間の集団ならば、失うべきではない。一部の人間にとっての「正しい道理」など、普遍性を持たない。「子どもの論理」と同じことだ。
 「11・13全国集会in大阪」(写真下)には、受付確認者だけでも358人の方にお集まりいただいた。親睦会参加者も70人を超えた。義兄を取り戻す運動の大きな力を体感することができた。でも何かが違う。何かが足りない。星野文昭がいない。皆の強い思いを実感できたからこそ、欠乏感が爆ぜるほどに充満している。
 義兄本人はどうだろう。あらためてその精神力と強い信念に脱帽する。長い年月支援してくださっている皆様にも、恥ずかしくって顔を隠していたいくらいだ。
 私はよく勉強不足だと言われる。自分でもそう思う。義兄が運動していた時代の感覚も第三者としてしかとらえられない。そんな私にもできることがある。同じ皮膚感覚を感受できない私や、私より後の世代に伝えていくことだ。取り戻すのは義兄だけではない。沖縄に戦後を! 世界に平和を!
 参加者の皆様、実行委員の皆様、発言していただいた皆様、そんな決意を抱かせていただきました。感謝します。今後ともご支援ご協力をお願いします。

 

無実の罪で獄中30年!

星野文昭さん(自画像)

 1971年11月14日、渋谷の沖縄返還協定反対闘争でデモ隊と機動隊が衝突し、一人の警官が死亡。星野文昭さんは、その「犯人」にでっち上げられ、現在、徳島刑務所で無期懲役を科せられています。獄中生活はすでに30年に及んでいます。しかし星野さんは屈することなく、再審を求めて闘っています。

 

「星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議」のホームページ http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/

 

 

★星野さんに自由を!06年カレンダー。

各月に1枚、星野さんが獄中で描いた水彩画がついています。A3版カラー13枚。

1本1000円(送料210円)都政を革新する会でも取り扱います。

秋の紅葉狩りツアー

 11月16〜17日、都政を革新する会後援会の恒例行事「秋の紅葉狩りツアー」で、箱根1泊旅行に行ってきました。泊り込みの旅行は初めてなので、後援会幹事会のみなさんを中心にした少人数での「テスト旅行」となりました。今回の紅葉狩りツアーをよく検討して、来年はもっと多くの人に参加いただける行事にしていきたいと思います。  (北島邦彦)

 

杉並映画村通信戦艦大和はなぜ沈んだのか?

連載 第109回 

「男たちの大和/YAMATO」シナリオ製作のプロセス

 

 お正月向けの大作日本映画「男たちの大和/YAMATO」を見た。日本人好み(?)の、歪曲化されたセンチメンタリズムとヒロイズムにいろどられた、非運の巨大戦艦大和とその乗組員たちのことを描いた映画、という印象である。正直いって、まだこんな古いパターンの日本映画が作られているのか、という気がした。
 脚本・監督は「人間の証明」「おろしや国酔夢譚」の、佐藤純弥だ。ところが、実はこの映画には、別のもう一つのシナリオが存在することを知った。できあがった映画のタイトルには出てこない、野上龍雄と井上淳一共作のシナリオである。雑誌「シナリオ」1月号にそれが活字化されている。そして「私が『男たちの大和』の脚本家を降りた理由」という、野上龍雄の文章が、その前についている。
 野上龍雄とは「日本侠客伝」シリーズ、「夜霧よ今夜も有難う」「緋牡丹博徒」「道頓堀川」などのシナリオを書いている、ヴェテラン脚本家だ。なるほど、同じ辺見じゅんの原作「男たちの大和」によって書かれたシナリオとはいえ、両者はかなりに違う。
 野上龍雄は「部下を死地に送り出した上級将校・幕僚がそのあとで悲壮に泣いて観客の感動を誘うという戦争映画のパターン」には従わず、「『大和』に憧れ、その乗組員であることに誇りを持ち、『出て来い、ニミッツ、マッカーサー!』と、無意味に、『大和』ともども海底深く沈んでいった若者(子供)たちをそのまま描くことだ」ったのだと、元の脚本の意図を記している。
 なるほど、そういう若者たちの行動を、なるべく叙事的に描いていこう、という眼に貫かれた人間集団ドラマのシナリオに、なっている。このシナリオが「製作費がかかりすぎる」「話が暗すぎる」「泣きが足りない」などといった理由によって、映画会社、書店、テレビ局、新聞社などなどの資金提供者により、歪曲化されていき、元の2人のシナリオ作者が、タイトルから名前をおろしてしまったプロセス。実はそこにこそ、皮肉にも「現代日本」そのものの縮図が、よく見えてくるような気がした。

コスモス歌壇

高井戸東 川久保惠美(群緑同人)

日本民家園(2)

後(うし)ろより「母チャンの為ならエニヤコラ」囃(はや)す人あり地搗(ぢづ)きの模型に

南部駒つなぎし柱いく本も立ちゐて馬宿(うまやど)の土間臭うなり

玄米と批(しな)選(よ)り分くる古びたる万石(まんごく)据えゑあり湿れる土間に

放(ほふ)り馬鍬(まんぐわ)振りつつ土塊(つちくれ)砕きたる麦蒔(ま)く頃の野づらうかぶも

こんちちは、「ふろむあす」です

効かない!危ない!予防接種

 「鶏インフルエンザの恐怖」が喧伝されている。これは「食」の問題ではない。「鶏インフルエンザ」にかかった鶏を食べてもインフルエンザにはならない。鶏の大量死は、鶏を大量密飼する養鶏法の問題です▼予防接種は効かない。日本では43年間、学童に予防接種が義務づけられてきました。中止して12年。その後新しい科学的根拠をもったデータはない。毎年のべ3千万人に打って効果がなかったのです。ウイルスの変化にワクチンの株はついていけず、型は一致しません。1シーズンでも型は変わります。ワクチンはその変異に追いつけないのです。ワクチン接種で誰がもうかるのか!政府・厚労省が製薬会社等の側にたって宣伝しているのはとんでもない話です▼副作用があり危険。00〜01年度に公表された副作用は、20歳以下で54件で重篤なアナフィラキシー6件、脳症など中枢神経系の副作用12件。成人では少なくとも6名が死亡。製薬会社の報告が大半なので実際はもっと多い。インフルエンザワクチンは無効・有害です。タミフルはもっと危険。解熱剤も脳炎や脳症を起こす原因。安易に使えません▼百年前のスペイン風邪を持ち出し、「不安」を煽っている背後には製薬会社がいます。スペイン風邪で多くの犠牲がでたのは、第一次大戦下の劣悪な社会環境が最大原因。戦争こそ止めろ!です▼インフルエンザ対策は、風邪の予防が基本。手を洗う、うがいをする。室内を乾燥させない。体に水分を補給する。十分な滋養と体力をつける。疲労や睡眠不足が一番よくありません。子どもやお年寄りに特に気を使ってください。
※詳しくは「ワクチントーク全国」のホームページを参照。

おしらせ   おしらせ

自衛隊のイラク派兵と被曝
◆話・鎌仲ひとみ(映画『ヒバクシャ』監督)◆1月22日(日)高井戸地域区民センター第2集会室◆主催 とめよう戦争!隊員家族と元自衛官連絡会

処分撤回!解雇撤回!「日の丸・君が代」の強制を許さない! 2・5総決起集会
◆2月5日(日)午後1時〜日本教育会館一ツ橋ホール(神保町駅下車)◆発言/被処分者・被解雇者、「つくる会」教科書採択撤回を闘う杉並教組からほか◆主催 集会実行委 090・5415・9194

 

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