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> -  月刊『コスモス』 号外 バックナンバー目次 05/04/22
2005年1月1日〜

以下号外は別のページで作成されています。

2005年5月 ・日本の労働者民衆は中国民衆とともに立ち上がろう 再び戦争の道を許さない

2005年4月 ・杉並から 戦争賛美 「つくる会」教科書 採択阻止の大運動を

2005年3月 ・教育労働者と生徒・保護者・地域住民が一体で 石原知事―都教委―警察の「君が代」強制はねかえす


以下の号外はこのページに収録されています。

2005年3月10日 ・山田区長は戦争賛美教科書作成の極右組織「つくる会」と一体

2005年3月9日 ・山田区長「戦争の原因はシナ(ママ)」と侵略戦争居直り

2005年3月7日 ・山田区長・杉並区教育委員会が右翼テレビ「桜」を後援 ・3・20国際反戦行動へ

2005年2月28日 ・石原=山田「教育改革」戦争教育の復活がねらい

2005年2月22日  ・山田区長「大東亜戦争は自衛戦争」と暴言 ・「日の丸・君が代」強制反対の宣伝を弾圧!

2005年2月21日  ・山田区長「特攻隊に感謝を」?! ・「日の丸・君が代」にみんなで反対しましょう

2005年2月14日  ・「特攻隊」遺書を成人式祝辞にした山田区長 ・ 介護をうばうな!厚生労働省へ 交渉に行こう!

2005年2月号外    ・「日の丸・君が代」強制は絶対許しません ・石原=山田教育改革に反対! ・新春のつどい

2005年2月7日 ・3月卒業式「日の丸・君が代」強制を許さない ・民営化、大リストラはねかえそう

2005年1月1日 ・長谷川ひでのり2005年の抱負を語る


2005年3月10日号

侵略戦争正当化の暴言を繰り返す 山田区長は戦争賛美教科書作成の極右組織「つくる会」と一体

1945・3・10 東京大空襲から60年― あの惨劇への道を再び突き進む 石原知事・山田区長を引きずりおろそう

◆いまだかつてない大暴言

 3月7日の区議会で、山田区長は中国侵略戦争について「シナ側からの発砲で始まった」という、自民党の反動政治家ですら公然とは口にしたことのない暴言を吐きました。極右ファシスト勢力・石原知事と同じく、中国への民族差別的なべっ称を平然と使い、2千万人以上の中国民衆の命と財産を奪った侵略戦争を「向こうがしかけてきた」と180度ねじまげたのです。けしば議員は「軍隊を送り込み、略奪・侵略行為を行っていたのは日本だ」と怒りを込めてただしました。しかし区長と区の幹部職員は、なおも暴言を繰り返し、侵略戦争を正当化しようとしたのです。さらに9日の議会で、けしば議員があらためて区長を追及したところ、前回とまったく同じ暴言を確信犯的にくり返しました。

(写真左)中国を侵略し、占領した町で「日の丸」をふる日本軍。
(写真中)「日の丸」に見送られ「いつか来た道」を進む自衛隊のイラク派兵部隊。
(写真右)学校を新たな侵略兵士作りの場にする石原知事=山田区長

 

◆石原知事・山田区長はファシスト

 「南京大虐殺はウソ」「中国が戦争の原因」と叫ぶ極右「つくる会」教科書グループ、衛星テレビ「チャンネル桜」と石原知事・山田区長。彼らは、中国・アジア侵略戦争に突き進んだあげく、東京大空襲・沖縄戦・ヒロシマ・ナガサキの大惨劇を招いた戦前の軍部の主張をくり返すファシストです。そうした彼らの主張を子どもたちに学校で教え込もうと「日の丸・君が代」を強制し、「つくる会」教科書を採用しようとしています。いったい何のために?新たな侵略戦争のためでしかありません。
 一夜で10万都民が焼死した東京大空襲から60年目の今日、「二度と過ちをくり返すな!」の誓いを思い起こしましょう。「若者が無気力なのは60年間戦争がなかったから」(『週刊ポスト』1・14/21号)と言い放つ石原知事を倒しましょう。

石原知事が女性差別暴言(「ババア発言」)

長谷川代表が杉並の高齢者の女性らとともに都庁へ抗議の申し入れ(3月8日)

   高齢者は人の世というものがよくわかっている。精神的豊かさを持っている。この高齢者にこういう暴言を吐く人が都政の中心に座っているなんて許せない。屈辱です。これ以上の怒りはない. (杉並の高齢者91歳)


2005年3月9日号

中国を侵略した日本軍。今のイラクの米軍と同じような虐殺を繰り返していた。
※盧溝橋事件/1937年7月7日、北京近郊の盧溝橋で挑発的な軍事演習を行っていた日本軍が「中国軍が発砲した」とでっち上げ、中国への全面侵略戦争を開始した。

「戦争の原因はシナ(ママ)」と侵略戦争居直り

区長は暴言を撤回せよ

極右「つくる会」と一体化した 山田区長の教育支配を許さない

正午 区役所前抗議行動へ

◆侵略の歴史を正反対にねじまげる大暴言

 3月7日の区議会予算特別委員会で都政を革新する会のけしば誠一議員は、極右の衛星テレビ局「チャンネル桜」と山田区長の関わりを追及しました。「桜」が中国侵略戦争を正当化していることについて問いただしたところ、区長は「盧溝橋事件(※)はシナ側からの発砲で始まった」と暴言を吐きました。石原知事と同じく中国を「シナ」というべっ称で呼び、2千万人以上の中国民衆の命と財産を奪った侵略戦争を「向こうがしかけてきた」と180度ねじまげたのです。
 けしば議員は「シナという言葉は中国に対するべっ称・差別語だ」「よその国に軍隊を送って入り込み、様々な略奪・侵略行為を行っていたのは日本だ。それを向こうから発砲したのが戦争の発端と言うのは盗人たけだけしい」と怒りを込めてただしました。すると区の総務課長が「差別用語ではない」「どちらが(戦争の)原因者かは後世の歴史家が定める」と居直り、さらに区長が「シナ事変は中国軍の発砲から起きた」と確信犯的にくり返したのです。

 

◆ファシスト・石原知事=山田区長と対決を

 「アウシュビッツ虐殺はでっち上げ」「戦争はユダヤの陰謀」と主張するネオナチ。イラクを一方的に侵略しておきながら「イラクが悪い」というブッシュ。「ウソも百回繰り返せば本当になる」とうそぶいたヒトラー。「南京大虐殺はウソ」「中国が戦争の原因」と叫ぶ「桜」=「つくる会」教科書グループ=石原知事・山田区長は、彼らと同類のファシストです。
 こんなファシストが都や杉並区の長となり、教育を支配し、「日の丸・君が代」を強制し、「つくる会」教科書を採用して、「特攻隊のように命を国に捧げる人間になれ」という教育をしようとしています。子どもたちをイラクや朝鮮・中国・アジアに侵略兵士として送り込むためです。今こそファシズムと戦争をはばむため力をあわせるときです。

★[区役所抗議先]003-3312-2111


2005年3月7日号

戦争賛美

つくる会教科書に掲載されている「特攻隊」出撃の写真。石原知事=山田区長=「つくる会」は「特攻隊」を二度と繰り返してはならない出来事としてではなく「日本民族の誇るべき歴史」として描き出し、青少年に「特攻隊」のようになれと扇動している。

 

山田区長・杉並区教育委員会が右翼テレビ「桜」を後援

石原=山田「教育改革」の目標は新たな「特攻隊」づくり

 石原都政と山田区政は「教育改革」を売り物にしています。しかし、石原知事や山田区長がやろうとしている「改革」とは、「子どもたちを戦争に送り出すための教育」へと変えてしまうことです。
 2月21日、セシオン杉並で「日本文化チャンネル桜・杉並支部発足記念」と銘打った集会が開かれました。「チャンネル桜」は昨年夏に開局し、「大東亜戦争の記録と精神を後世に伝える」(広報誌)と称して朝鮮・中国・アジアへの侵略戦争と「特攻隊」を賛美し、「防人の道」などという新たな戦争をあおる番組を流す極右の衛星テレビ(有料)です。設立者は「つくる会教科書」グループと重なっています。
 この「桜」の視聴者集めの集会を杉並区と区教育委員会が後援し、山田区長がメインの講演を行ったのです。区長はそこで「かつての戦争を私は大東亜戦争と呼ぶ。都革新などが区議会で文句をつけてきたが、あの戦争を侵略戦争と決めつけることはできない」などと「つくる会教科書」と同じ主張をしました。

 

■極右勢力による杉並の教育支配を許さない!

 この集会では、平和・平等教育に敵意をあらわし、イラク派兵を正当化し、戦争準備・憲法改悪をあおる発言が相つぎました。山田区長はこの「桜」でレギュラー番組まで持っているのです。山田区長は極右ファシスト勢力と深々と結びついています。成人式で「特攻隊に感謝せよ」という発言が飛び出したのは、こうした背景があったからなのです。
 石原知事と区長は、杉並を「つくる会」教科書拡大の突破口にしようとしています。極右勢力による杉並の教育の乗っ取りを許してはなりません。

 

「日の丸・君が代」ファシズムNO!

イラク開戦2周年 ただちに撤兵を!3・20国際反戦行動へ 戦争協力拒否・改憲阻止を掲げ

 「日の丸・君が代」強制に従わない教師は、全員処分しクビにするという石原知事・都教育委員会とのたたかいが、正念場を迎えています。ここで負けたらファシズムと戦争の時代の再来だと、多くの教職員・保護者・生徒、地域の労働者・市民が、強制拒否をたたかっています。都政を革新する会は、長谷川代表を先頭に卒業式会場前で強制拒否を呼びかけるビラをまいています。
 「日の丸・君が代」強制拒否のたたかいは、戦争体制づくりを許さないたたかいです。教育を戦争教育に変え、憲法を戦争憲法に変え、新たな戦争を準備する石原知事と小泉政権にノーの声を上げましょう。3月20日、イラク開戦2周年の日、戦争協力拒否のたたかいの先頭に立つ教育労働者と陸海空港湾労組20団体の労働者とともに、自衛隊の即時撤兵・9条改憲阻止を掲げて行動しましょう。

 

町田市の高校前ビラまきで逮捕!

(写真)町田署に押し寄せた抗議団。長谷川代表が抗議文をマイクで読み上げ、公安警察を圧倒しました

抗議殺到! 2日で釈放! 裁判所が即時釈放を命令

 3月4日、町田市の都立野津田高校前バス停で、卒業式の「日の丸・君が代」強制反対を訴えるビラを撒いていた男性2人が、警察に逮捕されました。警察を呼んだ高校校長と逮捕した町田署に抗議が殺到し、2人はすぐに釈放されました。

 

石原知事が女性差別暴言(「ババア発言」)居直る

「他人の発言の紹介」とウソ・言いわけ

 石原知事は「ババア発言」(「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア」などと述べた女性差別暴言)裁判の判決で、「多くの女性が不愉快になった」と厳しく批判されました。ところが彼は反省するどころか、記者会見で「自分は人の話を紹介しただけ。なぜ私が指弾されるのかわからない」などとウソをつき卑怯な言い逃れをしています。裁判所は判決で明確に「石原知事個人の見解」と断定しています。卑劣な女性差別主義者・石原知事を倒そう!


2005年2月28日号

石原=山田「教育改革」 「特攻隊」「大東亜戦争」「師範」……

戦争教育の復活がねらい

卒業式「君が代」起立拒否ではねかえそう

極右放送局「桜」と一体化!山田区長を徹底追及しよう

 とんでもない事実が判明しました。「特攻隊に感謝を」(成人式)、「大東亜戦争は自衛戦争」(2・21区議会)といった発言を繰り返していた山田区長が、右翼の「つくる会教科書」グループのメンバーらが設立した衛星放送「日本文化チャンネル桜」と一体となり、レギュラー番組まで持っていたのです。「桜」は、「日本人は特攻隊員のようになるべき」と主張し、放送内容は、自衛隊の宣伝や侵略戦争賛美のオンパレード。新たな「特攻隊」作りをめざす右翼プロパガンダ放送局であり、「つくる会」教科書のテレビ版です。
 区長は2月21日に行われた「桜」杉並支部の集会を区として後援し、自らパネリストとして参加しています。そこで都革新から議会で批判されたことを居直り、「侵略戦争という決めつけはやめるべき」と発言。数千万人ものアジア民衆を殺し傷つけ、日本人も三百万人以上が死んだ戦争に「正しい面」があったかのように主張したのです。

◆教え子を戦場に送る「師範」作り

 区長や石原知事は、侵略戦争の事実を教え、絶対に繰り返すなと教える教育に反対なのです。差別に反対し、すべての人が人間らしく生きる権利があることを教える教育に反対なのです。石原知事や区長が望むのは、競争と差別をあおり「国のために命を捨てろ」とたたき込む戦争教育です。その道具が「つくる会」教科書であり、その担い手づくりの機関が「師範塾」です。都革新の新城せつこ議員は、2月23日の区議会で、戦前の「師範」が教え子を戦場に送る役割を担った事実を突きつけ、区長を弾劾しました。

街の声
「山田区長は教育熱心だと思っていたが、とんでもない人だってことがわかった。石原知事と同じだ」
「山田区長はそんなこと言ってるの? あきれるよ」

 いよいよ卒業式が始まります。「日の丸・君が代」の強制と拒否者への不当な処分を許さないために、教育労働者と連帯して、ビラまきや街頭アピール行動をやります。手伝える方はぜひご連絡ください。電話03−3329−8813

 

これこそ圧政だ!

05年度都予算案

福祉は削減、警察は大増強

 05年度第1回東京都議会定例会が始まり、予算案が審議されています。都予算原案規模は一般会計歳入で5兆8540億円、前年度比1460億円増です。都税収入(4兆500億円)が前年度に比べ3300億円の増収となったからです。しかし、歳出は対前年度比1・1%減。増収のほとんどは財政調整基金の積み増しなどに投入され、福祉は徹底して切り捨てられています。その中で「治安対策」に予算が重点的に配分され、ここに石原都政の姿勢がくっきりと浮き彫りにされています。

 

◆警察だけに破格の予算配分

 八王子市に多摩西警察署を新設。総事業費は51億円です。「緊急治安対策」に109億円。前年度比22億円増で、破格の予算配分です。とくに警察官の増員(約18億円)や交番相談員への再雇用増(18億円)など人件費増が目立ちます。警察庁は05〜07年度の3年間で全国1万人の警察官増員計画を立て、そのうち警視庁には初年度300人の定数増を政令で決めています。この定数増をこえてさらに180人もの「定数外」の増員を警視庁はおこなっています。この人件費は都の一般財源でまかなわなければなりません。福祉部門などでは徹底的にリストラ・非正規雇用化を行いながら、一般財源を持ち出してまで警察官を増やすというのです。

 

◆リストラ・福祉切り捨て・戦争のため

 広島県警本部長の副知事任命、警視庁への都職員の派遣など石原都政は「警察都政」と言ってもいい状況です。福祉や民生部門が切り捨てられ、警察・治安部門のみが強化される政治を「圧政」というのです。
 石原都政=警視庁は、自衛隊のイラク派兵後、反戦ビラや政党ビラの配布を逮捕で弾圧しています。石原知事の警察強化の本当の目的は、リストラ・福祉切り捨てに怒り、戦争に反対する労働者・住民のたたかいを押しつぶすことです。石原「警察都政」に反対しましょう。

 

〜石原知事の女性差別発言裁判〜

「憲法の理念に相違」 東京地裁が批判

 石原知事は『週刊女性』(01年11月6日号)のインタビューで、「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババアなんだそうだ。女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪」と暴言をはきました。
 これに対して首都圏の女性131人が名誉を傷つけられたとして慰謝料を求めた裁判で、東京地裁は原告の請求は退けたものの「個人の尊重を定めた憲法の理念と相いれない」と述べ、「多くの女性が不愉快になったことは容易に推測される」と石原知事を批判しました。


2005年2月22日

    正体見たり!山田「教育改革」

「大東亜戦争は自衛戦争」と暴言

石原知事と戦争教育復活を推進する山田区長を許さない

2/21区議会「特攻隊に感謝を」発言を居直り、右翼ファシストと同じ持論を展開

 

昨日の区議会で、都政を革新する会のけしば誠一議員は、山田区長の成人式での「特攻隊に感謝を」という発言を弾劾し、「国のために命を捧げよ」という戦前の戦争教育の復活は許さないと追及しました。けしば議員の迫力に議場は静まりかえり、反動議員もヤジひとつとばせません。いつもけしば議員の質問から逃げていた区長ですが、ついにいたたまれなくなり、はじめて自ら答弁に立ちました。
 そこで区長は「特攻隊のような尊い犠牲に感謝するのは当然」と居直った上で「私は太平洋戦争という呼び方はしない。大東亜戦争というのが日本側の呼び方。この戦争は自衛戦争だった。マッカーサーも認めている」と「持論」を展開。これは右翼の「つくる会」教科書とまったく同じです。これが「山田教育改革」の正体です。「侵略戦争への反省」などかけらもなくこどもたちを再び戦場に送るものです。
 私たちは「日の丸・君が代」強制とたたかう教育労働者とともに石原=山田「戦争教育」と徹底的に対決します。

 

許さない! 抗議する!2・21都革新事務所不当捜索

「日の丸・君が代」強制反対の宣伝を弾圧!

議会活動を警察が妨害

ペンネームで宅急便を送ったから逮捕!エスカレートする警察の暴走を許すな

私たち都政を革新する会の議会活動・政治活動に対して、東京都・警視庁が悪質な妨害・弾圧を行いました。
 2月21日朝、都政を革新する会のAさんは、杉並区役所前で出勤する区の職員や来庁者に、けしば誠一区議会議員がその日の議会で石原=山田「教育改革」を追及することを知らせ、傍聴を呼びかけてました。そのAさんを、突然十数人の私服刑事が問答無用で逮捕・拉致し去りました。それを口実に同日昼過ぎに、都政を革新する会事務所への捜索が強行されました。
 Aさんの逮捕理由とは一体何か。都革新の事務所に「K」という日頃使っているペンネームで自分の衣類などを送った、ということなのです。このどこが「犯罪」なのか! 「偽名だから有印私文書偽造」で逮捕するなどというのは、とんでもない言いがかりです。これでは筆名、芸名を持つ人は全員逮捕です。

 

とんでもない思想・政治弾圧

 警察は都革新やAさんの政治活動や思想を問題視し、これを弾圧するために、逮捕理由・家宅捜索の理由を強引にひねり出したのです。これこそ「圧政国家」ではないのか! 
 このかんビラまきでの逮捕が相次ぎ、公安=政治警察の暴走はきわまっています。「戦争反対」「戦争協力拒否」「『日の丸・君が代』強制反対」などと主張する者は、どんな理由をこじつけてでも逮捕するというのです。これは戦時中と同じです。イラク戦争が泥沼化し、自衛隊の派兵が延長された中、戦争に反対する行動や議会での追及をおさえつけるためにこの弾圧が強行されたのです。
 しかし、こんな警察の卑劣な弾圧や妨害に誰が負けてなどいられるでしょうか。自民党・石原知事・山田区長とつるみ、「架空名義」や「架空請求書」で悪事の限りを尽くしているのは公安警察です。怒りは労働者民衆の中に沸騰しています。
 警察の妨害に屈することなく午後4時、かけつけた支援者が傍聴席で見守る中、山田区政、石原都政に対する徹底弾劾がなされました。


2005年2月21日

山田区長が新成人に「訓辞」

「特攻隊に感謝を」?!

許せない差別と戦争あおる石原・山田教育改革

都革新が区議会で追及  ぜひ傍聴を!

■山田区長の狙いは戦争動員

 山田区長は、成人祝賀のつどいで、20歳の「特攻兵」の遺書を読み上げました。彼は「皆さんが今日ここにあるのは特攻兵のおかげだ、感謝してほしい」と訴えたのです。イラク侵略戦争に、自衛隊が参戦し、平和憲法が踏みにじられ、改憲まで日程に上っている、まさにこの時にです。しかも、山田区長は戦争というこの情勢にあらがうのではなく、「運命に身を任せろ」「国のために命を捨てることが孝になる」と新成人に語ったのです。山田区長の狙いはハッキリしました。若者を戦争に駆り立てることです。身も心も国家に忠誠を誓う人間に若者を仕立て上げることです。 

■差別・選別あおる「杉並教育ビジョン」

 杉並区は「教育ビジョン」を発表し、愛国心教育と差別・選別教育をおし進めようとしています。「できる子」と「できない子」に子どもを選別し、少数の「できる子」だけをエリート教育し、それ以外の子を切り捨てています。子供の成長は一人一人違います。小さいうちから「できる子」「できない子」と決めつけられれば、子どもはどう思うでしょうか。今日、「学力の低下」なるものが喧伝されていますが、本当の問題は偏差値教育と差別・選別教育にあるのではないでしょうか。
 一部のエリートを養成する一方で、それ以外の人を低賃金の使い捨てができる労働者に仕立て上げていく。最後には、お国のために死ぬ「特攻兵」のような人間を作っていく。それが奥田・経団連や小泉「構造改革」のねらいなのです。

 

日の丸・君が代」強制にみんなで反対しましょう

3月卒業式で教育労働者と地域がいっしょに!

 昨年に続いて今年も卒業式において、「日の丸・君が代」が学校現場で強制されようとしています。「国のために命を投げ出す人間を作る」という石原知事の命令です。
昨年は多くの教育労働者が、「教え子を再び戦場に送るな」という誓いにかけて、処分に屈せず「君が代」起立を拒否しました。学校現場からの300人もの「反乱」に石原知事は顔面蒼白になりました。
 石原「戦争教育」に反対する教育労働者を孤立させてはなりません。地域の労働者・保護者・住民と教育労働者とが一緒になって「日の丸・君が代」強制に反対しましょう。
 石原知事といっしょに戦争教育を推進する山田区長に抗議し、戦争反対の声をあげましょう。2・21〜23の区役所前での宣伝行動にご参加ください。

 

「競争・差別・戦争」の山田教育改革に反対 区役所前行動への参加を
日時/2月21日(月) 11時半〜13時半
   
  2月22日(火)11時半〜13時半
     2月23日(水)11時半〜13時半
場所/ 杉並区役所前
行動/教育基本法の反対署名・都革新議員団のアピール
山田「教育改革」の正体

 

杉並区議会が2月18日から始まりました。区議会日程へ
一般質問予定(若干時間がずれる可能性があります)
・けしば誠一2月21日午後3時頃
・新城せつこ2月23日午後1時頃
ぜひ傍聴を詳しい日程は事務所(電話03−3329−8813)にお問い合せください。


2005年2月14日号

「特攻隊」遺書を成人式祝辞にした山田区長

戦前教育の復活=石原教育改革と杉並教育ビジョン

3月卒業式 「日の丸・君が代」強制拒否を

 

◆特攻隊を美化する石原知事と山田区長

 今年の成人式で山田区長は、特攻隊員の遺書を読み上げました。山田区長は青少年を「特攻隊」にかりたてた戦前の教育や社会のあり方を批判したのではありません。「日本人はかくあるべき」と訓辞したのです。山田区長は今年、「特攻隊」を美化する「つくる会」教科書を杉並の区立中学に採用させることをねらっています。
 一方、石原知事は今夏公開予定の「特攻隊」映画のシナリオを書き、「(特攻隊員の)青春の純粋性は何人にも否定されえないし、私が描きたいのはそうしたある確かな青春の姿」と述べています(文芸春秋04年9月号)。山田区長も石原知事も卒・入学式での「日の丸・君が代」強制に必死になっています。それはイラクで、そして朝鮮・中国・アジアで再び「特攻隊と同じ青春」を過ごす若者を作るためです。

 

◆教育基本法改悪の先取りをする山田区長

 山田区長は「杉並区教育ビジョン」を策定しました。中身は教育基本法改悪の先取りです。「平和」「個人の尊厳」という基本法の理念は消し去られ、「徳育」「日本の伝統」「郷土を愛する心」などが前面に登場しています。石原=山田教育改革の正体は、戦前教育の復活であり「国のために命を投げ出す人間」づくりです。
 都政を革新する会は、「日の丸・君が代」強制を拒否する教育労働者と連帯し、2月の区議会で山田区長の「教育ビジョン」を徹底的に追及します。ぜひ傍聴に来てください。

都政を革新する会の区議会一般質問
●2月21日(月)午後か、22日(火)午前の予定です。
区役所前行動への参加を
日時/2月21日(月) 11時半〜13時半
   
 2月22日(火)11時半〜13時半
場所/ 杉並区役所前
行動/教育基本法の反対署名・都革新議員団のアピール

 

介護をうばうな 厚生労働省へ交渉に行こう!

3月30日 介護保険に異議あり! 全国ネットワークがよびかけ

介護保険制度 05年見直し絶対反対

 介護保険制度が導入されてから5年。高齢者から介護が奪われていく制度であることが現実になっています。しかし、小泉政権は、介護保険制度のさらなる改悪をねらった法案を国会に上程しました。
 改悪@ 要支援・要介護度1 と認定された人の大部分は、これまでとは異なる「介護予防サービス」の対象となります。これまでどおりのヘルパー派遣が利用できなかったり、筋力向上トレーニングを強いられたりします。 
 改悪A 特養ホームなどの施設に入所している人に対して食事代や光熱費を含む部屋代の全額自己負担が求められます。月額3 .5万円の負担増となります。 このような改悪は絶対に認めるわけにはいきません。必要な人に必要な介護を、行政の責任で保障させる介護制度を要求しましょう。介護保険制度見直し法案に反対する署名を集め、3月30日に「介護保険に異議あり! 全国ネットワーク」(東京事務局長・長谷川ひでのり)が行う厚生労働省との交渉に一緒に参加しましょう。

ファシスト石原知事の暴走に怒りと危機感を抱く労働者・市民が待ち望んでいた書。
たちまち大反響! 
都内・全国主要書店にて発売中!ぜひご購読ください。
都政を革新する会でも注文を受け付けます。(送料無料)こちらまで
都政を革新する会代表 長谷川ひでのり著
「石原知事に挑戦状」とめよう戦争教育うばうな介護 定価1000円(本体)


2005年2月号外 教育特集

もうすぐ卒業式… 「日の丸・君が代」強制 は絶対に許せません

石原知事=山田区長は子どもたちを再び戦場に送ろうとしている!

教育のファシズム支配・命令、監視、処分で強制

 卒業生の門出を祝う場である卒業式が、石原都政の下で「国家に忠誠を誓わせる儀式」に変えられようとしています。式の主役は卒業生ではなく、「日の丸・君が代」になっているのです。 2003年10月に石原知事・都教育委員会は、「入学式・卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」という通達(「10・23通達」)を出しました。通達の中身は、@「日の丸」は壇上正面に掲げ、式参加者全員が「日の丸」の方向を向くこと、A「君が代」を号令とともに起立して歌うこと、B従わない教職員は処分するというものです。杉並の山田区長・区教委も同じような通達を区立学校長あてに出しています。
 この通達により、都内では一般的だった「対面式」の卒業式(卒業生と教職員・在校生が向き合う)は禁止されました。都教委は各学校に「監視員」を派遣し、式が通達どおりに行われているかをチェックし、保護者の「君が代」斉唱状況まで調査していたことが、明らかになっています。起立を拒否した教職員248人が戒告や減給の処分を受け、定年後も嘱託で教壇に立つことになっていた9人の先生が採用を取り消され、解雇されました。これは学校のファシズム支配です。
 戦前の軍国主義教育の復活を許してはなりません。「日の丸・君が代」強制を拒否する教育労働者を支援し、ともに強制反対の声をあげましょう。

 

石原知事に挑戦状ファシスト石原知事の暴走に怒りと危機感を抱く労働者・市民が待ち望んでいた書。
たちまち大反響! 
都内・全国主要書店にて発売中!ぜひご購読ください。
都政を革新する会でも注文を受け付けます。(送料無料)こちらまで
都政を革新する会代表 長谷川ひでのり著
「石原知事に挑戦状」とめよう戦争教育うばうな介護  定価1000円(本体)
 石原知事の暴走をなんとしてでも止めよう! この思いを一つの力にしようではありませんか。石原知事に真っ正面から「挑戦状」をたたきつけ、思いっきり対決して、そしてうち倒そうではありませんか。(まえがきより)

 

「特攻隊」が理想の人間像?!

石原=山田教育改革に反対!

2/21.22 区議会傍聴・区役所前昼休み宣伝行動(11時半〜13時半)へ

 石原知事は、今夏公開予定の特攻隊映画のシナリオを書き、「その青春の純粋性」を描きたかったと述べています。山田区長は成人式で特攻隊員の遺書を読み上げました。石原=山田教育改革のめざすものは、特攻隊員=「お国のために命を投げ出す人間」を理想とする教育です。イラクや北朝鮮、中国で侵略戦争をする兵士づくりです。

都革新は2月の区議会で山田区長が策定した「杉並区教育ビジョン」を徹底的に追及します。ぜひ傍聴を。(21.22日頃予定。詳細はお問い合せください)

 

何故「君が代」起立を拒否するのか

学校現場の声

◆『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会事務局長 近藤徹さん

 「東京の『日の丸・君が代』強制と大量不当処分は、まさにこの国を戦争する国にするための、憲法・教育基本法改悪の攻撃の先取りにほかなりません。私たちはこの戦争への道を断固拒否してたたかうものです。私たちは臆病者ではありません。私たちは、誇り高い勇気ある教育労働者です。彼らがどんなに『思想改造』を強制しようとも考えを変えません」(04年11・7 労働者集会での発言より)

◆昨年はじめて起立を拒否した教員Aさん

 「国を愛する心を、国歌や国旗によって国民に強制的に求めるのは、過去の歴史が示しているように、大きな間違いを犯すことになる。教育の場において、いかなる理由があっても『強制』という手段をとることは、軍国主義の暗い時代へと教育を逆戻りさせてしまう。間違った歴史をくり返さないようにすることが、教育の理念になくてはならない。私は、国旗・国歌に反対して起立せず、歌わなかったのではない。職務命令の内容にはそぐわないというべき『強制』という方法に反対の意思を表すため、そして教育の理念を守り続けるために、職務命令に従わなかったのである」
なぜ「君が代」起立を拒否するのか

2005年新春のつどい 石原倒すチャンス到来だ

長谷川さんとともに05年のたたかいへ

都議選に立つ都革新に期待と激励 

 1月23日に都革新と後援会の新春のつどいを開き、140人が参加しました。長谷川代表が、今年7月の都議選に向けて、〈教育〉と〈介護・福祉〉を焦点に石原都政と全面的に対決していく決意を明らかにし、介護と福祉を要求する杉並住民の会、動労千葉などの諸団体、支持者から激励をいただきました。新春のつどい報道へ

★東京都議会議員選挙の投票日は7月3日と発表されました。


2005年2月7日号

3月卒業式 「日の丸・君が代」強制を許さない

みんなで拒否しよう 教育を支配し、戦争に突き進む石原都政倒そう

 2月6日、日本教育会館で「教育基本法の改悪反対・『日の丸・君が代』の強制を許さない2・6総決起集会」が開かれ、教育労働者を先頭に1000人の労働者・市民が駆けつけました。
 ファシスト石原知事―都教委―校長の命令と処分、遠隔地への転勤などのいやがらせをはねかえし、再び3月の卒業式で「君が代」不起立を貫くと宣言した教育労働者の発言に参加者は胸を熱くしました。「教え子を再び戦場に送る」教師には絶対にならない、ファシズムの教育支配には屈しないと、職をかけ、人生をかけて決起している東京の教育労働者こそ、すべての労働者の誇るべき仲間です。
 「日の丸・君が代」強制拒否のたたかいは、教育基本法改悪と憲法改悪を阻止するたたかいです。すべての労働者が続くべき戦争協力拒否の運動です。だからこそ、すべての労働者、保護者、生徒、地域住民が総ぐるみで団結し、たたかうことが求められています。もはや一歩も引くことはできません。都政を革新する会は、処分をはねかえし、労働者としての誇り、尊厳をかけて決起する教育労働者に心の底から連帯し、ともにたたかいます。

組合つぶし・福祉切りすて・戦争動員

民営化・大リストラはねかえそう

05春闘に立ち上がろう

 小泉政権は、「官から民へ」のかけ声のもと、郵政民営化を突破口に、医療、福祉・保育、教育などあらゆる分野で大々的な民営化を推進しようとしています。石原都政も「都政の構造改革」「都の仕事の民間への開放」を掲げ、水道や都営交通も民営化しようとしています。この民営化は、いったい誰の利益のために進められているのか。労働者、民衆の暮らしをよくするためか。まったく違います。
 民営化とは第一に、公務員労働者が守ってきた労働組合を根こそぎにすることです。労働者の団結をつぶし、労働者同士の競争をあおり、労働者を企業と国の言いなりになる奴隷にして、戦争に協力させるものです。第二に、公的部門を大企業の食い物にし、金のない者から医療・介護・福祉・保育・教育などを奪うものです。
 小泉政権=石原都政は、労働者の犠牲の上に史上最高のもうけを出しているトヨタの会長で日本経団連会長である奥田氏ら、財界・大資本の利益のために民営化をすすめています。民間労働者と公務員労働者はともに団結し、05春闘から反撃に立ち上がりましょう。


2005年1月1日

長谷川ひでのり2005年の抱負を語る

とめよう戦争教育・うばうな介護

石原知事に挑戦状

●「日の丸・君が代」押し付けに反対し、教基法改悪反対署名をすすめよう

 日頃よりの暖かいご支援ありがとうございます。2005年は、処分に屈せず「日の丸・君が代」を拒否してたたかっている教育労働者や、昨年11・7労働者集会で熱い連帯の絆を結んだ米・韓をはじめとする全世界の労働者、そして介護と福祉を取りもどすために立ち上がっている地域のみなさんともに石原知事に「挑戦状」をたたきつけていく年だと考えています。
 05年のたたかいの課題はまず、戦争反対のたたかいです。米英日によるイラク侵略戦争、自衛隊のイラク派兵、この戦争と一体で進められている米軍再編と自衛隊の新防衛計画の大綱での戦争体制の強化、沖縄の辺野古での海上基地建設。その中心になるのが「日の丸・君が代」強制攻撃を粉砕するたたかいです。そして、今国会に上程される教育基本法改悪とそれに続く改憲とのたたかいです。
 小泉首相は、アメリカ=ブッシュと枢軸を組んでどこまでも世界戦争を一緒にやるつもりです。しかも石原知事はその先端を担っています。だから、石原知事と都教委は03年10・23通達をだして、教育現場への「日の丸・君が代」の強制で教育労働者の団結を解体し、「死を強制する教育」に動員しようとしたのです。
 ここをめぐって石原知事と教育労働者の激突が生じています。石原都政の最大の反動的政策が教育に対する攻撃ですが、それに対する反乱の火の手が東京で上がったのです。
 戦後の教育労働者、日教組のたたかいは、「教え子を戦場に送らない」というスローガンのもとに、全労働者階級、全労働組合の最先端で戦争協力拒否をたたかいました。私が活動を始めた頃は、杉並でもあちこちの小学校で、組合の役員が処分されて激励していました。先生たちがたたかっているときは生き生きしているから、子どもたちも信頼します。教育労働者が生き生きとたたかうことが学校にとって一番必要なことです。
 処分を受けた教育労働者が、子どもたちにも狙いが定められている以上は絶対に譲れないと言っています。「お国のために命を捨てる子どもたちをつくれということなんだ」と。「このやり方は教育基本法が否定した戦前的な教育システムそのもの。これを許せば教育内容すべてが国の命令で決められる。教育基本法改悪の先取りだ。教育基本法改悪阻止の闘いをすべての労働者の力で強めよう」と訴えています。
 こんな石原知事を倒せるのは、労働者や住民の大きなたたかいです。いま、地域で教育労働者を囲む集会を開いたり、教育基本法改悪反対の署名運動を進めていますが、ぜひ、この杉並でもたたかう教育労働者を支える大きな運動を起こしていきたい。そして、3月の卒業式をめぐっては去年以上のたたかいを爆発させたい。さらに、教育基本法改悪、改憲反対の大きなたたかいをつくっていきましょう。

保育や福祉切り捨て・介護保険制度05年見直しとのたたかい

 05年のたたかいのもうひとつ課題は、介護保険制度の改悪を始めとした福祉解体とのたたかいです。
 福祉の切り捨てという点でも東京都は国を上回る方向性を出しています。1期目の石原都政がやったのは認証保育所制度です。これは一言でいえば、公設保育を民営化し、資本をもうけさせるための制度です。保育料が、契約ですから月5万円とかそういう金額に上がった。働く女性労働者の要求を逆手にとり、「0歳から」「駅前」「13時間開所」をうたい文句に、しかし結果的にできるものはビルの中だから園庭がまったくないということになる。およそ非人間的な保育園にならざるを得ない。保育労働者の労働条件も徹底的に破壊される。これに21億円も予算を投入している。そして、2期目の石原都政は保育の全面的市場化をやろうとしているのです。保育は、福祉でも子どものためでもなくなるということです。
 それから、「障害者」施設を、廃止に向けて順次規模縮小とか、廃止とか、早期に民間移譲とか、ほとんど全部の施設がそういう方向で処理されようとしています。美濃部都政が築き上げた東京の福祉を最後的になくそうとしています。「障害者」とか高齢者に税金を使う必要はないし、使う時には資本の利益のために使うということであり、自治体の責任という考
え方を完全に捨てた。憲法25条の健康で文化的な生活を保障するのが国の責任だという考え方をなくすということです。
 私たちは介護保険制度そのものが高齢者から介護を奪うもので反対しています。そして必要な人に必要な介護を全面的に要求していくという立場です。ところが今、介護保険が5年ごとの見直しの時期に入っていて、介護保険制度を作ったときにペテン的に言っていた「介護の社会化」などという理念だとか、趣旨さえ踏みにじるかたちで改悪が行われようとしている。これにはみんな怒っている。保険料は取って介護はしない。それがうち切られたら杉並の高齢者、とりわけ一人暮らしの人たちに介護保険制度になって増大した孤独死がさらにまん延するでしょう。
 この問題を典型にして、年金・医療を含めて社会保障を徹底的に解体しようとしています。戦争と福祉切り捨ては一体です。高齢者の介護を担っている労働者の人たちと一緒に、たたかっていきたい。と考えています。
 厚生労働省や杉並区と交渉していて感じるのは、国や区も自信がないということです。本当に力関係だと思います。運動が全国的にまき起こったら国や区もできないでしょう。例えば厚生労働省との交渉では、ヘルパー派遣をうち切られたら生きていけない高齢者の現実を突きつけると「ヘルパー派遣を継続できるように検討します」と言わざるをえない。
 また労働組合も当然自分たちの家族の問題でもあり、高齢者も労働者階級の一員ですから、年金問題と同様に正面課題にすえていくべきだと思います。まずは高齢者が怒りをぶつけ、先頭で決起していくことですね。
 たたかいの年です。ともに明るく頑張りましょう。

Toseiwo Kakushinsuru Kai