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| 「月刊新コスモス」で連載中 | 1996年09月掲載開始 第100〜 |
INDEX■ 001 -- ■ 049 001--049 ------------------------------------------------------------ ■ 050 -- ■ 051 050--099 ------------------------------------------------------------ ■ 100 ●「晩春」 ●「叛乱」 ●「仁義なき戦い」 戦後60年読み直し日本映画 ベスト6 その(1) ■ 101 ●「愛のコリーダ ●「病院で死ぬということ」 ●「刑務所の中」 戦後60年読み直し日本映画 ベスト6 その(2) ■ 102 「黒部の太陽 ミフネと裕次郎」(新潮社/1600円・税別) 「黒部の太陽」という映画が持つ意味 ■ 103 アメリカ映画「Shall we Dance?」 日本人必見のアメリカ映画? ■ 104 骨太の複眼的な人間群像ドラマ 日本映画「樹の海」 ■ 105 「Dear フランキー」と「ヴェラ・ドレイク」 話題の作り話映画よりリアルな秀作を ■ 106 思わずゾッとしてきてしまった! 今年の夏の日本映画を回想する ■ 107 今「ヴェニスの商人」映画化の意味は? ユダヤ人への差別の問題 ■ 108 韓国ドラマの民族的エネルギーに脱帽 「宮廷女官チャングムの誓い」について ■ 109 戦艦大和はなぜ沈んだのか? 男たちの大和/YAMATO」シナリオ製作のプロセス ■ 110 「キング・コング」と「SAYURI」/巨大な野獣とゲイシャの関係 ■ 111 2005年の日本映画の傾向/逃避映画が賞をもらう ■ 112 ハマのメリーさんとは誰? 映画「ヨコハマメリー」をめぐって ■ 113 そんなことが確かに あった… 日本映画「バッシング」
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■杉並映画村通信 100 2005年02月掲載
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連載100回記念特別企画
連載 第100回 ●「晩春」 ●「叛乱」 ●「仁義なき戦い」
(1949年/小津安二郎監督/松竹映画) 敗戦後四年目の、アメリカ軍占領下の日本で作られた、松竹伝統のホームドラマである。アメリカ的なものは自由で民主的で総てよく、日本的なものは古くて封建的で総て悪い、と思われていたような時代であった。
●「叛乱」 (1954年/阿部豊監督/新東宝映画) 二・二六事件の全体像を、スケール大きく叙事的に描いた人間群像ドラマとして、これは今改めて再評価されていい、日本映画の秀作である。性格俳優の佐分利信が、西田税の役を演じると同時に監督もするはずだったが、撮影三日にして病に倒れ、阿部豊監督がバトンタッチして、その部分も撮り直した。 ●「仁義なき戦い」
(1973年/深作欣二監督/東映京都撮影所映画) 原爆投下で焦土となった広島に、眼を野良犬のようにギラギラさせた若者たちが、戦争から帰ってくる。そして食うため、生きるために焼け跡の闇市で、ヤクザの組を結成する。さらに組のシンボルとして、金子信雄の虚勢をはる中年の土建屋を、親分にかつぎあげる。皆がダメ男ぶりを笑っていた男だ。だが抗争を重ねて組が大きくなり、若者たちがいい顔になっていくにつれて、時代は高度成長し、組の統制は乱れていき、いつしかダメ男の親分が、実質的に組を統御していくようになってしまうのだ。 「晩春」と「反乱」は、黒白のスタンダード画面映画であり、「仁義なき戦い」は、カラー・シネマスコープサイズの、横長大画面映画である。どれも、大きなレンタル・ビデオ店だったら、ビデオ化かDVD化された作品を、借りて見られるはずである。 白井さんの杉並映画村通信は新コスモス第2号(96年9月)から連載が開始され、今号で100回目を迎えました。本紙で最も人気の高いコーナーです。100回記念特別企画を2回にわたって掲載します。
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■杉並映画村通信 101 2005年03月掲載
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連載100回記念特別企画
連載 第101回 ●「愛のコリーダ ●「病院で死ぬということ」 ●「刑務所の中」
(1976年/大島渚監督/フランス資本=大島渚プロ) 大島渚監督が、全シーンを日本人を使って日本で撮影しながら、あくまでもフランス資本で作られた日本ロケのフランス映画であるという解釈を貫いて、果敢なセックス・シーンの映像化を大胆不敵に実現させてしまった、日本映画である。
●「病院で死ぬということ」 (1993年/市川準監督/オプトコミュニケーション=スペースムー他によって作られた独立プロ映画) 時代の空気をとりこんだテレビCMの名演出家でもある市川準監督が、劇映画に進出して作った六本目の作品である。ガンによる死を間近にした入院患者たちや、末期医療にとり組む医師や看護師たちの姿を、クロース・アップをいっさい使わぬ、ロング・ショット(遠景描写)の長まわしで撮影した、抑制の利いた人間ドラマだ。 ●「刑務所の中」 (2003年/崔洋一監督/ビーワイルド他によって作られた独立プロ映画) 「愛のコリーダ」も「病院で死ぬということ」も「刑務所の中」も、特異な枠組みの中で、抑制を利かせた映像表現で、人間が生きるということの意味を、強烈に問いかけてみせた映画である。
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■杉並映画村通信 102 2005年04月掲載
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連載 第102回 「黒部の太陽 ミフネと裕次郎」(新潮社/1600円・税別)という本映画監督の熊井啓が、「黒部の太陽 ミフネと裕次郎」(新潮社/1600円・税別)という本を出した。大手映画会社の東宝に所属していた三船敏郎と、日活に所属していた石原裕次郎という、日本映画の大スター二人が、それぞれのプロダクションを提携させて、「黒部の太陽」(1968)という大作(3時間15分)を製作した時の、記録である。
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■杉並映画村通信 103 2005年05月掲載
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連載 第103回 アメリカ映画「Shall we Dance?」
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■杉並映画村通信 104 2005年06月掲載
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連載 第104回 日本映画「樹の海」
ヤクザ系のサラ金の取り立て人をやっているチンピラ(池内博之)が、金を返すことができずに追いつめられ、大樹海に迷いこんでいった若い女性(小嶺麗奈)の携帯電話に導かれて、ここに足をふみいれることになる。 |
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■杉並映画村通信 105 2005年08月掲載
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連載 第105回 「Dear フランキー」と「ヴェラ・ドレイク」
※「フランキー」は渋谷ル・シネマ2で8月上旬までは確実に上映 |
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■杉並映画村通信 106 2005年09月掲載
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連載 第106回 今年の夏の日本映画を回想する
毎シーズンある週刊誌の企画でやっている、「夏休み映画30本採点表」で、今夏は何とか25本の作品を見て、点数をつけた。なかなか疲れる仕事なのだが、これは毎年その時々の世界の映画の動向というものを、チェックするいい機会でもあるのである。 ※本紙掲載分に加筆修正もれがありました。お詫びします。
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■杉並映画村通信 107 2005年10月掲載
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連載 第107回 今「ヴェニスの商人」映画化の意味は?
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■杉並映画村通信 108 2005年12月掲載
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連載 第108回 「宮廷女官チャングムの誓い」について NHK総合テレビで放映の始まっている、韓国の歴史もの大長編テレビ・ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を、先行するNHKテレビBS2の放映で、すでに全54話の大部分を見た。「冬のソナタ」の次に、日本でのブームが起こっている、話題の「韓流ドラマ」である。
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■杉並映画村通信 109 2006年01月掲載
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連載 第109回 「男たちの大和/YAMATO」シナリオ製作のプロセス
お正月向けの大作日本映画「男たちの大和/YAMATO」を見た。日本人好み(?)の、歪曲化されたセンチメンタリズムとヒロイズムにいろどられた、非運の巨大戦艦大和とその乗組員たちのことを描いた映画、という印象である。正直いって、まだこんな古いパターンの日本映画が作られているのか、という気がした。
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■杉並映画村通信 110 2006年02月掲載
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連載 第110回 「キング・コング」と「SAYURI」
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■杉並映画村通信 111 2006年03月掲載
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連載 第111回 「キング・コング」と「SAYURI」
2005年の日本映画の、ベスト10選出や映画賞の発表などが、いっせいに始まっている。そしてどこでも、だいたい「ALWAYS/三丁目の夕日」「パッチギ!」といった映画が、上位を占めたり賞をもらったりするケースがとても多い。それに「男たちの大和/YAMATO」が、入ったりもする。
そのどれもが、過去の時代のことを回顧した日本映画であるところが、まったく共通している。「あのころの日本は貧しかったけれど、日本人は生きることに懸命で、幸せな時代だった」という「ALWAYS/三丁目の夕日」。「あのころは、日本人も在日コリアンの人たちも、生き生きとしていた」という「パッチギ!」。
映画というものは、あくまでも今日ただいまの日本の現状というものを描き、そこから近未来を予兆する、という作りかたが基本であろう、と私は思っている。過去の時代を作品に設定するというのも、そのことを、なかなかとらえ難い今日の時代というものを、より鋭く透視するための武器として使うのなら、いいだろう。より大きく前に向かって飛ぶための、ジャンピングボードのようにして。 |
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■杉並映画村通信 112 2006年04月掲載
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連載 第112回 映画「ヨコハマメリー」をめぐって
「ヨコハマメリー」という上映時間1時間32分の面白い長編ドキュメンタリー映画が、登場してきた。今年30歳の横浜育ちの中村高寛監督が作った、劇場用映画デビュー作品である。 |
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■杉並映画村通信 113 2006年07月掲載
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連載 第113回 日本映画「バッシング」
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